日経平均は781円安と大幅反落、週末要因や米雇用統計控え様子見=5日後場

4/5 15:19 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
テルモ2,671.5+12.50
アドテスト5,123-19
HOYA18,195-240.00
大和証G1,127-3.50
野村HLD871.9+3

 5日後場の日経平均株価は、前日比781円39銭安の3万8992円08銭と大幅反落し、終値ベースでは3月18日(3万8935円)以来の3万9000円割れとなった。TOPIX(東証株価指数)も同29.38ポイント安の2702.62ポイントと反落した。米株安を受け朝方から売りが先行。弱含みの展開が続くなか、日経平均は午前10時57分に、同998円90銭安の3万8774円24銭と下げ幅が1000円に迫る場面もみられた。その後、下げ渋る動きをみせたものの、週末要因や、現地5日に米3月雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が強まった。東証プライム市場の出来高は18億2633万株、売買代金は4兆5108億円。騰落銘柄数は値上がりが566銘柄、値下がりは1026銘柄、変わらずは60銘柄だった。

 市場では「日経平均は今回の下げで値幅調整は済んだとみられるが、下げ幅が大きかったことから日柄調整が長引く可能性もありそう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、33業種のうち25業種が下落、8業種が上昇した。テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株が下落。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株や、ディスコ <6146> 、SMC <6273> などの機械株も安い。東電力HD <9501> 、中部電 <9502> などの電気ガス株や、バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株も軟調。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、信越化 <4063> 、富士フイルム <4901> などの化学株も弱かった。一方、クラボウ <3106> 、ゴルドウイン <8111> などの繊維株や、JR東日本 <9020> 、JR西日本 <9021> などの陸運株、ENEOS <5020> 、コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株が高い。

 個別では、東邦鉛 <5707> 、三協立山 <5932> 、TOWA <6315> 、ダイセキ <9793> 、野村マイクロ <6254> などが下落。半面、オンワードH <8016> 、アルインコ <5933> 、ハローズ <2742> 、ユニチカ <3103> 、ライドリC <2585> などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/5(金) 15:19

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