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投稿コメント一覧 (297コメント)

  • 一昨日にLSIIのIRにて公表されていましたが、長い目で見続けたいと思います。
    その最後のパラグラフ「再⽣医療分野におけるMuse細胞製品についてもPHCHD のライフサイエンス事業とのシナジーによる研究開発並びに事業化の加速も期待」には注目かと。

    www.lsii.co.jp/pdf/20190514-1.pdf
    PHC ホールディングス株式会社との戦略的資本提携について 2019年5月14日

    当社が現在開発を進めている再⽣医療分野におけるMuse細胞製品についてもPHCHD のライフサイエンス事業とのシナジーによる研究開発並びに事業化の加速も期待しています。

    ◇ PHC ホールディングス株式会社
    設立 2014 年3月(パナソニック ヘルスケアホールディングスとして設立)
    売上高 1,926 億円(2018年3月期)
    資本金 313 億3,400 万円
    株主 コールバーグ・クラビス・ロバーツ・アンド・カンパニー・エルピー、三井物産株式会社、パナソニック株式会社
    社員数 約5,400 名(2019年3月31日現在)
    事業内容 各種ヘルスケア機器・サービスの開発・製造・販売(糖尿病ケア、診断、ライフサイエンス、ヘルスケアIT)

    これまで難治とされてきた脳梗塞、心不全、腎不全、肝硬変、さらには脊髄損傷、はたまた声帯復元や内耳器官復元・・・もっともっと多種多様な治療に可能性を秘めたMuse細胞による再生治療の早期実用化にむけて、頑張れっLSII♪ ;-D

  • 連休中の5/4に21:00から某国営放送TVでスペシャル番組として、自家培養(自己)骨髄由来間葉系幹細胞「ステミラック注」by8086ニプロによる外傷性脊髄損傷に対する再生医療の取り組みが紹介されまして、非常に感動的な改善リポートに涙が出てくる思いで注視していました。

    実際に、静脈点滴で注入された間葉系幹細胞群が血液脳脊髄液関門(Blood-cerebrospinal fluid barrier, BCSFB)を通過して損傷を受けた脊髄に対して、3段階に亘って中長期的に再生治療効果を発揮している映像には説得力があります。

    番組中では脳梗塞の治療にも取り組んでいることもチラっと触れられていて、であれば焦眉のポイントである発症時における血液脳関門 (Blood-brain barrier, BBB)の通過特性についてを含めて、さらに少し突っ込んで何か解るかなと探してみました。

    すると、JMACCTの臨床試験登録システムというウェブサイトにて「脳梗塞患者に対する自家骨髄間葉系幹細胞の静脈内投与 二重盲検無作為化比較試験(検証的試験)最終更新日:2019年02月18日」というのが見つかりました。

    このページを読んで行くと『実施中 フェーズ3』として、問い合わせ先は「札幌医科大学附属病院」との記述があります。 残念ながら治験終了予定日の記載は未だありませんが、この『フェーズ3』というのは実に大きなインパクトがあるinfoではないかと考えます。

    すでに安全性や効力に関するフェーズ1、2a、2bをクリアして3の段階にあると言うこと。 直接的な記述として、血液脳関門を問題なく通過して間葉系幹細胞が修復治療効果を発揮していると言う文章@学術論文などは中々見つかりませんが、『実施中 フェーズ3』ということは、我々が注視している第三の多能性幹細胞であるMuse細胞の追撃に期待したいところですね♪

    これまで難治とされてきた脳梗塞、心不全、腎不全、肝硬変、さらには脊髄損傷、はたまた声帯復元や内耳器官復元・・・もっともっと多種多様な治療に可能性を秘めたMuse細胞による再生治療の早期実用化にむけて、頑張れっLSII♪ ;-D

  • >>No. 241

    tabさん、このIRは解る人には響くものですね♪

    個人的には、オンコロジ(がん領域)関連でエクソソームからmiRNA(マイクロ リボ核酸)の分析で、リキッドバイオプシによる従来は難治性かつ早期発見も困難とされてきた癌の超早期発見へも寄与できたり、癌化の機序解明における研究に貢献できるのではないかと期待します!

