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投稿コメント一覧 (1490コメント)

  • 【任天堂とオリンピック】

    >【任天堂に関わる顧客層の開拓、拡大が進んだ今だからこそ、
    >素晴らしい娯楽の提案が出来る】と。

    あ,たぶんそれ私です。記憶に留めていただいて光栄です。

    開会式でゲーム音楽が使われて以来,ゲームとオリンピックの関わりやそこに任天堂の作品がなかったことなど一部で話が盛り上がっていましたが,あれこれの情報を総合してみると,文春が言うようにおそらくは当初の案では任天堂がかなり大きく関わるはずだった,というのが妥当性があるように思えます。

    リオオリンピックの閉会式でマリオが登場したことについては,確かに政治色が付くという点で懸念も指摘されましたが,いち政党の総裁ではなく日本の代表として捉えるならあれはあれで「アリ」だろうと個人的には評価しています。

    そしてリオの閉会式でその代表が持っていた「ボール」と,前回の東京オリンピックから引き継がれてきた何某かのレガシーの両方を今回の開会式で「受けとめ,引き継ぐ」形での演出が考案され,そのアイコンとしてAKIRAがバイクで,マリオが土管から登場する,というのは大いにありそうです。

    これなら,前回の東京オリンピックとの繋がりやリオオリンピックとの繋がりの面で一貫性が保てますし,開会式全体のテーマもより統一感があるものになったことでしょう。こうした中での当社のIP起用は顧客層の拡大にも大きく寄与したはずです。

    この線で考えると,例えば3on3バスケの効果音でマリオのSEが使われるなどしているのは,本来は開会式からつながる一貫したテーマの中でいわば「隠れミッキー探し」のような盛り上がりを期待しての演出だったのではないかと思います。

    さらに,これが本来は去年の出来事で,時を同じくしてUSJでのスーパーニンテンドーワールドとスーパーマリオ35周年キャンペーンで一層の相乗効果を狙う,という絵があったように思います。

    こう考えると,コロナウィルスにも運営担当者の不手際にも大きなチャンスを奪われてしまったなぁと,本当に残念に思います。上記のような筋書きが実現していたら,「巣籠もり特需」云々みたいな近視眼的な評価でなく,もっと本質的な部分で任天堂が持つパワーの大きさを世界中に宣伝することができたでしょうに。

  • 【QOLの灯,今でも?】

    昨日掲載された年次報告書(Annual Report)を少しずつ読んでいるのですが,今回も研究開発活動(Research and development activities)のところで,QOLについての1文が消えずに残っていました。

    Nintendo continues to engage in the development of various products and services for the future, including new products that improve people's QOL (Quality of Life) in enjoyable ways.

    (任天堂は,人々のQOL(生活の質)を楽しめる方法で改善する新製品を含む,将来の様々な製品やサービスの開発に取り組み続けています。)

    QOLについてはもはや年に1度このレポートのこの場所で目にするだけになっており,もしかすると「やめた」と明言しないためのアリバイ作りとして掲載し続けているのかもしれませんが,当初想定の形(ResMed社との協業や今では離脱してしまったパナソニックとの機器開発)とは違ってもこの成果がどこかで花開くことは期待したいですね。

    Switchおよびリングフィットの成功と任天堂に関わる顧客層の開拓・拡大が進んだ今だからこそQOL向上に生かせる「娯楽」の提案ができるように思いますし,こういうところでこそ「独創」の理念が生きるようにも思います。

  • 【言わざるを得ない事情? or 任天堂の姿勢の変化?】

    望月氏の記事に対して任天度が出した声明について,「収益性が高まる」や「他の新型が出るかも」という見方を否定したことでネガティブな反応もあるようですが,少なくとも任天堂としてはこういう形でこういう内容を伝えることが最善と判断したということで,適切なタイミングで適切な行動を起こす姿勢を示したことは悪い材料ではないと思います。

    看過できない事情として,「収益性」の話が独り歩きすると会社への偏見が助長されるという危惧はあったかもしれません。また,わざわざ言及した他の新モデルの否定も,有機ELモデルの買い控えなど悪影響を危惧してのことかもしれません。

