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マネタリーベース=「日本銀行券発行高」+「貨幣流通高」+「日銀当座預金」https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/statistics/h06.htm/ という定義で 現金通貨と「日銀当座預金」が別物として扱われているのがよく分かりません。 前者の額は後者に含まれているような気がしてました。 ①日銀当座預金が増えるのは、例えば日銀が市中銀行から国債を買った時 ②日銀が持っている現金通貨が社会に出回るのも、例えば日銀が国債を買った時 という、私が抱いているイメージの少なくともどちらかが間違っているのだと思いますが、どこが間違ってますか?
回答数:2
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質問日:2017/12/12
違反報告する現金通貨がどのようにして世の中に出回るかというと、 まず銀行が預金者の現金引き出しを予測して、保有している日銀当座預金を現金通貨に交換します。 そして預金者がATMや銀行窓口で現金引き出しをすることにより、現金通貨は世の中に出回ることになります。現金通貨が世の中に出回るルートはこれ以外にありません。
リオさん
回答日:2017/12/12
違反報告する1件
これはめんどくさいんだけれど (あんまり真面目に 考えない方がいいですよ。 あくまでも建前ですから)、 この場合、「現金通貨」というのは 硬貨(1円玉、5円玉、10円、、、500円玉、 各種記念硬貨)のことを 指しています で、法律的・会計的な建てつけとしては 硬貨と紙幣は 全然意味が違って、 紙幣は負債、 硬貨は現物資産(まあ、 一種の「商品」) ということなんですよ。 紙幣(日銀券)というのは 将来、日銀が 償還を約束している証紙、 硬貨というのは その硬貨の素材が 金属であることによって 金属自体の価値によって 流通している商品 (日銀は その価値を保証しているわけでは 無い) という位置づけなんです。 (その一方で 硬貨を溶かしたり 鋳潰したりすると 法律で罰せられることになりますから、 矛盾しているわけですが。) さて、その上で、 ご質問中、 ①、②に書かれていることは 正しいです。 間違っていません。 (まあ、②については 厳密には 「国債を購入したとき」 ではなくて、 「国債を売却した結果、 日銀当預が増加し、 その日銀当預の 一部または全部を 払戻ししたとき」 ということになりますけど、 些末な話です。) では貨幣が 日銀券と区別され、 「日銀の負債」ではない、 というのは、 どういうことか、 というと、 日銀の 貸借対照表を見ると 左上のほう、 つまり、 資産方に 「現金」という 項目があります。 これが硬貨なんです。 会計的な話ですけれど、 銀行が日銀から 借入をする、あるいは 国債を売却すると 銀行は、日銀当座預金を 受取ります。 で、そのあと、 銀行が日銀に 紙幣あるいは硬貨、つまり 現金の払戻しを 請求する。 そうすると、日銀は 銀行の請求に従って 紙幣あるいは 硬貨を提供する。 だから、 受け取る側(民間銀行)に とっては、 紙幣も硬貨も 全く同じです。 何が違うか、というと 日銀側の勘定処理です。 紙幣を提供する場合は 単に、 日銀当座預金を 発券銀行券に 振り替えるだけです。 つまり、日銀の 負債項目の中で 日銀当預の一部が 銀行券に代わるだけで、 総資産額には 変化がない。 ところが 貨幣(硬貨)への払戻しが 行われると、 日銀の貸借対照表上、 日銀当預が減少する見返りに 資産項目の 現金が減少して 日銀の総資産額が 減少することになります。 つまり、 日銀当預⇒現金(紙幣・硬貨) という流れには 違いがあるわけではなく、 単に、 日銀側で 負債項目の中で振替えられるか、 負債が減少した分 資産が減少するのか、 という違いなのです。 なぜこのような違いが 生じるのかというと、 紙幣(日銀券)は 日銀が発行した証紙であり、 将来、 日銀自身が 再び日銀当預に置き換えることを 約束している、 それだけで流通する 紙切れにすぎません。 他方、硬貨のほうは 日銀ではなく、 政府(財務省)が 発行主体であり、 日銀は、政府が 生産・発行した硬貨を、 代金を支払って 「商品」として仕入れているのです。 政府は 原材料を仕入れ それを加工し それにマージンを上乗せする形で 日銀に売却しています。 日銀は 政府から購入した「商品」を その仕入れ値で 自らの資産として計上し それを 自分自身の負債(日銀当預)との 交換で、 民間銀行に売却しているわけです。 ――と、言ったって 実際には 日銀券と変わらないじゃないか、 銀行が硬貨を日銀に持ち込んだら 日銀は それを日銀当預と 交換してくれないの? 預金できるんでしょ? と、言われたら そりゃ銀行は 紙幣だけではなく、 硬貨だって 日銀に預金しますよ。 だから、実質的に 銀行から見たら 違いはないんです。 ただ、法律的な建てつけが (アメリカはじめ 多くの国で) そうなっているもんだから、 一応、 教科書にも そう書いているだけです。 実際は 日銀券と硬貨とは 区別する理由がありません。 あくまで、法律的な 建前です。 まあ、おいらの体験で 唯一、この両者の違いに 意味があったのは 海外で換金する場合、 あるいは国内で 外国の通貨を銀行に 預金する場合です。 紙幣は外国の 銀行(それが中央銀行か 民間銀行かは どうでもいい)の 負債ですから 相手の信用が十分であれば 銀行は買い取ってくれます (その対価として 預金を発行してくれる。つまり 預金できる)。 しかし 硬貨は受け取ってくれません。 (預金できない。) これはどの国が発行している硬貨でも 通常、 その素材価値は 額面価値を 大きく下回りますし、 そんなもの受け取ったところで 銀行にはそれを 金属として売却するような ルートはありませんし、 そもそも法律によって 鋳潰すことが禁止されている。 そんなものは 銀行は受け取れないわけです ――というのは、 建前で そんな少額の取引を やってられない、というのが 本音なんでしょうけれどね。 ただ、理屈としては そういうわけです。 銀行は、 商品(金属貨幣)は 扱わないので 硬貨は受け取れない。 紙幣は 債務証書なので 後日、清算できるので 受取る、 まあ、 形式だけですけどね。
回答日:2017/12/12
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