    エクソソームについては、某国営TV番組「人体」で様々な臓器間のメセンジャー物質として今一番注目されているとタモリ氏やiPS細胞の山中教授が熱く語っていましたよね。

    膵臓など難治ガンの超早期発見&治療法解明へ、そして社会的要請の高いMDDバイオマーカ実用化へ、頑張れっ、HMT!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • >>No. 225

    ちなみに、最大のコンペティタである米国 Metabolon社のwebを徘徊するのも面白いので紹介しておきませう。

    たとえばタイプ2の糖尿病での代謝物解析で成果を挙げているなど、話題は沢山、多岐に亘ってあるんですから、HMTにも「いっそうIRにも力を入れます!」と総会や説明会では方針を明らかにされている以上、我々応援団員も期待したいところですよね!!!

    膵臓など難治ガンの超早期発見&治療法解明へ、そして社会的要請の高いMDDバイオマーカ実用化へ、頑張れっ、HMT!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • 昨年秋に紹介いただいた「治療抵抗性うつ病に対する急性期rTMS臨床研究(UMIN000028855: 慶應精神神経科・トロント大学精神科)」の成果ですね。

    当方も3/25にポストしたように、3401帝人が日本で承認を得た「NeuroStar」のrTMSは、既に米国では2008年10月にFDAが難治性MDDへの療法として承認されていて相当の治療実績を10年間で挙げているようです! やっと日本でも保険収載されて治療に使えるようになったのは、悩み続けている患者さんと御家族には新たな有効な選択肢となるわけで、活用が進むことを願うばかりです。

    そして、その活用の鍵となるのがHMTのPEAバイオマーカですから。 ;-D

    今一度いろいろと調べてみると、rTMS活用先進国である米国では、もうすでにfMRI-guided rTMSさえも2012年時点で実用化されているとか。 これには驚きました。 参照:反復性経頭蓋磁気刺激法 by 中村元昭 2012 精神神経学雑誌 第114巻 第11号 1231-1249頁

    膵臓など難治ガンの超早期発見&治療法解明へ、そして社会的要請の高いMDDバイオマーカ実用化へ、頑張れっ、HMT!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • 少し参考になればと、Muse細胞=『生体内修復幹細胞』という出澤真理教授の学会での特別公演の抄録を紹介したいと思います。

    === 一部甜菜ここから ===

    「新しい医療を切り開くMuse細胞の可能性」

    日本IVF学会 2018年度 年次大会-講演抄録 | 特別講演 学会講師 : 出澤真里

    我々の体は日々微細な修復がなされているため組織が維持され恒常性も保たれているが、その機構に関してはよくわかっていない。

    発見当初、Muse細胞は骨髄や皮膚に存在する腫瘍性の無い多能性幹細胞として位置付けられた。安全性の懸念が低く、アクセスしやすい組織から採取でき、また多様な細胞に分化する多能性を持つことから、再生医療への実用化が期待された。しかし、国内外で研究が進むうちに、この細胞の本当の重要性が明らかになってきた。それは我々の体の修復を日々行っている「生体内修復幹細胞」である、ということである。

    === ここまで一部甜菜 ===

    これまで難治とされてきた脳梗塞、心不全、腎不全、肝硬変、さらには脊髄損傷、はたまた声帯復元や内耳器官復元・・・もっともっと多種多様な治療に可能性を秘めたMuse細胞による再生治療の早期実用化にむけて、頑張れっLSII♪ ;-D

    添付したFig↓をクリックして、単独に拡大していただければ読めます。

  • 久し鰤にポストしたいと思います。長文、失礼します。 ;-)

    再生医療における安全性への配慮が最重要なのは言うまでもありませんが、iPS細胞のように癌化の懸念が常に付き纏うものや倫理的に抵抗感のあるES細胞に比して、それらの懸念が無く生物としての「ヒト」が元来持っている自然治癒力・再生修復力の根源ではないかと考えられているMuse細胞による再生医療の早期実現を、少しでも早く、患者さんとその家族のもとへ提供して欲しいと強く願うものです。

