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東工大の益一哉学長は「(10月の)東京医科歯科大学との統合後も重要な役割を果たすだろう」と語った。スパコンを運用する学術国際情報センター長の伊東利哉教授は開発を振り返り、「半導体不足や円安で困難になりかけたが、辛抱強く調達を続けた」と話した。 期待される用途が生成AIだ。生成AIとは、文章や画像を自在に生み出せるAIのことで、米オープンAIが22年末にサービスを発表して以降、世界的な開発競争が続く。あらかじめ膨大なテキストや画像を読み込ませて意味を理解させる必要があり、その工程にスパコンを用いている。 AI向けの演算性能を高めた4.0は、学習時間の短縮や大規模な学習が可能になるとみられる。既に複数の生成AIの研究者との連携を始めており、国立情報学研究所(NII)は日本語に特化した生成AIの大規模言語モデル(LLM)の研究に使う。夏ごろまでにオープンAIの過去のサービスと同規模の日本語LLMをつくる。薬の分子が細胞に入り込む際の精密なシミュレーション(模擬実験)にも使われるという。 東工大以外の研究者も産学問わず利用手続きをすれば有償で使える。4.0では利便性を高めるべく、ウェブブラウザー経由でアクセスできるようにした。東工大は6年間4.0を運用し、その後は後継機の導入などを検討する予定だ。
足元、株価に動意が見られている…
2024/05/11 12:19
足元、株価に動意が見られている一群は、なんと「中国関連株」です。中国では不動産市場の低迷を主因に景気低迷が言われていました。しかし、4月16日に中国国家統計局が発表した1―3月のGDP(国内総生産)が、物価の変動を調整した実質で2023年10―12月の5・2%増を上回り、前年同期比5・3%増となったあたりから中国関連株の動きが好転し始めています。 これは見逃してはいけない動きです。中国関連株は「設備投資」に関する銘柄が多く、サーボモーター・インバーター・産業用ロボットの「安川電機(6506)」、工作機械用NC(数値制御)装置の「ファナック(6954)」、空圧制御機器の「SMC(6273)」、センサーなど検出・計測制御機器の「キーエンス(6861)」、小型自動旋盤主力で中国売り上げが過半、現地子会社が香港市場に上場する「ツガミ(6101)」、精密小型モーターの「ニデック(6594/旧社名日本電産)」などが中心的な銘柄です。 このほか「日立製作所(6501)」、「三菱電機(6503)」の重電大手も広い意味では該当します。 中国経済指標が好転し、すでに中国本土株も反発の動きを示しており、やや遅れて東京市場でも中国関連株への見直しが進むと思われます。敬遠されてきたテーマですので、見方が変化した際の株価インパクトは大きくなる公算です。低迷していた期間が長かったことから、保有している投資家が少なく、上値でも売り物が少ない好需給状態と想定されます。 (株式ジャーナリスト) > 中国終わった言うてるぞ🥸