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日経平均、米ハイテク株高が追い風(先読み株式相場)2024年5月27日 8:01 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL2612Y0W4A520C2000000/ 27日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。前週末24日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場では買いが優勢となりそうだ。前週末に日本株が下げた反動で見直し買いも入りやすい。日経平均は24日終値(3万8646円)に比べて300円以上高い3万9000円が上値メドになる。 24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに小幅に反発し、前日比4ドル(0.01%)高の3万9069ドルで終えた。米国のインフレ圧力の根強さが後退したとの見方が支えとなった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、1.10%高となり過去最高値で終えた。 前週末のハイテク株を中心とした米株高の流れを受け、週明け27日の東京市場では買いが先行しそうだ。日本時間25日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物6月物は上昇し、前日の清算値と比べ200円高い3万8800円で終えた。先週に好決算を発表した米半導体大手のエヌビディアが2.57%高と続伸したことで、主力の半導体銘柄に物色が向かいそうだ。 もっとも、買い一巡後は伸び悩む展開が想定される。最近の日経平均は心理的な節目となる3万9000円前後の水準で利益確定売りや戻り待ちの売りが出ている。27日はメモリアルデーの祝日で全米市場が休場となるため、持ち高調整の売りも出やすい。 個別では、ニデックに注目だ。24日に過去に公表した有価証券報告書と決算短信の一部を訂正すると発表した。ミスを防ぐための内部統制に不備があったとしている。一方、350億円を上限とする自社株買いも発表している。 27日は日銀の植田総裁が日銀金融研究所主催の2024年国際コンファランスで開会挨拶する。内田副総裁の講演も予定されている。
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決算短信の中では、次期の売上高予想を前期比2.9%減の85億円としている理由について、明確な記載は見当たらない。 要点は3つ。 *ホブ盤では、前期の大口需要の反動により減少しました *中国景気の鈍化 *フライス盤においても、国内外の需要が伸び悩んだ。 上記のマイナス要因を捉えたうえでの結果だと思う。 次期の見通しに関する説明の中で、「主力製品のラップ盤については、半導体シリコンウエーハ加工用やSiC(炭化ケイ素)をはじめとするパワー半導体ウエーハ、および光学関連部品加工用、自動車部品をはじめとする金属部品加工用ファイングラインディングマシン等の拡販に引き続き、注力してまいります。」と述べられています。 この記述から推測するに、ラップ盤の需要は堅調に推移すると見込まれるものの、ホブ盤やフライス盤等その他の製品の販売動向に不透明感があることから、全体としては若干の減収を見込んでいるのかもしれません。 会社としては次期もホブ盤の拡販に注力する方針を示していますが、前期のような大口需要が見込めるかは不透明であり、加えて中国景気の先行きにも不確実性があることから、次期のホブ盤、フライス盤の販売動向については慎重な見方をしているのかもしれません。その結果、全体の売上高予想を若干低めに見積もっているものと推察される。
本日、5月27日(月) …
2024/05/27 17:27
本日、5月27日(月) <6594>ニデック(2023年4月) 前回の投稿は、05/22(水)7,626円 今日の終値は、05/27(月)7,903円 +3.6%の上昇率 ◆2024/5/27(月)08:36 FISCO 2023年3月期、24年3月期の決算を訂正し、純利益を下方修正した。 連結子会社間の取引に関して 売上高などを調整する際に調整対象を誤認し、 子会社ニデックドライブテクノロジーの売上高を 過大に計上していたことが判明したという。 あわせて、500万株(発行済みの0.87%) 350億円上限の自社株取得枠設定を発表。 決算訂正で嫌気売りが先行することになろうが、 自社株買いの発表を受けて、 売り一巡後の押し目狙いに向かわせそうだ。 ニデック株、朝安後一時上昇 決算訂正嫌気の売り限定的 ◆2024/5/27(月)10:39 NQN ニデックが一進一退となっている。 朝方に一時、前週末比154円(1.93%)安の7798円まで下落した。 24日、過去に公表した有価証券報告書と決算短信の一部の訂正を発表した。 減速機を手掛ける子会社ニデックドライブテクノロジーによる 売上高計上などにミスが見つかり、 2023年3月期と24年3月期の連結純利益を計82億円下方修正した。 内部統制の不備と受け止めた売りが先行した。 グループ間の取引を伴う売上高などの連結調整の一部で誤認があったという。 5月に入り、会計監査人であるPwC Papanと 連結調整にかかわる処理を再確認するなかで発覚した。 ただ、過去の決算修正とあって25年3月期(今期)の業績には 大きな影響はないとの見方に加え、 足元のニデック株の上昇基調で強気に傾いている 短期投資家の買いも入っているようで、 株価は朝安後、上昇に転じる場面もある。 24日には自社株取得枠の設定期間の延長も発表した。 5月27日〜25年5月26日の間に最大350億円の自社株買いを実施する。 もっとも、1月に決議した自社株の取得状況は、 24年1月25日から同5月24日までの期間、取得は0円だった。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕 05/27(月)7,903 前日比-49(-0.62%)