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【朝鮮労働党】 EXCLUSIVE-トルコ、予算削減額は予想上回る 夏にインフレ緩和=副大統領 [アンカラ 16日 ロイター] - トルコのユルマズ副大統領は16日、ロイターのインタビューに応じ、エルドアン大統領の全面的な後押しを背景に、インフレとの闘いを続けるトルコの新たな財政緊縮策による予算削減額が予想を上回るとの見通しを示した。 正統的な経済政策運営への回帰を指揮してきたユルマズ氏は、夏季に物価上昇が和らぎ、長年の物価高騰を経てインフレ率の沈静化に懐疑的になっているトルコ国民を納得させるのに役立つだろうとの見方も示した。 トルコ中央銀行の積極的な利上げに呼応し、ユルマズ氏とシムシェキ財務相は13日に財政緊縮策を発表した。予算削減額の予測は示されなかったが、1000億トルコリラ(31億ドル)程度に達する可能性があるとのアナリストの試算もある。ユルマズ氏は予算削減の規模に関し「それをはるかに上回ることになりそうだ」と述べた。 「私たちは、今夏に物価上昇が本格的に収まると考えている」とし、「日常生活に影響する問題が改善されれば、国民の認識にも好影響を与えるだろう」と言及した。 トルコの4月のインフレ率は70%だった。5月は75%前後でピークとなり、その後は金融引き締めを受けて、年末までに38%程度まで下がると中銀は予想している。ユルマズ氏も同調し、インフレ目標の達成への自信を示した。
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【朝鮮労働党】 今週のトルコリラ円は、大きく動いた4月29日週のレンジ(4.69-4.91円)の中で方向感を探る展開が想定されます。リラ円に影響を与えるドル円では、政府・日銀による円買い介入の行方は気にしながらも、米国のインフレ指標も動意に繋がるでしょう。14日には4月卸売物価指数(PPI)、翌15日には同月消費者物価指数(CPI)が発表されます。トルコからは、先週に一部で浮上したオフショア通貨スワップ取引の規制緩和に関する続報が待たれます。 テクニカルでは、日足一目均衡表においては雲(上限4.74円、下限が4.68円)で値固めできるかがポイントとなりそうです。4.70円台には一目・転換線や基準線だけでなく、90日や21日の移動平均線も集まっています。相場のエネルギーが溜まってきているとも言え、何かのきっかけで上下どちらかに離れ出すと一気にレンジを広げるかもしれません。 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がトルコ格上げを決定し、見通しは「ポジティブ」を維持。米金融機関からはフォワードでリラ買い推奨、独大手銀行もトルコ債のパフォーマンス改善見通しが出されました。そういった中、一部で噂されている長めのオフショア通貨スワップ取引の制限緩和が決まれば、外国人投資家がよりトルコに投資しやすくなると見られています。まだ検討段階とのことであり、今後の政府の対応に注目です。 なお先週トルコ中銀は、四半期インフレレポートを公表しました。インフレ見通しについては、2024年末が38%と前回予測から2%上方修正されています。今年初めの消費者物価指数(CPI)が想定以上に加速した影響を受けたようです。しかしながら25年末は14%、26年末が9%予想とそれぞれ前回から据え置きました。楽観的な見通しかもしれませんが、トルコ中銀は追加利上げもあり得るとし、インフレ抑制に積極的な姿勢を示し続けてはいます。 今週のトルコの重要な経済指標は、3月経常収支のみです。赤字幅がどの程度まで改善しているかがポイントとなるでしょう。 今週のリラ円は、4月29日高値4.91円を上値めどとし、下値は3月29日安値4.65円をめどと想定します。
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【朝鮮労働党】 昨日のトルコリラ円は4.83円まで買いが先行も、欧州昼過ぎから伸び悩みました。ドル円が155.95円まで上昇した後に失速した影響を受けました。ドルリラも一時32.20リラ割れまでドル安リラ高が進行しましたが、NY時間にはリラが売り戻されました。 なお、昨日はトルコ中銀が四半期インフレレポートを公表しました。インフレ見通しについては、2024年末が38%と前回予測から2%上方修正したものの、25年末は14%、26年末が9%とそれぞれ前回から据え置きました。カラハン中銀総裁は足もとの動向については75-76%がピークになるとし、時期は5月頃と述べました。また同総裁は、必要であれば追加利上げの可能性にも言及しています。 トルコリラ円は4.80円台ではやや伸び悩んでおり、本日は4.70円台に位置するテクニカル主要線を睨みながら値動きとなりそうです。日足一目均衡表は基準線が4.79円、転換線は4.78円まで低下しました。移動平均線では90日線が転換線と同水準に、その1銭下に21日線が控えています。 昨日はトルコ中銀の週間データも発表されました。そこから算出された5月3日時点のネット外貨準備高は、前週から約70億ドル拡大し210.8億ドルとなりました。