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日経新聞によれば、「北海道大学や東北大学などは低コストで安全性に優れるナトリウムイオン電池の容量を約5割高めて、現在主流のリチウムイオン電池並みにする技術を開発した。 航続距離の長いEVやノートパソコンなどに用途が広がる可能性がある。 2020年代末にも実用化を目指す。 EVやスマートフォンなどに搭載されている現在主流のリチウムイオン電池は、正極にレアメタルのリチウムを使うが、これを海水からとれるナトリウムに、負極も銅からアルミに換える等で材料費を3~4割抑えられる。」とのことです。 今後の主流はナトリウムイオン電池になるのかな? 安くて安全、なによりも材料の入手地域に偏りが無いのがいい、なんせ日本は周りが海だらけだし。 課題解決は時間の問題、時代は正しい道を進む者に味方するのだよ。
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安価なナトリウム電池 容量5割増、リチウム並みへ 北大や東北大、用途拡大 2024/06/18 日本経済新聞 朝刊 19ページ 1576文字 北海道大学や東北大学などは低コストで安全性に優れるナトリウムイオン電池の容量を約5割高めて、現在主流のリチウムイオン電池並みにする技術を開発した。航続距離の長い電気自動車(EV)やノートパソコンなどに用途が広がる可能性がある。2020年代末にも実用化を目指す。 EVやスマートフォンなどに搭載されている主流のリチウムイオン電池は、レアメタル(希少金属)のリチウムを正極に使う。生産がチリや中国に偏り、安定供給や価格が大きく変動することが課題となっている。 ナトリウムイオン電池はリチウムの代わりに資源が豊富なナトリウムを使う。正極を海水からとれる安いナトリウムの化合物で作る。負極の部材に使う銅も安価なアルミに置き換えられる。電池の材料費を3~4割抑えられる。 利点に着目した中国企業が実用化で先行する。寧徳時代新能源科技(CATL)は21年に第1世代の電池を発表。23年には奇瑞汽車のEVに載せる計画を公表した。 ただ、同じ重さで比べるとためられるエネルギーがリチウムイオン電池に比べて見劣りする。エネルギー密度と呼ばれる指標は1キログラムあたり約160ワット時と、リチウムイオン電池の約6割にとどまる。 このため、実用化済みのナトリウムイオン電池の用途は、航続距離が比較的短いEVや設置場所に制限が少ない定置用などに限られる。性能を高められれば、航続距離の長いEV、ノートパソコンなどに使える。リチウムイオン電池並みに用途を広げられるため、開発競争が進む。 北海道大学の小林弘明准教授らはナトリウムをためる正極の改良に取り組む。従来比でナトリウムの量を5倍に増やした鉄酸化物を使う。 1回の充放電で1分子あたり従来比2倍となる2個の電子が動く電池の原型を試作した。ためられる電力量が増え、正極の性能はリチウムイオン電池の87%に達した。 小林准教授は「リチウムイオン電池の9割の性能を実現できる」とみる。大量のナトリウムを含む新しい正極を均質に作る技術も開発し、耐久性を高めて充放電を数百回以上できるようにする。
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まぁ〜世界へ羽ばたくだろうなぁ!レナパイワン 東北大学から世界初でサァ
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そう言われてもなー 電池がわかる電気化学入門 大学の化学系や材料工学では習うだろ 渡辺正(ワタナベタダシ) 1948年、鳥取県生まれ。1970年、東京大学工学部工業化学科卒業。1976年、同大学院工学系研究科修了、工学博士。1992年より東京大学教授(生産技術研究所)。専門分野は、生体機能化学、光化学、電気化学、環境科学 片山靖(カタヤマヤスシ) 1968年、香川県生まれ。1991年、東北大学工学部卒業。1996年、京都大学大学院工学研究科修了、博士(工学)。1996年、慶應義塾大学助手、2001年、同大学専任講師、2003年、ドイツアーヘン工科大学客員研究員を経て、2007年、慶應義塾大学准教授。専門分野は、電気化学、イオン液体・溶融塩化学、電池(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 関連特集
