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経団連は20日、2024年の春季労使交渉の1次集計結果を発表しています。 大手企業の定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率は5.58%。 過去の最終集計結果と比べると1991年の5.6%以来、33年ぶりの高水準。 賃上げ幅の平均は1万9480円で、比較可能な76年以降で最も高かったとの事。 2023年の1次集計と比較すると、賃上げ率は1.67ポイント、賃上げ幅は6370円上昇。 賃上げ、物価の上昇、長期金利の上昇、日本の利上げ環境は整ってきた。
名目賃金にあたる23年度の現金…
2024/05/23 16:56
名目賃金にあたる23年度の現金給与総額(従業員1人あたり)は33万2533円と、前年度から1.3%伸びた。伸び率は22年度(1.9%増)から縮小した。うち所定内給与は1.3%増、賞与など特別に支払われた給与は1.6%増だった。 現金給与総額を就業形態別にみると、正社員など一般労働者が1.7%増の43万8696円、パートタイム労働者が2.4%増の10万5989円だった。 連合が公表した24年春季労使交渉(春闘)の回答集計によると、ベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた賃上げ率の平均は5%を超えた。交渉結果が反映されるのは4月以降で、実質賃金がプラスに転換するかが焦点になっている。