楽天証券の基本情報をチェック
楽天証券には、ポイント投資やクレジットカード積立などの便利なサービスが充実しています。紹介する4つの基本情報をチェックして、楽天証券の理解を深めましょう。
楽天ポイントや楽天証券ポイントで投資できる
楽天証券ではポイントプログラムを導入しており、楽天ポイントや楽天証券ポイントを使って投資できます。楽天ポイントは楽天グループのサービスでもらえる共通ポイント、楽天証券ポイントは楽天証券の特典・キャンペーンや取引でもらえるポイントです。
楽天ポイントで投資できるものは、投資信託や国内株式の現物取引、円貨決済による米国株式の現物取引、バイナリーオプション取引。楽天証券ポイントでは、投資信託の購入のみに使えます。いずれのポイントも1ポイント1円分として、購入代金や手数料の一部または全額の支払いに利用可能です。ちなみに、投資信託や株式の購入にはNISA制度を活用できるので、節税メリットも活かしながらポイント投資できます。
それぞれのポイントを使うためには、事前にポイントコースの設定をしましょう。コースは楽天証券の公式サイトにログインしたあと、「マイメニュー」>「ポイント設定・SPU」で設定できます。楽天ポイントは楽天ポイントコース、楽天証券ポイントは楽天証券ポイントコースを選んでください。
ちなみに、楽天ポイントコースにおける投資信託や米国株式のポイント投資は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象です。SPUとは、楽天グループサービスの利用に応じてポイント倍率がアップするサービスのこと。SPUの条件を満たしてポイント投資すれば、楽天市場の買い物で獲得できるポイントが最大+1倍になります。楽天ポイントをお得にためたい人は、SPUの詳しい条件を確認してみてください。
楽天カードでのクレカ積立にも対応
楽天証券では、投信積立の決済方法に楽天カードが利用可能です。月の積立金額は100~50,000円の範囲で設定でき、毎月1日または8日に自動買付が行われ、27日に引き落としが行われます。
楽天カード以外のクレジットカードや楽天銀行のデビットカード、ETCカード、ビジネスカード、家族カードは使用できません。楽天証券口座と楽天カードの名義が異なる場合も利用できないので注意しましょう。
楽天カードで積立するメリットは、決済額に応じて楽天ポイントが獲得できること。カードの種類や投資商品の代行手数料によって還元率が異なるものの、0.5~1%の楽天ポイントがもらえます。ポイント利用の設定を済ませておけば、たまったポイントを投資に充てることも可能です。
ちなみに楽天証券では、電子マネーの楽天キャッシュを使った投信積立にも対応しています。積立の設定上限が月50,000円となっているため、クレジットカード決済と併用すれば毎月最大10万円が積立可能です。楽天カードからチャージすると0.5%のポイント還元も受けられるので、ポイントも効率よくためられるでしょう。
マネーブリッジの登録で入出金がスムーズ
楽天証券の銀行連携サービスには、マネーブリッジがあります。マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券の口座を連携させる無料サービスです。
大きなメリットは、自動入出金サービスが使えること。金融商品を買付する際は、楽天銀行の預金残高から自動入金され、証券口座に余った資金は夜間に自動出金されます。楽天証券と楽天銀行のどちらにおいても、口座に残すお金を設定できるため、投資に回すお金と生活資金を区別しやすいでしょう。
楽天銀行口座の金利が0.1%に優遇される点も、マネーブリッジの利点です。楽天銀行普通預金の金利は2023年11月時点で0.02%のため、金利面でのメリットも大きいといえます。なお、マネーブリッジ登録口座で300万円を超える分の金利は0.04%です。
マネーブリッジを利用するためには、楽天銀行と楽天証券を開設し、マネーブリッジを登録する必要があります。楽天銀行口座を持っていない人は楽天証券口座の開設時に同時申込みできます。
楽天証券の口座開設はオンラインで完結
楽天証券はオンライン完結で口座開設できます。まずは楽天証券の公式サイトにある「口座開設」をクリックし、楽天会員に登録済みの場合はログインしてください、楽天会員でない場合はメールアドレスを入力・送信し、届いたメールのURLを開きます。
次に、「スマホで本人確認」と「書類アップロードで本人確認」のいずれかの方法で本人確認書類を提出しましょう。今回は、スピーディーに手続きを進めやすいスマホの本人確認の流れを紹介します。手元に運転免許証または個人番号カードを用意し、手続き画面の案内に沿ってスマホで撮影してください。自身の顔写真も撮影すれば、本人確認の申請は完了です。次の画面で住所・氏名などの情報やログインパスワードを登録しましょう。
登録後、翌営業日以降にログインIDがメールで届きます。楽天証券の公式サイトにある「ログイン」をクリックし、IDとパスワードでログインしましょう。取引前の初期設定やマイナンバー登録を実施すれば、取引を開始できます。
ちなみに楽天証券の総合口座は、1人1口座までしか開設できません。過去に登録したものの、ID・パスワードが不明な場合は、楽天証券の「ログインID再通知」でIDを確認し、パスワード再設定を行いましょう。