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ご参考まで。 ==================== エヌビディアの第1四半期決算、ウォール街の予想と注目ポイントは? May. 22, 2024, 10:45 AM エヌビディア(Nvidia)はアメリカ東部時間5月22日午後4時20分(日本時間23日午前5時20分)ごろに第1四半期決算を発表する。その際に同社は証明すべきことがたくさんある。 なぜなら、同社の株価は年初来で91%、過去1年で約200%、2022年11月にChatGPTが発表されて以来500%近くも上昇しているからだ。 エヌビディアの第1四半期決算の市場の予想は以下の通りだ。 売上高:246億9000万ドル(約3兆8270億円、1ドル=155円換算) 一株当たり利益(EPS):5ドル34セント EBITDA(利払い・税引き・償却前利益): 167.4億ドル(約2兆6000億円) エヌビディアの次世代AIチップセット「Blackwell」が今年後半にリリースされる予定であることから、アナリストは現世代のH100チップの販売減速が目前に迫っているかどうかを見極めようとしている。また、投資家にとっては、ガイダンスの更新と、AIチップの需給ダイナミズムに関する見解が最大の関心事となるだろう。 以下は、ウォール街の各社がエヌビディアの決算報告に期待する内容だ。 ウェルズ・ファーゴ:「H100 GPUリードタイムの改善+H200の増加=データセンター分野の売上アップ」 ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)は先週のノートで、エヌビディアの目標株価を1150ドルに引き上げ、「H100 GPUのリードタイムの改善+H200の増加=データセンター分野の売上アップ」と書いている。 ウェルズ・ファーゴはエヌビディアを「オーバーウエート」と評価し、目標株価は1150ドルとした。 バンク・オブ・アメリカ:業績上振れを期待する一方、株価のボラティリティに警戒 バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)のアナリスト、ビベック・アリヤ(Vivek Arya)は、エヌビディアは依然として「トップ・ピック」だと考えており、業績予想を上回ると予想する一方で、決算発表後に株価のボラティリティを高める可能性があるのは4つの要因だと述べた。 バンク・オブ・アメリカは、Nvidiaを「買い」、目標株価を1100ドルとした。 ドイツ銀行:AIのリーダーシップは続く ドイツ銀行(Deutsche Bank)は、エヌビディアが「AIコンピュートに対する依然として健全な需要を背景に、数十億ドル規模の健全な業績回復/上昇」を達成することが十分に期待できると述べた。 しかし、その強さの多くはすでに株価に織り込まれており、エヌビディアの株価は「十分に評価されている」と同行は見ている。 ドイツ銀行はエヌビディアを「ホールド」、目標株価850ドルとした。 ブルームバーグ・インテリジェンス(Bloomberg Intelligence)のアナリスト、オスカー・エルナンデス・テハダ(Oscar Hernandez Tejada)は最近のメモで、エヌビディアが22日に「堅実なビートとレイズ」を報告すると予想し、「エヌビディアのAI需要列車はフルスピードで走っている」と述べた。 「第1四半期の間、我々は複数の需要シグナル、すなわちクラウドの資本支出見通しの上昇、TSMCによるAIのアップサイド、政府系企業によるAI投資の加速を見た」とテハダは述べた。 「H100のリードタイムが短縮され、H200とGB200の製品が混在するようになった(平均販売価格が上昇した)ことで、エヌビディアは市場を攻める手段を増やしている」 ====================