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先日は東北大学の国際卓越研究大学の認定に向けて前進があったようで喜ばしいニュースでした。今回落選した京都大学にもiPS細胞を始め多くの期待材料があるのですが、科学技術で国際競争力を念頭においた組織最適化が可能な柔軟性と様々な面で高い研究レベルを合わせ持つという点から評価すると、やはり東北大学が最も適していると評価されることになるのでしょう。 この東北大学はTMS-007の治験・SMTP化合物の研究を進めた冨永悌二教授(現東北大学総長)と新妻邦泰教授がいることから、Biogen社からのTMS-007国内開発権返還を受けその開発に今後ふたたび加わるか動向が注目されますが、国際卓越研究大学に正式選定されて予算の自由度が上がることになれば、TMS-007の研究を再興する上でプラスであろうと思われます。 冨永総長は日本初にして今のところ唯一の「国際卓越研究大学」実現の舵取りで超ご多忙な日々を過ごされているのではと想像され、一方の新妻教授は脳梗塞治療の分野で研究を進められているようで今年2月に行われた日本脳卒中学会学術集会STROKE2024で『SMTPを用いた新規血栓溶解剤の開発と実用化に向けて』という発表を行っており(*)、学会プログラムのその表題から想像するにその内容はTMS-007(SMTP-7)の実用化に向けた見通しや開発上の課題であろうと思われます。新妻教授はそれとは別の東北大学が持つ有望な医薬シーズ「Muse細胞」の研究にも携わっており昨年10月に脳梗塞の後遺症患者の運動機能回復に大いに効果ありとする研究成果を発表してこの意味でも注目される脳梗塞医療の専門家。もしこの二つの薬が実用化されて揃えば将来の脳梗塞はどうなるかというと、まずSMTP化合物(TMS-007)で脳梗塞患者の救命と後遺症の軽減を行い、後遺症が残った患者さんについては状態が安定したところでMuse細胞(CL2020)で壊れた細胞を修理し完全回復させるというビジョンが描けるわけで、このように脳梗塞を克服する一連のメソッドを確立できれば、東北大学は「国際卓越研究大学」の名に相応しい業績を医学史に残すことになるでしょう。 (*)https://www.congre.co.jp/stroke2024/program/files/program_day1.pdf
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sailorさん こんにちは 東北大学「国際卓越研究大学」認定とそれに伴う年間約100億円・25年支援の背景は、日本の産業構造が自動車産業一本足打法経営での反省から。 今回の支援は国策であり、医薬品・ライフケア分野強化が狙い。 その為、先ずは国内製薬メーカー・バイオベンチャー、アカデミア(東北大学)での連携に資金援助されると考えられます。 ↓ STINGは世界最先端の研究であり、日本であれば第一三共、武田、アステラス辺りが手を挙げ、参加する可能性が極めて高いと思います。 個人的には第一三共に期待しています。製薬会社は国からの資金に加え、自ら資金提供しながら前臨床・治験に進むと考えられます。 カルナが資金の出し手になることはないと予想されます。 カルナは既に特許取得済みであり、製薬会社と連携しながら新薬開発を進める。 こうしたイメージです。 今回政府が考えたスキームは、コロナ禍で日本は技術がありながら、資金提供せずワクチンの大量輸入国となり財政悪化させた反省もあるとの事。(事情通より)
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追記 東北大学HPより https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/newsimg/news20240614_koho_02.pdf ↓ 当資料の7ページにコア・リサーチ・クラスターとして 災害科学・材料科学・スピントロ二クス・未来型医療が掲載。 ↓ 今回の助成金は、イノベーション・エコシステムの創造の為に実施。 その中核の一つが未来型医療。その中心の一つが田口教授のSTING研究を通じた未来型医薬品開発に繋がる取り組み。(現時点ではSTINGの作用機序研究) 産学共創(田口教授ーカルナバイオーメガファーマ)により、国として収益拡大を図る事が今回の助成金の存在がある。 その為、実践的研究(成果を伴う研究にお金を出すシステム)として、田口教授のSTING研究は世界的にも注目されると予想する。
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東北大は文部科学省に示した資料で材料やスピントロニクス、未来型医療、災害科学の分野に強いことをうたっている。 未来型医療、災害科学あてはまる ↑AI医療かな 3/7のIR 国立大学法人東北大学. 領域統括:東北大学災害科学国際研究所
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バイオの夏に なぁれ ~~~~~~~~~~~~~ 東北大学病院血液内科准教授で本発表の筆頭著者である横山寿行医師は、 次のように述べています。 「世界に先駆けて、まったく新しい作用機序の抗がん薬の第1相臨床試験に 携わることができて非常に光栄です。まだ臨床試験として初期の段階ではありますが、血液がん患者様を対象とした臨床試験において半数以上の患者様で寛解が確認することが出来たことを喜ばしく思います。将来的にCTX-712が進行・再発または難治性の急性骨髄性白血病および骨髄異形成症候群の患者様に対して有効な治療薬になることを期待しています」
サンバイオより東北大学が本命だ…
2024/06/18 18:41
サンバイオより東北大学が本命だろうね!