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「めちゃコミ」、ブラックストーンが買収へ 帝人が売却 5/31 20:38 電子版 電子漫画配信サイト「めちゃコミック」を手がける東証プライム上場のインフォコムを、米投資ファンドのブラックストーンが買収することで合意したことが31日、わかった。55%を保有する帝人が全株を売却する。 帝人がブラックストーンに優先交渉権を与えた。ブラックストーンはTOB(株式公開買い付け)などを通じて全株を取得し、インフォコムを非公開化する。インフォコムも賛同する見通し。買収総額は2600億円規模とみられる。 インフォコムは日商岩井(現双日)と帝人のそれぞれの子会社が2001年に合併してできた。06年から運営する「めちゃコミック」は電子漫画配信サイトの大手に成長した。 24年3月期の連結売上高は前の期比20%増の844億円、純利益は85%増の66億円だった。電子コミック事業が売上高の約7割を占め、医療機関向けに放射線情報システムや看護師の就業管理システムなどを販売するヘルスケア事業もある。 帝人にとってインフォコムはICT(情報通信技術)基盤を支える位置づけだった。ただ電子コミックが成長するにつれ、事業上の連携が薄くなっていた。 帝人は自動車部品事業の不振と、主力医薬品の特許切れで業績が悪化している。23年3月期は176億円の最終赤字となった。24年3月期は黒字転換したが、利益水準は低いままだ。 2025年度までの中期経営計画では非注力を見極めるなど事業構造改革を進め、収益力の回復を目指すことを掲げている。今回の売却で帝人は1000億円を超える資金を手にするもよう。世界シェア首位で、タイヤの補強材や光ファイバーケーブルなどに使われるアラミド繊維など競争力を維持する分野に、経営資源を集中させる。
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ACCESS最終赤字7億8700万円 2〜4月、大型受注の反動 ACCESSが31日発表した2024年2〜4月期の連結決算は、最終損益が7億8700万円の赤字(前年同期は3億6000万円の黒字)だった。主力のネットワーク事業で前年同期に大型の受注があった反動が出た。 売上高は前年同期比12%減の34億円だった。IoT事業で受託開発費と人件費などが増え、営業損益は8億8800万円の赤字(前年同期は3億5600万円の黒字)だった。為替の円安で為替差益1億2000万円を営業外収益に計上したものの、営業赤字を補えなかった。 売上高が前期比12%増の185億円、最終損益が2億1000万円の黒字(前期は2億8000万円の赤字)とする25年1月期通期の見通しは据え置いた。
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特別損失(ソフトウェア関連)で最終赤字。
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黑転予想なんて毎年出してるの知らないんだね。そして今期最終赤字転落って毎年のパティーンなんだよ?笑
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トクベツソンシツにより最終赤字も頭に入れとか ないと・・・
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そうですね。この市況のなかでも時価総額も全く上がらず、低いまま。なにせ、2期連続の最終赤字。来期、過去最高益みたいな劇的な改善が確実視でき、株価急騰しない限りは、上場維持は困難でしょうね。
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このニュース、昨日読んだ時の感想… 「あーたぶん、真因はそうだと思ってないけど、推定で記事はかけないので、最終赤字(公表された事実)が原因でありゅ! としか書けないんだろうなぁ…」 でした(^^;
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農林中金を中心とする「JAバンク」の最初の蹉跌(さてつ)は1995年、住宅金融専門会社(住専)問題が火を噴いたときだ。住専は有価証券での運用難にあえぐ農林系金融機関から大量に流れ込んだ資金を元手に不動産融資を野放図に拡大。不良債権処理に初めて6850億円の公的資金を注入する事態に発展した。 農林系金融機関の住専7社への融資額は一時5兆円を超えていた。深い傷を負ったことで厳しい批判にさらされた。 2度目は08年の米リーマン・ショック時に訪れる。低所得者向け住宅ローンであるサブプライムローンで1000億円規模の損失を被るなど保有する証券化商品や株式の減損処理を実施。09年3月期に5721億円の最終赤字に転落した。この際はJAグループを引受先とする1.9兆円の資本増強を実施した。 過去2度のつまずきが、投融資していたお金が戻ってこなくなる「信用リスク」によるものだったのに対し、今回は米連邦準備理事会(FRB)による歴史的な速さでの利上げとその後の金利高止まりという「想定外」(奥和登理事長)に伴う「金利リスク」である点が異なる。米国債は満期まで保有していれば元本が毀損することはない。ただ調達金利がリターンを上回る逆ざやが続き、利回りの低い債券を手放すべきだと判断した。 リスクの質は変わっても通底するのは、JAグループから預かっている足元64兆円におよぶ資金の運用先に窮してきた実態だ。 2期連続で合計の純利益が最高を更新する3メガバンクと苦境に陥る農林中金の違いは保有している資産ポートフォリオにある。米金利上昇に伴い外債に含み損を抱えているのはメガバンクも同じだが、農林中金が赤字に追い込まれるのは、過去の苦い経験から信用リスクを低く抑えるため外債への依存を強めたからだ。 メガバンクは貸し出しや保有株の値上がりなど「金利ある世界」のメリットも享受できる一方で、農林中金は「(株など)債券以外は(資本余力を必要とする)リスクウエートが高い」(奥理事長)として元本割れリスクの低い債券に傾斜していた。その結果、米金利の急激な上昇と高止まりの負の影響をもろに受けてしまった。
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農林中金、無理を重ねた30年 JAへ還元3000億円の重荷 農林中央金庫が1.2兆円規模の資本増強に踏み切る方針だ。米金利の高止まりで保有債券の収益が悪化。含み損の処理などで2025年3月期に5000億円超の最終赤字に陥るためだ。最高益を更新する他の大手銀行と対照的に巨額の資本増強を迫られる姿は、JAグループを背負って無理を重ねた30年間を象徴している。 「金融庁はなぜ放置したのか」――。農林中金が24年3月期決算を発表した22日。立憲民主党が国会内で開いた財務金融部門会議で同党議員はヒアリングのために呼んだ金融庁幹部に詰め寄った。農林中金は農林水産省と金融庁の共管で、同庁が蓄積するリスクを見過ごしていたのではないかという含意だった。 金融庁の屋敷利紀審議官は「農林中金の運用モデルは短期金利の高止まりを前提としていないため、収益源の多様化とポートフォリオを分散するよう長年、促してきた」と応じ、投資先の分散に取り組み始めていたものの道半ばだったとの認識を示した。
生きてるうちにのれんの巨額減損…
2024/06/01 12:03
生きてるうちにのれんの巨額減損食らって最終赤字はあるかと思う