    さて、長期GW休暇中に某国営放送TVでは「(仮題)ついに来た! 「再生医療」の新時代」なる番組を2019年5月4日(土) 午後9時00分~9時49分にon-air予定というinfoを見つけました。 3年間もの長期にわたりNHKが密着取材したのは、札幌医科大学が行ってきた間葉系幹細胞を自家培養した細胞製剤による外傷性脊髄損傷に対する治験。

    さて、少し調べてみましたら、再生医療等製品版・先駆け審査指定制度の対象品目であるニプロの脊髄損傷治療用自己骨髄間葉系幹細胞「ステミラック注」の薬価収載については、薬価1495万7755円でピーク時37億円と報道されています。 大量生産ではない「自家培養」ですから費用も莫大ですし、患者さんからの採取タイミングの制約など、札幌医科大webサイト「脊髄損傷に対する再生医療等製品「ステミラック注」を用いた診療について」にもあるように適格基準を全て満たし、カバーできる患者さんの人数は限られるのが現実ではないかと思われます。

    この放送予定の中で、第3の多能性幹細胞として期待され「他家培養」で「厳格に管理された専用工場での量産可能」にて対応できるMuse細胞については何かしら触れられるのかは現時点で不明ですが、おそらく他の多くのマスメディア同様に(意図的なのかはこれも判りませんが)無視されるのでしょうか?

    ともあれ、癌化の恐れが極めて低いとされ、他家培養で自由度の高い、適用範囲も多岐にわたり期待され、しかも昨今ますます膨大になる一方の医療費削減に対しても有効なはずのMuse細胞による再生医療に期待したいと考えます。

    これまで難治とされてきた脳梗塞、心不全、腎不全、肝硬変、さらには脊髄損傷、はたまた声帯復元や内耳器官復元・・・もっともっと多種多様な治療に可能性を秘めたMuse細胞による再生治療の早期実用化にむけて、頑張れっLSII♪ ;-D

  • 一昨日4/8/2019にPMDAが発表した「体外診断用医薬品の先駆け審査指定制度の対象品目一覧表」には、遂に新たに「指定を受けた製品の名称:DNA チップによる膵臓・胆道癌検査キットMI-004(仮称)」として「予定される使用目的又は効果:血清から抽出したRNA 中のマイクロRNA のパターン解析(膵臓癌・胆道癌の診断の補助)」と記載されました!!!!!

    ぜひとも、皆さん各人で「PMDA 先駆け審査指定制度の対象品目一覧表」をキーワードに検索エンジンでサーチして見て下さい。

    今例の先駆け審査指定を受けた申請者は「東レ」さんです。

    さて、かなり以前にこの「体外診断用医薬品の先駆け審査指定制度」に関して此処へポストしたことがあり、記憶力の良いメンバ諸氏は憶えてらっしゃるかと思いますが、重篤なMDD(大うつ症)によっては自殺に至るケースをはじめ様々な社会的損失が大きく問題とされていることをPMDAがしっかりと受け止めていれば、極めて高精度で有効なBM(バイオマーカ)としてHMTが世界初となる実用化を進めているPEA定量解析・測定システムは、この先駆け審査指定制度の対象になり得るのではないか?というものでした。

    さて、HMTからの進捗infoが皆無な中、はたして、いつ、この「PMDA 体外診断用医薬品 先駆け審査指定制度の対象品目一覧表」に『先駆け審査指定を受けた申請者:HMT』という記載を目にすることが出来るのか?