前週から増加したのは3週ぶり、水準も2月下旬以来まで回復しています。もっとも、準備高が拡大基調を強めた12月後半と比べると、まだ半分程度の水準です。 本日は3月鉱工業生産や同月失業率が発表されます。為替相場へのインパクトはそれほど強くなさそうですが、鉱工業生産(前月比)は前回3.2%まで改善しており、上昇基調が続くのかが注目されます。失業率は昨年10月に記録した約10年ぶりの強い結果8.5%が視野に入っています。 本日のリラ円は4月29日高値4.91円を上値めどとし、3日安値4.69円を下値めどと想定します。 【今日の予定】 16:00 3月トルコ鉱工業生産(前月比、前回 3.2%) 16:00 3月トルコ失業率(前回 8.7%) 【昨日の指標結果】 (結果) 特になし 【昨日のレンジ】 4.80円-4.83円
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2024年05月03日(金) 08時00分 ポスト 東京為替見通し=円安の勢いは一服、介入資金少なく円ショックには要警戒 ・ ・ ドル円相場は、円売りの勢いは一服となるだろうが、下値を積極的に攻めるのも難しく、方向感のない値動きとなりそうだ。 4月29日に続き、日本時間2日早朝の円買い介入は計8兆円を超える巨額介入とされている。これまでの介入は日本が休場となった日(4月29日)、取引参加者が極端に少ない時間帯(5月2日早朝)という、市場の間隙をついて行われている。本日も憲法記念日で東京市場が休場ということもあり、市場流動性の悪い時間帯に敢えて円買い介入を行うのではないかという声はある。しかしながら、米国サイドがドルの押し下げ介入に対しては賛同をしていないと思われることで、現行水準(153円台)での介入を否定する声も多い。 また、流動性の悪い時間帯に介入をしたことに関しては、介入余力が底をつくことを懸念しているから、という声もある。本邦の外貨準備高は約200兆円あるものの、ドル売り介入に利用できる外貨預金額は、今回の介入の規模と同程度と想定した場合は、あと7−8回程度しかないとの予想もある。外貨準備の中にある米債を売ることは、米国サイドから強い拒否反応が示されることもあり、限られた介入資金(ドルの外貨預金や売却できる証券など)で円安の流れを断ち切るのは、流動性の悪い時間が効果的と判断したのかもしれない。もし、介入資金が枯渇してきた場合は、1992年のポンド危機、そしてつい最近のトルコリラ危機などと同様の道をたどることになる。現時点では円安がいったんは止まっているものの、状況次第で円の更なる暴落(円ショック)もあり得るので警戒はしておきたい。 なお、本日は東京市場だけでなく、中国も労働節のため休場、オセアニア・アジア市場から主だった経済指標の発表予定はない。また、NY時間には注目指標(4月米雇用統計、4月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数など)が発表されることが、アジア時間での値動きを限定することになるだろう。 Powered by DZHフィナンシャルリサーチ
【朝鮮労働党】 昨日のトル…
2024/05/23 10:00
【朝鮮労働党】 昨日のトルコリラ円も4.80円台で底堅く、4.87円まで強含みました。156円後半まで上げ幅を広げたドル円に後押しされました。 本日のリラ円はトルコと経済的に結びつきの強い欧州の購買担当者景気指数(PMI)をまずは確かめ、日本時間20時のトルコ中銀による金融政策公表を待つことになります。足もとでは日足一目均衡表・転換線や21日移動平均線がジワリと水準を切り上げてきており、本日4.81円に位置する両線がサポートとして機能するかがチャート上では注目されます。 欧州前半の仏・独やユーロ圏の5月PMI速報値では、サービス部門は景況判断の境目50の上で総じて底堅い結果となりそうです。50を割り込んで推移の製造業も前回から上振れが見込まれています。市場予想に沿った内容となれば、依然としてこれら地域に頼るところが大きいトルコ経済にとっても悪い話ではないでしょう。積極的にリラ買いという材料でもないですが、下値の固さに繋がると見込まれます。 トルコ中銀が本日開く金融政策委員会(MPC)では、主要政策金利である1週間レポレートは50%で据え置きが大方の見込みです。来月初めに発表される5月トルコ消費者物価指数(CPI)は前年比で70%超えが確実視されているものの、金融当局はそこでインフレ上昇はピークアウトするとの見通しを繰り返し述べています。シムシェキ財務相は先日、金利はインフレを抑制するために十分な水準と言及し、追加利上げを暗に否定しました。 トルコ中銀は声明では、引き締めスタンスの継続を再確認するでしょう。ただもし、利上げサイクル自体の終了を示唆するようだと、実質金利マイナス幅が依然として大きい分だけリラ売りに反応する場面があるかもしれません。 本日のリラ円は4月29日高値4.91円を目先の上値めどとし、超えるようだと節目5円が意識されるでしょう。下値めどは16日安値4.75円を想定します。 【今日の予定】 20:00 トルコ中銀、政策金利発表(予想:50.00%で据え置き) 【昨日の指標結果】 (結果) (予想) 特になし 【昨日のレンジ】 4.84円-4.87円