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ーーーースレ1887、1897の注、1898の続きーーーー (生成AIによる史上最大・史上最速の産業革命→米国の恐るべき世界戦略!) ◎・韓国サムスン電子が米テキサス州に建設中の半導体工場への投資額を約 440億ドル(約6.7兆円)と従来計画の2倍超に増やす可能性がある(5/5の 米紙WSJ)。→同社は2021年に170億ドルを投じるとしていたが、2022年 に「CHIPS・科学法」が成立した。→サムスン電子は米政府からテキサス の新工場で数十億ドルの補助金を受け取る見通し。 ・米政府は今年3月に米インテルに最大85億ドルの補助金を支給すると発表 した。台湾TSMCや米マイクロンテクノロジーも補助金を受け取る見通し。 米政権は米中対立が深まるなか、半導体の供給網強化を目指している、日 経24.4.6。 ◎・他方で、韓国SKハイニックスは、特にHBMに重点投資へ。同社は4/24に 韓国・青洲市に半導体工場の新設を発表、計20兆ウォン(約2.2兆円)以上を 投じ生成AI向けの高性能なメモリー半導体HBMを中心に増産する。青洲で 現在の稼働中の工場は、主に長期記憶用のメモリー半導体「NAND型フラ ッシュメモリー」を製造している、日経24.4.25など。 同社は青洲の既存工場の隣に先ず5.3兆ウォンを投じ、今後数年以上にわ たりHBM(HBM3EやHBM4)への投資を続ける。現在主流の第4世代「HB M3」市場で、同社は9割以上のシェアを占める(台湾調査会社トレンドフォ ースによる)。 ・上記HBM(スレ1892ディスコで)はHigh Bandwidth Memoryで広帯域幅メ モリーの事;高速・大容量のデータ転送を必要とするアプリケーションの 為に設計された新タイプの半導体メモリー。HBMは生成AIの駆動に欠か せず、データセンター向け等の需要が急増中。 特にウエハーに回路を描く前工程は難易度が高く、技術漏洩を防ぐ観点 からも国内の製造を優先している。 ・また、SKハイニックスは、韓国の利川工場に近い龍仁エリアを国内3ヶ所 目の製造拠点と定め、計120兆ウォンを投じる工場も建設中。更に中国の2 ヶ所でもメモリーを生産する。 ・SKハイニックスは、4月に米国で計38.7億ドル(約5900億円)を投じHBMを ウエハーから組み立てて製品化する「後工程」の工場を造る計画を発表し た。新工場が完成すれば韓国内で製造したウエハーを米国で加工するとみ られる。 ◎以上のシリーズから垣間見える様に、生成AIによる史上最大・史上最速の産 業革命の裏側には、対中国・ロシアを本気で意識した米国の恐るべき戦略が ある様だ!! …… 生成AIの伸展は軍事力とも密接に関わる!! (→米国は2026年迄の中国の台湾侵攻の可能性をも色濃く意識か⁈)
ーー新着情報ーー 米政府…
2024/05/25 07:18
ーー新着情報ーー 米政府は、韓国サムスン電子がテキサス州に建設する半導体の新工場と 研究開発拠点に、最大64億ドル(9800億円)を補助すると発表した。 サムスンは、約170億ドルを投じ、テキサス州へのテイラーに半導体施設を 設ける計画だったが、投資額を2倍強の440億ドル(約6兆7000億円)超に 引き上げる方針と、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。 追加投資により、新工場に加え、「先端パッケージング」と呼ばれる後工程 や研究開発などを行う施設の建設を検討するようだ。 米政府から数十億ドル規模の支援を受ける見込み。 韓国のサムスン電子は、横浜市のみなとみらい地区に先端半導体研究開発拠点 を新設する。 投資額は400億円で、2024年以降に建設を開始し、2026年以降に稼働する予定。 日本政府は、半導体産業の強化を推進しており、サムスン電子の日本進出を 歓迎している。 経済産業省は、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の 採択事業者として日本サムスンを選定している。 採択事業のテーマは「高性能大面積3.xDチップレット技術の研究開発」。 野村マイクロ・サイエンスは、韓国サムスングループと関係が深く、 米国や中国等を含め半導体関連へ納入実績豊富。 半導体洗浄向けの「超純水装置」を設計・建設するが、サムスン電子グループ 向け売上高が155億円超と、野村マイクロ全体(495億円)の3割超を占めた。 半導体向けに超純水装置を供給できるのは、世界でも野村マイクロ、栗田工業、 オルガノ、カナダのオビボの4社。超純水装置は参入障壁が高い。