(株)中村屋の株主優待

　中村屋は1901（明治34）年、東京・本郷にパン屋として誕生しました。その後、菓子の販売、レストランの開設、外食産業向け食材の卸、菓子・食品の納品等、事業を拡げ、現在に至っています。創業者の相馬愛蔵、黒光夫妻は商売の経験はありませんでしたが、独創性を発揮し良い品を適正な価格で提供すること、社会奉仕の精神で経営を行うことで、お客さまからの信頼とご愛顧をいただいてまいりました。
　当社は2021年12月に創業120年を迎えたのを機に、創業者の信念を今一度心に刻み、これからの新たなニーズにお応えしていくために、理念体系を刷新しました。新しい経営理念「真の価値を追求し、その喜びを分かち合う」のもと、中村屋は創意工夫と挑戦で、これからのくらしに溶け込む、喜んでもらえる食を提案してまいります。
　おいしいものは人を元気にしたり、楽しくしたりします。そんな「おいしい！」の力を信じ、おいしい食の提案によりささやかな幸せをお届けし、そのことを通じてお客様と喜びを分かち合える会社を目指してまいります。
　今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

　中村屋は1909（明治42）年から和菓子の製造・販売を始めました。「逸品」シリーズは、長年培った技術を生かして素材と製法にこだわり、定番和菓子のおいしさを最大限引き出すように仕立てた上質な和菓子です。スーパーなどで手軽に購入でき、ご家庭で専門店品質のぜいたくな味わいをお楽しみいただけます。

　「逸品どら焼」は、エグロワイヤル（R）（※1）を使用した卵風味豊かな生地で、北海道十勝産小豆・白ザラ糖を使用して炊いた、粒感のある餡をたっぷりと挟みました。
　2024年に発売した「逸品カステラ」は、エグロワイヤル（R）を使用し、北海道産の小麦、風雅な甘さで卵の風味を引き立たせる米飴を使用し、熟練の職人による五三焼製法（※2）で焼き上げました。卵のぜいたくな味わいと鮮やかな黄金色の生地、しっとり・ふんわりとした食感です。
※（R）：商標登録されていることを表す

※1 エグロワイヤル（R）・・・甘みやコクがありながら、食材の味を引き立てるこだわりの卵。鮮やかな黄色が特長。
※2 五三焼製法・・・卵黄と卵白の割合を5：3とした濃厚な味わいに焼き上げる製法

　創業者　相馬愛蔵・黒光夫妻は、先見の明と創造力で、1927（昭和2）年のレストラン開設以来、純印度式カリーやボルシチ、中華まんなど各国のさまざまな料理を提供してきました。
　そのレストランの調理技術とスパイス技術を生かし、欧風カレー専門店でしか味わえなかった、素材のおいしさを凝縮した、“濃密な濃厚感”が味わえるレトルトカレーシリーズ「THE　濃厚」を発売しました。電子レンジ調理対応パウチで、袋のまま簡単に温めて召し上がっていただけます。