ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)イーディーピー【7794】の掲示板 2022/11/26〜2022/12/19

>>1029

上場時決算情報には、新工場の稼働率が11-3月の計画値として既存成長装置から1台あたり生産効率45.8%増加と書かれています。(1.458倍)  設備能力2倍なので能率の相対比較では第一工場比70%台と低い見積もりで、おそらく実績では上回ってきます。

また新しい成長装置の1台あたり設備能力が2倍になり総能力で期末に前期末比3割/4割増になると、製造部門の人員がすぐ比例して増加するかというとそうはならないと思われます。新工場は第一工場から徒歩数分の距離(大規模工場だと同一建屋内のライン間の距離)でしかなく、一部は既存人員が工場間を行き来して当面は作業を兼務することも想定でき、設備能力アップとあわせた効果で単位あたりの固定費負担の減少が人件費部分にも及びそうです。

加えて電力効率アップが期待できるとみます。新成長装置の電力量の増加は製造数の伸び以下におさまるはずです。結晶成長の特性で時間部分の影響が大きいと想像されることから、一度に成長する数量の増加で単位あたり電力料削減効果が世間一般の工作機械などが能力増強する場合よりも大きくなるのではと考えます。電力料は変動費のためその意義は重要です。