日経平均は196円安、4日ぶり反落も取引終了にかけて下げ渋る=31日後場
31日後場は日経平均株価が、前日比196円14銭安の3万9081円25銭、TOPIX(東証株価指数)が同8.21ポイント安の2695.51ポイントと、そろって4日ぶりに反落した。朝方から売りが優勢でスタート。日銀金融政策決定会合の結果発表を前に、手控えムードが広がる格好となった。決定会合では、短期金利の誘導目標を現行の0.25%程度で据え置くことを、全員一致で決定。大方の想定通りの結果となったが、為替相場が円高方向に振れたことを受け、日経平均は午後1時33分に、同445円18銭安の3万8832円21銭を付ける場面もみられた。売り一巡後は取引終了にかけて、下げ幅を縮小した。東証プライム市場の出来高は21億9131万株、売買代金は4兆9740億円。騰落銘柄数は値上がりが1136銘柄、値下がりは458銘柄。変わらずは52銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち12業種が下落、21業種が上昇した。日立 <6501> 、キヤノン <7751> などの電気機器株や、日本紙 <3863> 、北越コーポ <3865> などのパルプ紙株が下落。伊藤忠 <8001> 、丸紅 <8002> などの卸売株や、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株も安い。7&iHD <3382> 、ファストリテ <9983> などの小売株や、KDDI <9433> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株も軟調。東電力HD <9501> 、関西電 <9503> などの電気・ガス株や、アコム <8572> 、JPX <8697> などのその他金融株も弱い。一方、三和HD <5929> 、LIXIL <5938> などの金属製品株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株、JR西日本 <9021> 、JR東海 <9022> などの陸運株が高い。
個別では、ストライク <6196> 、エムスリー <2413> 、九電工 <1959> 、京セラ <6971> 、NRI <4307> が下落。半面、東鉄鋼 <5445> 、JBCCHD <9889> 、山九 <9065> 、エレマテック <2715> (監理)、M&ACH <2127> などが上昇した。
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最終更新:10/31(木) 15:31