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米国務長官「イスラエルのラファ侵攻、ハマス壊滅できぬ」 ブリンケン米国務長官は12日、イスラエルが計画するパレスチナ自治区ガザ最南部ラファに地上侵攻してもイスラム組織ハマスの壊滅にはつながらないと表明した。イスラエルが掃討したガザの一部地域でハマスが活動を再開していると明かした。 米CBSテレビ、米NBCテレビのインタビューで語った。米国はイスラエルによるラファへの大規模な地上侵攻に反対している。ブリンケン氏はガザ南部の中心都市ハンユニスなどを挙げ「イスラエルが掃討した地域でハマスが復活しているのを目の当たりにしている」と話した。 イスラエルメディアは4月上旬、イスラエル軍がハンユニスから地上部隊の大半を撤退させたと報じた。諜報(ちょうほう)活動や軍事作戦を終えたと伝えた。 ブリンケン氏はイスラエルがラファを制圧しても「武装したハマスの多くが残るため、永続的な反乱分子を抱えたままになる」と指摘。イスラエルが民間人を保護しながら軍事作戦を実行する「信頼できる計画」を示さない限り、ラファ侵攻は認められないと強調した。 ガザ保健当局によると、2023年10月の戦闘開始後のガザ側死者はおよそ3万5千人を超えた。ブリンケン氏は民間人の犠牲者数がテロリストを上回っているとの認識を示した。
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信長野望新生は戦争おもしろいな ゲームバランスは偏ってるけど、そこはPKなので調整できるからまぁいいか 反乱分子の地域衆を作ってほしい
憎悪が生むハマス復活 戦闘員の…
2024/05/24 05:22
憎悪が生むハマス復活 戦闘員の7割存続、米政府が警鐘 米政府がイスラエルの軍事作戦に修正を迫っている。イスラム組織のハマス戦闘員の7割がなお存続し、民間犠牲者の増大で膨らむパレスチナ自治区ガザ住民の憎しみがハマス復活の温床になっているとみる。負の連鎖が招く混迷の出口はみえず、米政府は焦りといら立ちを強めている。 「残存するハマスの大隊を排除するためにラファに大規模侵攻しても問題は解決しない」。ブリンケン米国務長官は22日、米連邦議会下院の公聴会でイスラエルによるガザ最南部ラファへの本格侵攻に改めて反対すると表明した。 ラファを制圧しても「武装したハマス(の戦闘員)が何千、何万と残る」とも指摘。米国はハマス壊滅を掲げるイスラエルと足並みをそろえてきた経緯があり、民間被害者が増えるほど「イスラエルはガザで多くの反乱分子を引き継ぐことになる」と唱えた。 兆候はすでにある。米政府はイスラエルが掃討したガザ北部など一部地域でハマスが活動を再開したと懸念する。4月上旬に軍事作戦を終えたガザ南部の中心都市ハンユニスでも復活しており、制圧後のずさんな統治計画に米国は不満を募らせる。 米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長は20日の記者会見で「敵対勢力の一掃だけでなく(地域を)安定させなければならない。イスラエルはそれを維持しなかった」と批判。「そこにとどまらなければ敵は再び勢力を拡大できる」と警鐘を鳴らした。 米政治サイトのポリティコによると、米情報機関は衝突が始まった2023年10月以降にイスラエル軍が殺害したハマスの戦闘員は全体の30〜35%と分析している。軍事能力は弱まっているものの、ここ数カ月の間にハマスが数千人規模の戦闘員を新たに採用したことも抵抗を支える一因になった。 ガザ保健当局によると、23年10月の戦闘開始後のガザ側死者は3万5千人を超えた。米政府はガザの一般市民の犠牲者数がハマス戦闘員を上回っていると解析する。