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ルネサスの投資家説明会① ルネサス「2024 Capital Market Day」の目的は、CEOをはじめ、財務(CFO)、デジタル化、営業、最先端ロジック、マイコン、アナログ、パワーの各部門の責任者(執行役員)が総出で、これまでの成果の上に立って、時価総額6倍をめざすルネサスの「(表には出ていない)中期経営計画」の進捗状況と今後の具体的な方策を示すことでした。個別のプレゼンで、非常に興味深い話や知らないことが数多くありましたが、ポイントはルネサスがめざしている全体像です。配当や自社株買いを含めた3割の還元性向、借金の返済を重視する財務方針、車載向けマイコンのデザインインなど細かいことはまた書きます。いくつか聞き取れないこともありましたがポイントは次の通りです。 まずは、柴田さんがCEOに就任後の成果です。2019年以降の主な成果は、半導体部門ではエヌビディア、AMDに次ぐ株価の上昇率を確保し、日経やMSCIのインデックスに採用されたこと。また、ダウンサイクルでも半導体各社の平均を上回る収益を確保したことです。まとめて言えばMCUやマイコンをベースに、毎年2000億円近い研究開発費を投入し、買収したIDT、Dialogなどを活用し、デバイスからソリューションビジネスへの転換を図り、ウイニングコンボなどによるシェアーの拡大によって、売上高を2倍にし、粗利益率を55%という高収益を実現しました。 また、過去のダウンサイクルでは、過剰な設備投資と過剰在庫が経営危機を招いたことの反省から、ファブライト化によって、設備投資を極力抑制し、ダイバンクや顧客との密接な連携(最終製品市場の正確な把握)によって在庫管理を最適化したことなどがその要因です。 続いて、今後の経営戦略です。これまでの成果を生かし、マイコンは勿論、ADAS向けの先端Socやパワー半導体などの各部門で、市場の平均成長率を上回る収益を上げることは当然ですが、ポイントはやはりアルチウム。具体的には、ルネサスとアルチウムで立ち上げるBCB設計プラットフォームです。 この項、続く。
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SBI証券の口座をお持ちでない方もいらつしゃるので、一部抜粋してお知らせします。 世界半導体(WSTS)出荷動向(2024年3月) 2024 年3月単月の伸び率は7ヶ月連続プラス成長に 3 月単月の出荷金額は前年同月比15.7%増に WSTSは2024年5月4日に24年3月の出荷統計を公表。3月単月の伸び 率は前年同月比15.7%増であった。2月の14.3%増からは伸び率が若干上昇 した。生成AIの恩恵でMOS MPUの伸び率は36.8%増、MOS DRAMの伸び 率は69.3%増、NAND Flash Memoryの伸び率は69.6%増であった。一方、ア ナログ/汎用 MCU などが、産業分野や民生分野を中心に在庫調整のマイナス 影響が継続し、回復が遅れている。このため、NAND及びDRAMを除いた出荷 金額は4.6%増(2月1.1%減)と、半導体市場全体の伸び率(15.7%増)を下回 った(図表1)。 特定用途向け半導体は、PC関連などが好調だが産業、民生が不振 3 月のアナログ、MCU、ロジックなどの特定用途向け半導体合計の出荷金額 は、前年同月比10.8%増に(図表2)。市場別では、民生が同12.3%減(2月は 28.1%減)、コンピュータ及び周辺機器が同50.8%増(同42.1%増)、無線通信 が同2.8%減(同2.5%減)、有線通信が同49.9%増(同44.2%増)、自動車が 同3.8%増(同7.6%減)、その他(産業分野など)が同19.6%減(同29.1%減) に。 NAND、DRAMともに好調 NANDの3月単月の出荷金額伸び率は69.6%増(2月は133.5%増)に。 DRAMの3月単月の出荷金額伸び率は69.3%増(2月は113.3%増)。ビット 成長率は8.1%増(同68.0%増)、ビット単価は56.5%増(同27.0%増)に。 NANDとDRAMは共に生成AI関連投資が引き続きけん引役になっていると SBI 証券では考える。 MPUは伸び率が30%台を維持、アナログは低調、MCUはマイナス幅が縮小、 IGBT はマイナスが継続 MPU の3月単月の出荷伸び率は36.8%増(2月は30.0%増)に。サーバー、 PC 向けの需要回復が継続していることが伺える。
