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古紙在庫、4月も増加 出荷伸び悩みで 関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)がまとめた4月末の古紙在庫(32社分)は、段ボール・新聞・雑誌の3品合計で2万9073トンだった。前月末に比べ7.2%増えた。増加は2カ月連続。3品とも在庫は回復傾向にある。出荷量に対する在庫率は14.9%で、ほぼ適正水準とみられる。 取扱量の多い段ボール古紙の在庫が9.4%増の1万3005トンだ。段ボール原紙メーカーが需要停滞を受け生産を抑えている影響で出荷が伸び悩んだ。ただ在庫率は9.6%で依然として品薄感がある。前年の同月と比べた在庫量も24.9%少ない水準だ。
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コメ6〜8割高騰、猛暑不作にインバウンド需要が拍車 コメの卸会社が取引する価格は5月以降、代表的な新潟産コシヒカリが前年同期比で6割高と、約13年ぶりの高値をつけた。8割高の銘柄も登場。2023年の猛暑でコメの品質が低下したことで、流通量が減ると同時にインバウンド(訪日外国人)回復で需要が膨らみ、品薄感が強まった。硬直的な生産・流通体制が家計の負担増につながっている。 JAグループの全農などが収穫シーズンに作付け状況や需給見通しなどを判断材料にして農家からコメを買い取る価格(概算金)を7〜9月にかけて決める。これがコメの基準価格になる。全農などが卸会社にコメを卸すことでこのコメが通年で市場に出回る。ここでコメの需給が反映され、卸価格が形成される。 日本経済新聞の調べでは、5月上旬時点で新潟コシヒカリの国内の卸価格は1俵(60キログラム)2万3150円前後。前年同期から約8650円上昇した。東日本大震災の影響で供給懸念が出た11年9月以来の高値水準になった。店頭では人気の秋田県産あきたこまちが2万3100円前後と、7割上昇している。
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コメ6〜8割高騰、猛暑不作にインバウンド需要が拍車 2024/05/21 05:00 日経速報ニュース 1847文字 2023年の猛暑でコメの品質が低下したことで、流通量が減ると同時にインバウンド(訪日外国人)回復で需要が膨らみ、品薄感が強まった。 コメの需給の指標となる全国の出荷・販売段階の民間在庫量は3月末時点で215万トンと前年と比べて36万トン(14%)少ない。在庫量を年間需要量で割った在庫率は31.6%と5年ぶりの低水準となった。
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コメ6〜8割高騰、猛暑不作にインバウンド需要が拍車 2024/05/21 05:00 日経速報ニュース 1847文字 2023年の猛暑でコメの品質が低下したことで、流通量が減ると同時にインバウンド(訪日外国人)回復で需要が膨らみ、品薄感が強まった。 コメの需給の指標となる全国の出荷・販売段階の民間在庫量は3月末時点で215万トンと前年と比べて36万トン(14%)少ない。在庫量を年間需要量で割った在庫率は31.6%と5年ぶりの低水準となった。 価格の高騰はいつまで続くのか。足元でコメの価格が上がったことで、農家は転作を抑制して主食用の生産を増やすとみられる。9〜10月頃に収穫される新米が出てくれば逼迫した需給が緩和される可能性がある。現時点で農水省は「価格がつりあがっているとの印象は受けていない」との姿勢を堅持する。 一方、昨年のような猛暑が続く懸念も残る。
※2024年5月21日 5:0…
2024/05/23 00:11
※2024年5月21日 5:00 [会員限定記事] 日本経済新聞 コメの卸会社が取引する価格は5月以降、代表的な新潟産コシヒカリが前年同期比で6割高と、約13年ぶりの高値をつけた。8割高の銘柄も登場。2023年の猛暑でコメの品質が低下したことで、流通量が減ると同時にインバウンド(訪日外国人)回復で需要が膨らみ、品薄感が強まった。硬直的な生産・流通体制が家計の負担増につながっている https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB146NG0U4A510C2000000/ 【値上げラッシュ】コメ6~8割高騰、猛暑不作にインバウンド需要が拍車