    同じ日に、革新的な治療薬として先駆け審査対象になった4592、4588の進捗を注視していますが、我等が応援するHMTはどうなのか、冷静に見守りたいところです。 ;-0

    膵臓など難治ガンの超早期発見&治療法解明へ、そして社会的要請の高いMDDバイオマーカ実用化へ、頑張れっ、HMT!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • >>No. 530

    chi*****さん、replyありがとうございます♪

    オンコリスバイオファーマの「テロメライシン」はアデノウイルスをベースとし、タカラバイオの「C-REV」と第一三共の「G47Δ」は単純ヘルペスウイルスをベースとし、それぞれ三者三様に特徴がある訳ですから各患者さんの病状に最適な選択がなされるように活用される取り組みで良いと思います。 しかしここで当方@素人の私見としては、副作用などが懸念される時でも単純ヘルペスウイルスなら有効なブレーキが既に存在し使えるメリット、さらに開発の経緯で改良型の更なる改良型である「G47Δ」が最右翼ではないかと思い、もし自分自身に膵臓癌の疑いがある場面に遭遇したなら超音波内視鏡で病巣を精緻に把握しつつ同時に「G47Δ」を患部複数箇所へ直接注入という治療手段を採って欲しいと考えています。

    もちろん、膵臓癌の超早期発見手段としては血中エクソソームに含まれるmiRNAリキッドバイオプシby7707が前提条件ですがね。 ;-D

    これら早期発見と治療方法の一日も早い実用化へ、承認および保険収載へ向けて、関係する医療従事者の皆さん、厚労省、PMDA、AMEDはじめ許認可に関わる全ての皆さんの努力尽力に期待するところです!!!

  • >>No. 851

    もう一つ、落谷孝広氏の絡んだmiRNA関連の研究費用配分についてのinfoも此処へ載せておく価値があるかと思いますので、参考まで:

    日本の研究・com
    落谷孝広 オチヤ タカヒロ / ochiya, takahiro
    JST JSPS KAKEN MHLW NIBIO CAO AMED
    //research-er・jp/researchers/view/141349 
    (文中「・」をドットへ読み換えて検索してみてください♪)

    包括的統合的アプローチによる日本人早期膵癌の高精度診断の具現化
    JSPS KAKEN  基盤研究(S)
    推定分野  医歯薬学 / 臨床系外科学  医歯薬学 / 臨床系内科学
    研究期間 2015年度~2019年度 (H27~H31) 配分総額 161,330,000 円
    当時の所属  国立研究開発法人国立がん研究センター 研究所 分野長
    代表者 森正樹  大阪大学 医学系研究科 教授

    がん特異的エクソソームの捕捉による新規体液診断の実用化研究
    AMED 戦略推進部(がん研究課)  次世代がん医療創生研究事業(P-CREATE)
     応用研究  研究領域D:患者に優しい高感度・高精度ながん診断法の研究(D:診断/バイオマーカー)  ユニット型
    推定分野  医歯薬学 / 臨床系外科学  医歯薬学 / 臨床系内科学
    研究期間 2016年度~2018年度 (H28~H30) 配分総額 120,000,000 円(最大)
    当時の所属  国立研究開発法人国立がん研究センター

    体液中マイクロRNA測定技術基盤開発
    AMED 創薬戦略部(医薬品研究課)  次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発  体液中マイクロ RNA 測定技術基盤開発
    推定分野  工学 / 人間工学  医歯薬学 / 臨床系内科学
    研究期間 2014年度~2018年度 (H26~H30) 配分総額 7,850,000,000 円
    当時の所属  国立がん研究センター 研究所 分子細胞治療研究分野 主任分野長

    膵臓癌をはじめとする難治性がんの超早期発見&治療法解明へ、頑張れっ、PSS!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • >>No. 848

    せっかくなので、強力なコラボレーションのエビデンスの例なども此処に示しておきましょう。

    例えば:

