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(株)メディネット【2370】の掲示板 2015/01/22〜2015/01/26

日々加速するバイオ

>iPS細胞と心臓の同化確認―動物移植実験で初―阪大など
時事通信 1月26日(月)11時46分配信

 心筋梗塞を発症させたラットに移植した人工多能性幹細胞(iPS細胞)が移植先の心臓と同化したことを、大阪大学などの研究グループが分子レベルで証明し、26日までに米科学誌に発表した。同日、阪大医学系研究科(大阪府吹田市)で会見した同大心臓血管外科の沢芳樹教授は「他の細胞移植とは異なり、iPS細胞が心筋組織として動き続けることが初めて証明できた。ヒトでの臨床につなげていきたい」と述べた。
 これまで、国内外の動物実験により、iPS由来細胞を心臓に移植することで心機能が改善することは報告されていたが、実際に移植先の心臓と同化して運動することは証明されていなかった。 
 実験では、マウス由来のiPS細胞を用いて、直径1センチほどの心筋細胞培養シートをラット5匹に移植。約1カ月後に強力な電磁波を照射して心筋収縮タンパク質分子の運動を調べたところ、移植したiPS細胞由来の心筋細胞が心臓と同化して伸縮と拡張を繰り返していることが確認できたという。