    ただ,長いこと株主として見てきた立場では,従前であればそれでも沈黙を守ったかもしれないな,とも思えます(なのでずっと望月氏も好き放題記事を書いてきたのですが)。そうすると,ここがひとつの姿勢のターニングポイントになるかも,とも思えてきます。

    今回の声明が特に響く人が2人います。

    1人はもちろん望月氏。さすがに名指しはしていませんが日付まで示して言っていますので同等の意味あいはあるでしょう。「事実ではない記事を書く人」と明言したことで,望月氏やブルームバーグに対してある種の警告を行ったように見えます。

    もう1人は先日の株主総会で8番目の質問をされた方。公開されている質疑応答では表現を濁してありますが,あの場では「こうした新機種に関する『デマ』については,当社から『デマである』とはっきり発表してほしい。」と仰っていました。

    あの場ではこの件についての言及はありませんでしたが,今回の件で示した姿勢がその回答になっているのかもしれません。またメッセージで「お客さま」より「投資家のみなさま」を先にしているのにもその意味を込めているのかもしれません(まぁ考えすぎでしょうが)。

    我ながら明らかにホルダー目線の解釈ではありますが,「デマで世論を混乱させる輩にはクギを刺し,株主の皆さんの声には態度と行動で応えます」というメッセージと捉えることもできますので,今回の声明発表は少なくとも悪いニュースではないのではないかな,と個人的には思います。

  • 【確かに。】

    r i r a r i r aさんが紹介してくださった記事,興味深く拝見しました。元の記事をたどって英語で読んでみると,これまた味わい深い表現でおもしろいです。曰く,

    It’s not too hard to figure out, really. There’s a lot of dedication, passion, and craft in manga comics. And that’s missing, almost entirely, from the Big Two.


    和訳するとほぼ既出の記事の通りですが,途中の manga comics を勝手ながら Nintendo games に変えるだけで文章全体がより面白くなります。すなわち,

    It’s not too hard to figure out, really. There’s a lot of dedication, passion, and craft in Nintendo games. And that’s missing, almost entirely, from the Big Two.

    「理解するのはさほど難しいことではない。任天堂のゲームには作者の献身的な姿勢と熱き想い,そして優れた技がある。これは『ビッグ・ツー』ではほぼ完全に失われているものだ。」


    これを読んで違和感を感じないのはやっぱり偏愛アホルダーだからでしょうかね。

    「ビッグ・ツー」の部分には,最先端の処理能力を持ったゲーム機を販売しているあの会社(ただし日本では在庫がなさ過ぎてほとんどエア販売)とあの会社(ただし日本では人気がなさ過ぎてほとんどエア販売)や,クラウドゲームで世界に強烈な(でもどこにも当たらない)パンチをかましているあの巨人やあの巨人があてはまりそうな気がしないでもありません。

    いや,4社とも普段いろいろお世話になってはいるのですが,ことゲームをベースとした娯楽に関しては,その何たるかをわかっていない度合いにおいてコミック界におけるマーベルやDCと比肩するくらいかもしれないなぁと思ったりします。

  • 【仕事に戻る前に1つだけ】

    sppさんどうもです。

    >ベーマガやオールアバウトナムコ

    どうしてもこの単語だけは反応せずにいられませんでした! えぇベーマガ毎月読んでいましたとも! オールアバウトナムコも隅々まで読んでいました! 中学校にあった98にはFM音源が積まれていたので巻末の楽譜を見ながら音楽打ち込んでいましたよ! ナムコの大ファンでちゃんとクーソーしてから寝てました!

    ……はぁはぁ。取り乱しました。今度こそ仕事に戻ります。

  • 【おっさん世代の皆さんありがとうございます】

    任天堂に関係ない話を振ってしまいすみません。でも懐かしいですね。

    私が通っていた中学校がたまたまCAI(←という表現がまた懐かしい)の研究校だかなんだかで,わりと自由に使えるPC-9801(UV21)がたくさんありました。

    そこでN88-BASIC(86)やらMS-DOSやら,一太郎やらLotus 1-2-3やらを学んで先生たちに教えていました。一太郎はバージョン3,ATOKは6だったでしょうか。

    で,家に帰ればファミコンのディスクシステムやファミリーベーシックで遊ぶ日々。今思えばいつ勉強していたんだろうと不思議ですが,こういう生活が数十年経って任天堂の株主生活に繋がったと思うと感慨深いものがあります。

