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円、対香港ドルでも34年ぶり安値 「訪日に備え両替」 歴史的な円安は香港でも話題になっている。外国為替市場で円は対香港ドルで34年ぶりに1香港ドル=20円台まで下落し、29日には一時20円台半ばまで円安・香港ドル高が進んだ。日本好きの香港人は次の訪日旅行に備えて両替し、ぜいたくな消費を計画する。一方で日本人は、家族を香港に残して帰任した駐在員が円安による仕送り水準の目減りを懸念するなど生活苦に直面している。
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為替少し取れた 香港ドルだから1000、2000円 とかだが草
節目の1香港ドル=20円台を付…
2024/04/30 15:07
節目の1香港ドル=20円台を付けたのはアジア時間26日午後。ちょうど日銀の植田和男総裁が、金融政策決定会合後の記者会見に臨んでいたさなかだった。同じ時間帯に香港の両替所をのぞくと行列ができていて、両替した円を手に笑顔の客も数人見かけた。 「また日本に旅行するから、もう少し円を買うつもり」。ある香港人女性は話す。4月初めに10万円を購入。その後も為替レートをみながら、こまめに円に両替している。別の香港人女性は、既に複数回の訪日旅行の予定を組んでいる。服や化粧品、ブランド物などの買い物を増やし、円安で手が届くようになった焼き肉、すき焼きなどの高級レストランにも足を運ぶ計画だ。 香港は1983年から、香港ドルと米ドルを事実上連動させる通貨制度を導入している。そのため、円安・米ドル高が進む局面で、円は香港ドルに対しても下落しやすい。円の対米ドル相場は29日、一時1米ドル=160円台前半と34年ぶりの安値を付けた。