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中国公船の尖閣海域侵入 「看過・放置は国際社会に疑念と蔑みもたらす」原田義昭元環境相 4/15(月) 13:56 産経新聞 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で、 中国海警局の船の航行が常態化している。 14日まで115日連続して中国当局の船が確認された。 自民党前衆院議員で環境相などを歴任した原田義昭弁護士が 産経新聞に寄稿し、 「一刻も早く当方の反撃を、 実効あらしめるものに組み直さなければならない」と指摘。 「侵入する中国公船に放水砲の発射などで排除するよう求めた」 原田氏は衆院議員時代、 中国政府機関が「尖閣群島」など日本側の呼称を使用して 1969年に刊行した地図を国会で取り上げたり、 尖閣諸島に公務員常駐を目指す勉強会を立ち上げたりした経緯がある。 ■中国の地図が日本領有を認める 2015(平成27)年2月23日の衆院予算委員会で、 ある地図を広げて「この古地図は1969年、 日本の国土地理院に当たる中国の『国家測絵総局』(当時)が編纂した地図で、 尖閣諸島が『日本の領土』と明確に描いてある。 中国政府自身が『日本領』と認めている何よりの証拠である」と発言した。 中国は「その程度の資料なら100でも1000でも反証がある」(外交部) と強がりを言ったが、「結局何も反論しなかった」~ 「地図は、外務省のあるOBが訪問持参したものである」 同氏が中国の日本大使館在勤中に入手したもので、 帰国後、公開すべきとあちこち相談したが、 何処も「危険だから止めろ」と言って聞いてくれない。 最後に私(原田元環境相)の所に持ってきたという~ https://www.sankei.com/article/20240415-YCVY2D4LZFD6NCKBSD4RR3BKBY/
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中国の台湾侵攻能力、27年の確…
2024/04/23 18:05
中国の台湾侵攻能力、27年の確立警告 米太平洋軍司令官 来日中のアキリーノ・インド太平洋軍司令官は23日、中国軍は2027年までに台湾に侵攻できる能力を完成させる計画だとの認識を示した。習近平(シー・ジンピン)中国国家主席の指示に基づく軍備増強の加速を警告。経済がさらなる困難に直面しても、路線は変わらないとも予測した。 米大使公邸で、日本経済新聞などのインタビューに答えた。台湾海峡をめぐっては、27年までに中国が侵攻しかねないとの見方を米軍幹部がかねて示している。この根拠について「習主席が27年までに(準備を)実行するよう指示したことに基づく」と説明した。 その上で「(不動産不況などで)経済が失敗しているのに、中国は軍事力に資金を注ぎ続ける決定を下している」と指摘。中国軍による台湾への軍事挑発が強まり続けていると懸念を示した。 ロシアによるウクライナ侵略では、中国が半導体などの軍民両用品を供与し、ロシア軍を支援していると批判した。 これらの対ロ輸出を巡り、中国側は「企業が売っているのであり、政府がロシアを支援しているわけではない」との立場をにじませているという。一方、アキリーノ氏は「(中国では)民間部門と軍事部門が融合している」と強調。中国側の主張は成り立たないと反論した。 日米は今月の首脳会談で、自衛隊と在日米軍の連携に向けて、指揮統制を見直すことで合意した。これに関しては「両国の軍事的な統合を次のステップに進めることは、絶対に正しい道だ」と評価。今後、閣僚級の協議を経て、米軍と自衛隊が具体策の詰めを急ぐことになると話した。 フィリピンが実効支配する南シナ海のアユンギン礁周辺で中国公船による挑発行為が続いている。この問題については「(中国の)行動がエスカレートすれば、米比相互防衛条約を発動する必要が生じるかもしれない」と語り、中国をけん制した。 インド太平洋軍は太平洋全域とインド洋までの地域を管轄しており、中国や朝鮮半島への対応も担っている。