日経平均は663円程度安、売り一巡後は安値圏でもみ合い=16日前場

4/16 10:09 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
出光興産1,074.5+26.50
ENEOS730.9+19
第一生命H3,649+38
郵船4,466+261
商船三井4,990+277

 16日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前日比663円程度安い3万8569円前後で推移する。きのう15日は、取引終了にかけて下げ渋る動きがみられたものの、現地15日の米国市場で好調な経済指標により金利が上昇、NYダウが6日続落、ナスダック総合指数も続落したことから、売りが先行した。東京外国為替市場で、ドルに対し円安に振れているが株価の反応は限られている。午前9時41分には同709円49銭安の3万8523円31銭を付けた後は、安値圏でのもみ合いとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比525円安の3万8705円だった。

 業種別では、33業種のうち32業種が下落、1業種が上昇している。出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が下落。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も安い。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、ディスコ <6146> 、ダイキン <6367> などの機械株も軟調。ニトリHD <9843> 、ファストリテ <9983> などの小売株や、クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株も弱い。一方、テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株が高い。

 個別では、古野電 <6814> 、FPパートナ <7388> 、HIOKI <6866> 、SFOODS <2292> 、ヒトコムHD <4433> などが下落。半面、テラスカイ <3915> 、ヨシムラFH <2884> 、東宝 <9602> 、フルマルHD <7128> 、ダイヤHD <6699> などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時4分時点で、1ドル=154円台の前半(15日は153円90-91銭)、1ユーロ=163円台の後半(同164円02-06銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/16(火) 10:09

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