    ◇第6回JMACシンポジウム プログラムが端的に解りやすい♪
    2019年1月25日(金)
    Day2 受付:9:30~10:00  東京国際フォーラム ホールB5
    セッション3「miRNAプロジェクト成果報告会 part2」
    座長:中江裕樹(JMAC)
    10:00~10:10
    ご挨拶
    斉藤 史郎/JMAC会長・株式会社東芝
    10:10~10:15
    セッション3「miRNAプロジェクト成果報告会 part2」のご紹介と昨日の概要
    中江 裕樹/JMAC
    10:15~10:45
    血中マイクロRNA診断のためのDNAチップ測定技術開発
    滝澤 聡子/東レ株式会社
    10:45~11:00
    電気化学的なmiRNA検出技術の開発
    橋本 幸二/株式会社東芝
    11:00~11:15
    臨床現場での利用を志向したnon-PCR型miRNA測定システムの開発
    小堀 哲生/京都工芸繊維大学
    野田 雄一郎/アークレイ株式会社
    11:15~11:30
    臨床現場での検査実現に向けた体液からのエクソソーム及びmiRNA自動抽出精製装置の開発
    澤上 一美/プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
    11:30~12:00
    マイクロRNAバイオマーカーに関わる国際標準化
    中江 裕樹/JMAC

    一部ライバルでもあるアークレイさんとの役割分担や、流れなども解りやすい一例かと思います。

    膵臓癌をはじめとする難治性がんの超早期発見&治療法解明へ、頑張れっ、PSS!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • 遂に『先駆け審査指定制度の対象品目一覧表』に♪ ;-D

    まだ何方も書かれてないようですが、昨日4/8/2019にPMDAが発表した「体外診断用医薬品の先駆け審査指定制度の対象品目一覧表」には遂に「指定を受けた製品の名称:DNA チップによる膵臓・胆道癌検査キットMI-004(仮称)」として「予定される使用目的又は効果:血清から抽出したRNA 中のマイクロRNA のパターン解析(膵臓癌・胆道癌の診断の補助)」と記載されました!!!!!

    ぜひとも、皆さん各人で「PMDA 先駆け審査指定制度の対象品目一覧表」をキーワードに検索エンジンでサーチして感動を味わっていただきたい。

    先駆け審査指定を受けた申請者は「東レ」さんですが、一連のプロジェクトメンバですよね。もちろん、PSSが強力に関与してるはずで、そのコラボレーションがあればこそではないかと。

    膵臓癌をはじめとする難治性がんの超早期発見&治療法解明へ、頑張れっ、PSS!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • そして次に控えてるG47Δの話題についても皆さんとシェアしたく思い、製造元である4061へもinfoした内容をポストします。 ;-D

    今日4/8/2019の「AnswersNews - 製薬業界で話題のニュースがよくわかる」のニュース解説でのトピックスは『ウイルスでがん治療「腫瘍溶解性ウイルス」今年から来年にかけて相次ぎ承認へ』でした。

    その各製薬会社の取り組みの中で、4588の「テロメライシン」、4974の「C-REV」、そして4568第一三共の「G47Δ」などの開発状況@4/5/2019時点を採り上げています。

    === ここから一部甜菜 ===

    G47Δは年内承認の可能性  C-REVも申請中

    タカラバイオは今年3月、開発を進めていた腫瘍溶解性ウイルス「C-REV」(一般名・canerpaturev、旧称・HF10)を再生医療等製品として日本で申請しました。適応は悪性黒色腫(メラノーマ)で、腫瘍溶解性ウイルスの申請は国内初。第一三共は東京大などの研究チームが開発した「G47Δ」を今年5~6月に申請する予定です。

    G47Δは、世界に先駆けて日本で承認取得を目指す画期的新薬を承認審査で優遇する「先駆け審査指定制度」の対象品目。予定通り申請されれば、年内に承認されるとみられます。

    タカラバイオのC-REVは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の弱毒化株。自然変異型ウイルスで、遺伝子改変は加えられていません。

    切除不能または転移性の悪性黒色腫患者28人を対象に行った国内P2試験では、免疫チェックポイント阻害薬の抗CTLA-4抗体「ヤーボイ」(イピリムマブ)との併用で、24週最良総合効果が7%、病勢コントロール率が56%。この試験では、対象患者の89%が抗PD-1抗体単剤での治療歴があり、C-REVは抗PD-1抗体による治療で効果が得られなかった悪性黒色腫患者に対する選択肢となる可能性があります。

