ホルダーの皆様、お疲れ様です。
本日発表されたコマツの2025年度決算・2026年度見通しを確認しました。
タダノの次回の決算を占う上で最重要となる「北米市場の動向」について、3つのポイントで整理してみました。
結論から言うと、売上面(需要)はかなり期待できそうですが、利益面(コスト増)には少し警戒が必要な内容です。
1. インフラ・エネルギー向けの需要は極めて堅調(ポジティブ)
コマツの決算資料によると、北米の建機需要はデータセンター等のインフラやエネルギー向けが牽引しており、2025年度の需要は前年比+3%と増加しています。さらに2026年度の需要も引き続き堅調に推移すると見通されています。タダノの主力であるクレーンは、住宅よりもまさにこういったインフラ整備や非住宅分野で活躍するため、タダノの北米向け売上にとっても大きな追い風が吹いていると判断して良さそうです。
2. レンタル会社向けの需要も底堅い(ポジティブ)
北米のレンタル向け需要も堅調に推移しているとのことです。北米市場で大きなウェイトを占めるメガレンタル企業などの投資意欲が衰えていないことは、タダノのクレーン需要の下支えとして力強いサインですね。
3. 値上げは進むも、米国関税等のコスト増が重石に(警戒ポイント)
コマツ全体として、販売価格の改善(値上げ)はしっかりと進んでいる(25年度で+791億円の増益要因)ものの、米国関税によるコスト増を含む原価差(▲816億円の減益要因)等のマイナス影響が大きく、建設機械・車両部門は減益となっています。26年度見通しにおいても、米国関税によるコスト増(378億円の損)が織り込まれています。タダノにおいても、北米ローカルのインフレやコスト増に対して、しっかりと値上げ幅が追いついて利益率(マージン)を確保できているのか、Q1決算での確認が必要そうです。
まとめ
北米の旺盛なインフラ需要とレンタル需要を背景に、タダノの北米売上トップラインの伸びにはかなり期待が持てます!
一方で、利益率がコスト増で圧迫されていないかが注目ポイントになりそうです。
来月のタダノの第一四半期の決算発表を楽しみにしております。
投資の参考になりましたか?



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