検索結果
-
アドバンに関して触れましたので、もう少し補足をさせていただきます。 巷ではAIチップにおけるSOCテスタの重要性は深まり、より複雑化、高度化しアドバンテスト等への関心が寄せられると言われています。このこと自体は間違いではありませんが、それは検査プログラム等の複雑化、高度化を意味することで、どちらかというと設備の使われ方の話だと思います。装置そのものの必要台数はやはり半導体市況全般の動向に比例すると思われますので、東京精密とさほど変わるものではないと感じていました。ですのでアドバンが高値を更新しているときには東京精密も3万円が許容されるべきであるとの立場です。しかし株価というものは時間を追って実態に収束して行きますので、いずれは東京精密とのPER乖離は小さくなっていくと考えています。アドバンのテスタが必要であれば、同程度の東京精密の機器も必要なはずですので。 私が東京精密へ拘る理由は、プローバーの将来性にあります。今後はAIチップやチップレットデバイスの方向性に対して、ウエハレベルでの検査の重要性が非常に高まると考えています。ダイレベルで良否判別が明確でないと、完成品レベルでPKGした状態でF検査し、不良判定された際のコスト的、リードタイム的、デリバリー等、ダメージが非常に大きくなるためです。 東京精密のプローバーは世界首位であり、また温度制御を加えた検査が可能であるので、不良率カーブを考慮したKGDが可能です。 また更にその温度制御の精度が高まると半導体レーザーにも応用化可能で未来の効率低下カーブ予測や信頼性予測を含めたスクリーニング検査も可能となってくるかもしれません。これらの強み優位性について東京精密の経営層の方々が理解されているかは分かりませんが、技術層の方々にはよく研究をして頂いて、新しいマーケット開発に挑んで頂きたいと思います。 今後も誠実で、堅実な経営を期待しています。
-
デリバリー市場自体縮小傾向。 冷凍食品を加熱しただけのファミレス商品を宅配しての意味はどこにもない。 冷食は保存が効く。ある程度在庫を確保してレンジでチンすれば半値以下。 そもそも調理師免許すら持たない偏差値40前後の高校生が加熱しただけのファミレス‼️
日本の半導体商社が曲がり角に来…
2024/05/07 20:32
日本の半導体商社が曲がり角に来ているのは、既に10年以上前からの事です。ガラパゴスと言ったのは、海外では既に20年くらい前から、メガディストリビューターがデリバリーを担当し、REPと言われる「売り込み専門」の会社(売り上げゼロのコンサルみたいなもの)と棲み分けられています。 恐らく日本だけが、今の様なシステムを取っているようです。 テルデバが、半導体商社部門以外の売り上げを伸ばそうとしているのは、早く業態の変更をかけて行かなければ、RFPの導入がされない国内では、デリバリーに対する利益は今後も見込めないからだと思います。 今回、決算資料と一緒に掲載されている中期経営計画に、過去の計画も載っていますが、半導体商社以外の比率を上げる計画は、中々進んでいないのが現実です。全社の売り上げ数字は達成しているのですが、、、 早く半導体以外の比率を上げる事(現在の半導体商社部門の手を抜くという意味ではない)、その為にはたとえ減配になっても配当性向を保ち、新規事業に投資して行く、一時的には苦しくともそれを成し遂げた時、新しい将来が開けるのだ、と個人的には期待をしています。 そういう企業姿勢をどう評価するのか、全て市場そして各投資家ご自身の判断です。 まぁ市場はあくまで数字の結果次第ですよね。中身なんて、どうでも良いですよね。 利益がガンガン上がり、配当がドッチャリ出て、株価がドンドン上がる。 それだけですよね。良く分かります。 辛抱する期間が少し長くなるやもしれませんが、もう10年以上待ったので、個人的には全く問題ありません。 頑張れテルデバ!