    タカラバイオはC-REVの日本国内での開発・商業化で大塚製薬とライセンス契約を結んでおり、承認取得後はタカラバイオが製造、大塚が販売を行います。

    一方、第一三共が近く申請を予定しているG47Δ(第一三共の開発コードは「DS-1647」)は、遺伝子改変を加えたHSV-1。東大の藤堂具紀教授(脳腫瘍外科)らの研究グループが膠芽腫を対象に行った医師主導治験(P2)では、中間解析の結果、治療開始してから1年間生存した患者の割合が92.3%と既存治療(15%)を大きく上回りました。申請は悪性神経膠腫の適応で行う予定で、G47Δは国内初の腫瘍溶解性ウイルスとなる見通しです。

    C-REVは膵臓がんでも国内P1試験を行っており、G47Δも前立腺がんや嗅神経芽細胞腫、悪性胸膜中皮腫で臨床試験を実施。オンコリスバイオファーマは、アデノウイルス5型を使った「テロメライシン」(開発コード「OBP-301」)を、食道がんなどの適応で開発しています。

    === 一部甜菜ここまで ===

    安全性が高く、極めて効果的な新しい治療方法(免疫系にも働きかけて転移も含む全身への)については、患者さんとその家族にとっては極めて切実な問題なのです!!!

    関係する医療従事者の皆さん、厚労省、PMDA、AMEDはじめ許認可に関わる全ての皆さんの努力尽力に期待するところです!!!

  • こちらへは初ポストします。 宜しくお願いします。 ;-)
    まずは製造元である此方へinfoをと思いまして@G47Δの話題です。

    今日4/8/2019の「AnswersNews - 製薬業界で話題のニュースがよくわかる」のニュース解説でのトピックスは『ウイルスでがん治療「腫瘍溶解性ウイルス」今年から来年にかけて相次ぎ承認へ』でした。

    その各製薬会社の取り組みの中で、4588の「テロメライシン」、4974の「C-REV」、そして4568第一三共の「G47Δ」などの開発状況@4/5/2019時点を採り上げています。

    === ここから一部甜菜 ===

    G47Δは年内承認の可能性  C-REVも申請中

    タカラバイオは今年3月、開発を進めていた腫瘍溶解性ウイルス「C-REV」(一般名・canerpaturev、旧称・HF10)を再生医療等製品として日本で申請しました。適応は悪性黒色腫(メラノーマ)で、腫瘍溶解性ウイルスの申請は国内初。第一三共は東京大などの研究チームが開発した「G47Δ」を今年5~6月に申請する予定です。

    G47Δは、世界に先駆けて日本で承認取得を目指す画期的新薬を承認審査で優遇する「先駆け審査指定制度」の対象品目。予定通り申請されれば、年内に承認されるとみられます。

    タカラバイオのC-REVは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の弱毒化株。自然変異型ウイルスで、遺伝子改変は加えられていません。

    切除不能または転移性の悪性黒色腫患者28人を対象に行った国内P2試験では、免疫チェックポイント阻害薬の抗CTLA-4抗体「ヤーボイ」(イピリムマブ)との併用で、24週最良総合効果が7%、病勢コントロール率が56%。この試験では、対象患者の89%が抗PD-1抗体単剤での治療歴があり、C-REVは抗PD-1抗体による治療で効果が得られなかった悪性黒色腫患者に対する選択肢となる可能性があります。

    タカラバイオはC-REVの日本国内での開発・商業化で大塚製薬とライセンス契約を結んでおり、承認取得後はタカラバイオが製造、大塚が販売を行います。

    一方、第一三共が近く申請を予定しているG47Δ(第一三共の開発コードは「DS-1647」)は、遺伝子改変を加えたHSV-1。東大の藤堂具紀教授(脳腫瘍外科)らの研究グループが膠芽腫を対象に行った医師主導治験(P2)では、中間解析の結果、治療開始してから1年間生存した患者の割合が92.3%と既存治療(15%)を大きく上回りました。申請は悪性神経膠腫の適応で行う予定で、G47Δは国内初の腫瘍溶解性ウイルスとなる見通しです。

    C-REVは膵臓がんでも国内P1試験を行っており、G47Δも前立腺がんや嗅神経芽細胞腫、悪性胸膜中皮腫で臨床試験を実施。オンコリスバイオファーマは、アデノウイルス5型を使った「テロメライシン」(開発コード「OBP-301」)を、食道がんなどの適応で開発しています。

    === 一部甜菜ここまで ===

    安全性が高く、極めて効果的な新しい治療方法(免疫系にも働きかけて転移も含む全身への)については、患者さんとその家族にとっては極めて切実な問題なのです!!!

