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経済成長率ワースト3位 南スーダン、ベネズエラに次ぐ。 もう先進国名乗ってはいけないと思う。
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世界軍事費6.8%増、23年最高378兆円 イスラエル24%増 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は22日、2023年の世界の軍事費が前年比6.8%増の2兆4430億ドル(約378兆円)で過去最高だったと発表した。パレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルは24%増えた。 イスラエルは23年10月7日のイスラム組織ハマスの越境攻撃を受け、ガザで空爆と地上部隊による軍事作戦を始めた。攻撃前まで平均18億ドルだった月間の軍事費が12月には47億ドルに増加した。年間の総額は275億ドルで、前年と同じ世界15位だった。 イスラエルと敵対するイランはほぼ横ばいの103億ドル。このうち37%が今月イスラエルにドローン(無人機)とミサイルを発射したイラン革命防衛隊に割り当てられた。 サウジアラビアやトルコなども積み増し、中東全体の軍事費は9%増の2000億ドルとなった。SIPRIは「ガザで大規模な戦闘が起き、地域全体で紛争が懸念されるようになった情勢の急激な変化が増額につながっている」と分析する。 世界の総額は9年連続で増えた。ロシアのウクライナ侵略や東アジアでの軍事的な緊張の高まりに伴い過去最高の更新が続く。4割近くを占める米国は2.3%増の9160億ドル、2位の中国は6.0%増の2960億ドル、3位のロシアは24%増の1090億ドルだった。 ウクライナは51%増の648億ドルで世界11位から8位に浮上した。米国などからの350億ドル以上の軍事支援を加えるとロシアに近づくという。 防衛費の大幅な増額の初年度だった日本は11%増の502億ドルとなった。世界9位から10位に後退したものの、増加率は過去50年で最も大きかった。 増加率が世界最大だったのは隣国ルワンダと対立するアフリカ中部のコンゴ民主共和国で、前年の2倍超に増えた。南スーダンが78%増、アルジェリアが76%増と続いた。 増加率はインフレの影響を除いた実質ベースで示している。
989の続き 22年は軍…
2024/05/12 06:45
989の続き 22年は軍事費が減ったのに昨年は増加に転じた国は、 米国を含め韓国・イスラエルなど45カ国だった。 各軍事大国は、潜在的な敵国との全面戦争に備えて、 特に研究・開発(R&D)支出を大幅に増やしている。 SIPRIは「中国・パキスタンを巡る緊張の高まりで 昨年実質支出を4.1%増やしたインドの場合、 増えた支出の大部分は『武器自立』のための投資につぎ込んだ」と分析した。 149カ国のうち、昨年の実質支出伸び率が最も高かった国は 内戦の続いているコンゴ(105%)で、 2位は同じく内戦の真っ最中の南スーダン(78%)だった。 ドミニカ共和国の昨年の実質軍備支出も、比較的高い伸び率(14%)を示した 一時は国防費の増額に消極的だった西側最大の軍事同盟NATOの加盟各国も、 大部分が軍備支出を増やした。 アイスランド(未集計)を除く31カ国のうち、 米国・ラトビア・スウェーデン・フィンランド・オランダ・トルコなど 28カ国が昨年の軍備支出を前年より増やした。 ホワイトハウスへの再入城を狙うトランプ氏が 孤立主義の原則を固守していることから、 加盟各国は競って軍備支出を増やしているとの分析だ。 一部のNATO加盟国は最近、 国内総生産(GDP)比で見た国防費の目標値を「2%」からさらに伸ばし、「3%」へ上方修正すべきだと主張していると「ポリティコ」誌は最近報じた NATOによると、 加盟国のうち国防費がGDP比2%を上回っている国は、 2014年の時点では26カ国中3カ国、 昨年は31カ国中11カ国で、 今年は32カ国中18カ国に増えると見込まれている。