25日後場は日経平均株価が、前日比831円60銭安の3万7628円48銭と4日ぶりに急反落。TOPIX(東証株価指数)も同47.20ポイント安の2663.53ポイントと4日ぶりに反落した。きのう24日に大幅に3日続伸した反動や、戻り待ちの売りが先行。あす26日、日銀金融政策決定会合の内容が明らかになるほか、植田和男日銀総裁の会見も控え、積極的な売買は限られた。手控えムードが強まるなか、弱い地合いが続き、日経平均は午後2時40分に、同855円85銭安の3万7604円23銭を付けた。東証プライム市場の出来高は15億9431万株、売買代金は3兆9669億円。騰落銘柄数は値上がりが234銘柄に対し、値下がりは1389銘柄と全体の8割を超えた。変わらずは44銘柄だった。
業種別では、全33業種が下落。東電力HD <9501> 、中部電 <9502> などの電気・ガス株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が安い。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株も下落。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株や、テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株も弱い。ディスコ <6146> 、SMC <6273> などの機械株や、第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株、クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株も軟調だった。
個別では、メタウォータ <9551> 、フューチャー <4722> 、東ガス <9531> 、東海理化 <6995> 、CIJ <4826> などが下落。半面、航空電子 <6807> 、杉本商事 <9932> 、NISSHA <7915> 、大真空 <6962> 、中外炉 <1964> などが上昇した。
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最終更新:4/25(木) 15:17
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