    関係する医療従事者の皆さん、厚労省、PMDA、AMEDはじめ許認可に関わる全ての皆さんの努力尽力に期待するところです!!!

  • >>No. 2373

    パラオ行きたいさん、お気遣いありがとうございます。 ;-)

    ワンコの体調は今は少し落ち着いてて、まぁ、やれやれなんですが好不調の波が激しくて。 昨夏から急に水を大量に欲しがるようになり、最初は糖尿病を疑ったのですが尿や血液検査では所見なし、体重も激減してきたので次に癌を疑ったのですがレントゲンも超音波エコーも所見なく、消去法的にホルモンの血液検査で副腎皮質機能亢進症ではないかとなりました。 お腹も壊しやすくなり、夜鳴きも激しいときはこっちが介護疲れの寝不足でまいりますよね。

    なにしろ、うちのカミさんが甘やかしてた頃15kg以上あった体重は、カミさんが膵癌で逝ってしまい一人と一匹生活ではオヤツ無し&運動量増加で12kgに引き締まり精悍になった6年間は元気一杯だったのですが、そこから昨秋より4kgも落ちて今は食欲にも波があるのでお腹を壊すと8kgのガリガリ柴犬・・・食欲増進の薬すら食べさせようが無いときもあって、メッチャ心配になります。

    そういえば、イチロー選手が引退記者会見で「愛犬の柴犬、一弓(いっきゅう)は17歳と7ヶ月で、もうふらふらだけど毎日懸命に生きてる姿を見せてくれるので俺もまだまだ頑張らなきゃと思えて、とっても感謝してる」と話してて、愛犬家の皆さんは凄く共感しましたよね♪ たぶん、日曜の夜のNHKスペシャルでその姿を見られるんじゃないかと思います。

    ところで、今日、4568は大型株にもかかわらずイキナリS高!!!
    なんと「乳がんなど複数のがん種で開発中の抗HER2抗体薬物複合体 DS-8201についてアストラゼネカと戦略提携(共同開発・販売)、提携契約締結に伴う受領対価は最大で総額69億ドル(7590億円)」との報道がありました。 当方も弱小応援団員ですが、なにしろ相手がメガですし、こういうのは投資冥利に尽きますね。

    我等が応援する4579RQにも、匹敵する佳き日が到来することをっ♪ ;-D

  • >>No. 2356

    とてもお久し鰤におじゃまします。 ;-D

    うちの黒いのも、ときどき外耳炎になり頭を振り振りしてます。
    柴♂なので立ち耳ですが、つい後ろ足でガリガリ掻いてしまったときに黴菌が。
    もう爺さんワンコで昨秋から副腎機能亢進症となり、2weeks毎に通院にて医療費がとんでもないことになって(めちゃ高価な薬が処方されて)たり、トイレが我慢できなくなってしまって部屋中たいへんですが、かけがえの無い家族なので、この↓寝姿に癒されてます。

    引き続き4579は応援していますが、最近4568つながりで4061のG47Δ(デルタ)も僅かに応援開始しました♪ この分野、皆様のご関心や如何に? ;-D

  • >>No. 756

    そうなんです、もし7年前に超音波内視鏡(EUS: Endoscopic Ultrasonography)でG47Δを患部に注入して直接的に膵臓癌を叩く治療法が実用化されていれば、うちのカミさんは生き延びていたのではないかと、非常に悔しい思いで一杯です。

    診断方法にしても、治療方法にしても、ドラッグラグ(欧米との適用時間差)の問題は患者さんとその家族にとっては極めて切実な問題なのです!!!

