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「設備投資は減価償却費の範囲内で」。これは四季報記者が取材先に設備投資計画を質問すると、よく返ってくる答えの一つだ。 減価償却費とは、資産を取得した際に数年にわけて費用計上する会計上の処理のこと。減価償却費の範囲内で設備投資するということは、新しい工場などは造らず、現状設備の更新程度にとどめて生産能力を維持することを意味する。 減価償却費は固定費であるため、減価償却費以上の設備投資は(ほかの経費が一定だとすると)売り上げを大きく伸ばさないかぎり目先の利益を圧迫する。経営者の多くが設備投資に慎重になるのはそのためだ。逆に大型投資に踏み切るということは経営者の自信の表れといっていいだろう。 https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/108691 減価償却より設備投資額の大きい銘柄を探せ この設備投資額と減価償却費の関係がわかると、数年先の業績動向を予測するうえでこれまでとはちょっと違った「気づき」を得ることができる。 では問題。「工場がフル稼働状態で大忙しの絶好調企業。この企業が設備投資をしないでいると、どうなることが予想されるだろうか?」 答えは簡単、業績は頭打ちとなる。「フル稼働」ということは、生産能力がMAXに到達している状態で、さらなる増産には設備を増強するしかない。設備投資をしないなら値上げ以外に売り上げを増やす方法はない。 設備投資をすると、設備稼働後2〜3年は減価償却負担が重く、利益が圧迫される。が、増産により売上高が順調に伸び、一方で3〜4年目に償却がピークアウトすると、利益は急激に伸びる。 ある四季報記者は「記事欄に“フル稼働”とか“フル操業”といった記載があるとすごそうに見えるが、設備投資をしていない銘柄には投資しないほうがいい」と話す。「そこが業績のピークになる可能性が高い」(同記者)からだ。
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ジャイアの決算は、業績の進捗確認の意味 では参考になるが、株価としての評価は 当てにならない。 決算に対する評価が低いから、株価か 下がったのではなく、まだアメリカでは 相手にされていないのが、現状です。 ですから、個人でも作為的な売りで、 簡単に売り崩せる。 それは、貴方が過去に言っている通り、 出来高を見ればわかりますね。 とは言え、今度の決算について、勝手に 期待値を上げるとか、材料出せとか言う 買い方の身が手な主張には賛成しません。 >コンチの決算がよいから決算後に上がると言ってるやつがいるが、株の初心者か? >ジャイアンが発表した決算は、ほぼコンチの決算だよ >そしてジャイアンは決算発表翌日に-2.7%の下落をした >つまり、コンチの決算は迫力不足のマイナス材料です >GNIの決算はこのマイナス材料を吹き飛ばす、例えばF351早期承認などの超絶サプライズが必要になる >決算またぎは厳しい戦いになるだろうね。。。
「masa‐ⅰ@angel」氏…
2024/05/19 08:12
「masa‐ⅰ@angel」氏のコメント。 「自前の資金で運営するのはいつになるのか?? アンジェスには中期経営計画すらないので不明。 杉山さんはどう思いますか??」と。 朝の用事がありますので簡単にお答えします。 アンジェスは2015年当時、「2025年ビジョン」を発表し、2019年頃には黒字化の見通しを立てた経過がありますが、米国におけるコラテジェンの取り組みが遅れていることを理由として、2019年に撤回した経過があります。確かに米国での取り組みも、理由の柱ではあると思いますが、同時に国内におけるコラテジェンの承認が、条件及び期限付きとなることから、当初想定していたより、販売の取り組みが厳しいとの認識が背景にあったものと思います。 では、この現状をどうしたら打破できるのかですが、一つ一つの取り組みが大事だと思います。 まず、国内におけるコラテジェンの本承認申請の可否が大きな影響があると思います。確かに、国内での本承認を得ることが出来たとしても、それがアンジェスの赤字解消に即つながるものではありませんが、しかし、承認されない場合は、20年以上の歳月をかけて取り組んできたアンジェスの主軸製品の販売が出来なくなるので、海外での取り組みについても大きな影響が出ることは必至であると思います。 その意味で、コラテジェンの本承認申請の可否がどうなるのか、注目しているところです。 次に、アンジェスは「遺伝子医薬のグローバルリーダーを目指す」上で、ゲノム編集治療に注目し、エメンド社を子会社化したのですが、当初はエメンド社の自主性に委ねた経営をしていたと思いますが、地政学的なリスクと併せて、開発パイプラインの臨床入りも、当初の見込みより遅れていることから、エメンド社の経営にも積極的に乗り出したのだと思います。 当面は、懸案となっているELANE関連重症先天性好中球減少症を対象とするゲノム編集治療について極力早期に臨床入りを実現し、アノッカ社に続くライセンス契約の締結を実現してほしいと思います。