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世界半導体出荷動向の2024/3月です。詳しくはSBI証券のレポートを参照して下さい。 世界半導体(WSTS)出荷動向(2024年3月) 2024 年3月単月の伸び率は7ヶ月連続プラス成長に 3 月単月の出荷金額は前年同月比15.7%増に WSTSは2024年5月4日に24年3月の出荷統計を公表。3月単月の伸び 率は前年同月比15.7%増であった。2月の14.3%増からは伸び率が若干上昇 した。生成AIの恩恵でMOS MPUの伸び率は36.8%増、MOS DRAMの伸び 率は69.3%増、NAND Flash Memoryの伸び率は69.6%増であった。一方、ア ナログ/汎用 MCU などが、産業分野や民生分野を中心に在庫調整のマイナス 影響が継続し、回復が遅れている。このため、NAND及びDRAMを除いた出荷 金額は4.6%増(2月1.1%減)と、半導体市場全体の伸び率(15.7%増)を下回 った(図表1)。 特定用途向け半導体は、PC関連などが好調だが産業、民生が不振 3 月のアナログ、MCU、ロジックなどの特定用途向け半導体合計の出荷金額 は、前年同月比10.8%増に(図表2)。市場別では、民生が同12.3%減(2月は 28.1%減)、コンピュータ及び周辺機器が同50.8%増(同42.1%増)、無線通信 が同2.8%減(同2.5%減)、有線通信が同49.9%増(同44.2%増)、自動車が 同3.8%増(同7.6%減)、その他(産業分野など)が同19.6%減(同29.1%減) に。 NAND、DRAMともに好調 MPUは伸び率が30%台を維持、アナログは低調、MCUはマイナス幅が縮小、 IGBT はマイナスが継続 MPU の3月単月の出荷伸び率は36.8%増(2月は30.0%増)に。サーバー、 PC 向けの需要回復が継続していることが伺える。アナログの3月単月の出荷 伸び率は3.0%減(2月は10.5%減)とマイナス成長が継続。 MCUは4.2%減 (2月は23.7%減)とマイナス幅が縮小。
ソニーセミコンダクタ(IL)H…
2024/05/28 19:37
ソニーセミコンダクタ(IL)HPとインスタ(5/28)で米国パスタイム社の車両トラッキング製品PassTime Encoreに、アンテナとバッテリ以外の機能が全て統合された最新ALT1250を採用した事例が紹介されています。 https://hubs.ly/Q02xG8g80 この事例説明中、統合ALT1250にはアプリケーション実行専用の低電力CoretexM4 MCUを統合されていることやOTA機能があることが書かれていること、また以下の最近の情報を勘案するとNEQTOとの関連を連想させます。 *現状では推測に過ぎないので参考程度に留めて下さい。 ・・・・・・・・ ●3/29総会:kazuskhiさん報告 アルティア1250チップセット、利益は話せない。ローパワーでは世界一だがそこまで大きい利益は出ないような印象だった。頑張ってはいる。1350は現在は関わっていないよう。 シェアの大きいクアルコムのほうがやりたい。 北米プロジェクト止まっている物もあるが進んでいるものもある。 ●3/21成長性資料 北米データコントロールセンターの大幅な業務拡大予定 ●1Q決算短信B/S 2024/1-3月に敷金・保証金283百万円増加 ●新サービスIoT-OPS 英語版のNEQTO紹介ページに新サービス「IoT-OPS」登場(4/18頃) 内容は「各種IoTデバイスをOPSに繋いで、カナダ、米国、日本のコントロールセンターが連携して、クラウドから常時監視・遠隔操作をする」 https://iotops.jig-saw.com/