    関係する医療従事者の皆さん、厚労省、PMDA、AMEDはじめ許認可に関わる全ての皆さんの努力尽力に期待するところです!!!

  • >だーまつさん

    前スレッド#985@3月23日 21:19で紹介されてた「synodos」の記事info、ありがとうございます。 鈴木悠司氏@ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)執行役員メタボロミクス事業カンパニー・バイスプレジデント兼事業戦略室長について、なかなか興味深く読ませてもらいました。

    記事の中で紹介されていた経歴を見ますと===甜菜ここから===:
    1979年埼玉県生まれ。私立開成高等学校、東京大学教養学部卒業後、2003年4月に外務省入省。ウォーリック大学で経済学士号(Diploma)、
    ケンブリッジ大学でアジア研究修士号(MPhil)取得。在インド日本大使館二等書記官、金融庁国際室課長補佐を経て2011年7月に退官後、
    McKinsey & Company東京オフィス及び上海オフィスエンゲージメントマネージャー、マクロミル経営戦略室/CEOオフィス戦略開発グローバル
    ヘッドなどを経て、2018年4月よりHMT社に参画。===甜菜ここまで===

    どなたか高学歴エリートを無闇矢鱈と毛嫌いしてる人もおられるようですが、対談記事を読み込んでみるに、なかなか面白そう&やってくれそうに思い、当方はHMTが持つコアな価値で人類の調和の取れた幸せへの貢献を期待しています。

    膵臓など難治ガンの超早期発見&治療法解明へ、そして社会的要請の高いMDDバイオマーカ実用化へ、頑張れっ、HMT!!! (V)o\o(V)  ;-D

  • 皆さん、こちらでは久し鰤にポストします。 ;-)

    ここにきて3月、これまた久し鰤に新しい1口をポートフォリオに加えてみました。 mtnさんはじめ、賢明な皆さんは米国への投資へと分散されてるのは実に参考になりますし、当方も技術的な背景からNVDA、ILMN、GHなどはワッチしてますが未だ口座すら開設しておらず、今回も日本の企業4061です。

    がんをmiRNAで超早期発見!が実現するのも其処まで来ている一方、オンコロジ治療分野で注目は光免疫療法とガン溶解(融解)ウイルス療法だろうと何処かなとサーチしていて見つけたのが、弱毒化したヘルペスウイルスで先行する4974に対して遺伝子改変バージョンが4061のG47Δ(デルタ)。 アデノウイルス系のものもあるようですが、さてさて、この分野に詳しい方々の御意見を伺えれば嬉しく思います。

    すでに発表されてるIR記事を↓:

    === 甜菜ここから ===
    がん治療ウイルス製剤「G47Δ」製造設備を竣工 2017年 10 月 6日

    デンカ株式会社(本社:東京都中央区、社長:山本学、以下「デンカ」)の主要グループ会社であるデンカ生研株式会社(本社:東京都中央区、社長:綾部光邦、以下「デンカ生研」)は、2016年7月21日発表のとおり、新潟工場に建設していた、がん治療ウイルス製剤「G47Δ(デルタ)」製造設備(41号棟)を、2017年10月5日に竣工したことをお知らせいたします。

    「G47Δ」は、遺伝子改変単純ヘルペスウイルスⅠ型を用いた新しいコンセプトのがん治療薬で、2015年より、膠芽腫(こうがしゅ/悪性脳腫瘍の一種) を対象としたフェーズ2医師主導治験が行われています。デンカ生研は、東京大学医科学研究所 藤堂具紀教授からの委託により、実用化に向けた大量生産法の開発を2015年より進め、このたびの初期製造設備の完成に至りました。なお、本設備の稼働時期につきましては、本製剤が厚生労働省から製造販売が承認された後となります。
    === 甜菜ここまで ===

    破壊されたがん細胞の断片が、さらに免疫系に刺激を与えて、さらにがんを叩く!免疫チェックポイント阻害薬との合わせ技攻撃ってのもありらしく、これは実現して欲しいなと思っています。

    #こないだ偶然の好天で、↓やっぱ美しい国ですよね、日本は。

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