日経平均は355円程度安、売り一巡後はリバウンド狙いや押し目拾いなどで下げ渋り=3日前場

4/3 10:12 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
武田薬4,133-32
アステラ薬1,502-9.50
バンナムH3,113+13
任天堂8,408+17
三井不1,469-21

 3日午前10時7分すぎの日経平均株価は、前日比355円程度安い3万9482円前後で推移する。きのう2日は反発したものの、上値の重い展開だったことや、現地2日の米国株式市場で金利上昇を受け、NYダウが続落し、ナスダック総合指数も反落したことから売りが先行。午前9時15分には、同621円87銭安の3万9217円04銭を付けた。3月29日の終値(4万369円)から1100円を超える下げとなったことから、短期的なリバウンドを狙った買いや、押し目を拾う動きから下げ幅を縮小しているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比250円安の3万9670円だった。

 業種別では、33業種のうち20業種が下落、13業種が上昇している。バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、武田薬 <4502> 、アステラス薬 <4503> などの医薬品株が下落。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株も安い。KDDI <9433> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株や、アサヒ <2502> 、JT <2914> などの食料品株も軟調。7&iHD <3382> 、ファーストリテ <9983> などの小売株や、ニッスイ <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株も弱い。一方、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、東電力HD <9501> 、東ガス <9531> などの電気ガス株、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が高い。

 個別では、リョ菱洋HD <167A> 、野村マイクロ <6254> 、Bガレージ <3180> 、ファインD <3649> 、ウイングA <4432> などが下落。半面、北海電 <9509> 、富士石油 <5017> 、広済堂HD <7868> 、日車輌 <7102> 、あみやき <2753> などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時7分時点で、1ドル=151円台の半ば(2日は151円67-69銭)、1ユーロ=163円台の前半(同162円91-95銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/3(水) 10:12

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