    いい加減仕事に戻ります。お騒がせしました。

  • 【この話が通じればおっさん認定ですね】

    ほぼほぼ同じ時代を生きてきたようで。私も自分で買ったものやたまたま通学していた学校にあったものなど,あれこれPCをいじってきました。その歴史を振り返ると

     ・ファミリーベーシック
     ・MSX
     ・PC-8801
     ・PC-9801
     ・MZ-2500
     ・FM-TOWNS
     ・いわゆるPC/AT互換機各種

    この中で,ファミリーベーシックで「いかに容量を節約しながらプログラムを組むか」とFM-TOWNS上のWindows 3.1でいかにインターネットに安定して接続するかといったテーマは今振り返ってもかなりチャレンジングなものだったと思います。結構スパルタな環境で試行錯誤して無駄に鍛えられました。

    今ではSwitchの「ノードン」にナビしてもらいながら学べるなど隔世の感がありますが,今の子どもたちにもたまにはスパルタな環境で脳みそに汗かくような経験もしてほしいなと思ったりします(すみません発想が昭和なもので)。

  • 【なつかしい……】

    CRT……いや,揚げ足をとる意図ではないのですが,これは Cathode Ray Tube すなわちブラウン管のことですね。発色や応答速度は優秀ですが,さすがに Switch にCRT搭載は無理ですね。

    かつてPCが「マイコン」と呼ばれていたころ,雑誌の後ろにあったショップの広告で本体のことを「CPU」,ディスプレイのことを「CRT」と呼んでいた頃をふと思い出しました。PC-9801VMとか8801mkIISRとか,なかなか手が届かないなぁと思いながら価格表を眺めてましたっけ。

  • 【たぶん控えないと思います】

    新型とはいえゲームをするうえでそんなに違いがあるわけではないので,今欲しい人は待たずに今の機体を買うと思います。

    これが処理性能もできることも全く異なるような噂の「Pro」だったら話は違っていたかもしれませんが,特に小さな子供用に購入する家庭であれば5,000円上乗せしてまで欲しい性能ではないでしょうし,今遊びたいのを我慢して待つほどのものでもなさそうな気がします。

    マイナーアップデートなのでユーザーへの訴求力もそれなりで,このことについては既にSNSでも様々意見がありますが,日経の報道にあるようにこれによって今期の生産台数の裏付けができたことと「この性能でまだSwitchのサイクルは続きます」と宣言した意味合いのほうが実は大きいかもしれません。

    あ,そういえば今日の日経の記事では「延命」とか「賞味期限」といった言葉は使っていませんでしたね。前回のLiteのときのような恥をさらすのはもうやめたんですね。

    一方で三菱UFJMSはどんな見解を出しますかね。「ディスプレイの変更ごときでPS5との競争に勝てるとは思わない」とか言ってきたら大笑いですが。

  • 【うがった見方をすると】

    タイヤさんこんにちは。確かにE3での発表でもよかったような気もしますが,今日のほうがより適切である理由をうがった視点で考えると……

    ・ブルームバーグの記事に沿った発表なんかしてやるもんか
    ・メレダンドリさんと映像事業に世間の耳目を集めるのが先
    ・株主総会で要らぬ質問が増えると面倒くさい
    ・プレステの State of Play の直前に話題を作ってコントラストを際立たせよう

    ふむ,我ながらすべてあり得なさそうですね。まぁでも世間や市場がノーマークのときにしれっと発表したほうがいい方向で話題になりやすい,というのはあるかもしれませんね。任天堂もこれまで「良い意味でのサプライズ」という言い方をしてきましたし。

  • 【バッテリー持続時間は同じ】

    すみません。バッテリー持続時間については比較表に書いてありました。現行機と全く同じでした。

  • 【ちなみに】

    事前の情報がほぼそのまま,と言えばそうとも言えますが,まだ回収していないフラグもあるんですよね。

    最近のネタだと4KとDLSSの対応が未確定ですが,もっと前のネタで「形に驚く」のコメントやアップデートでの「2画面の仕込み」については今回はスルーとなります。またドラクエ12の対応機種未発表との関連もちょっと気になると言えば気になるでしょうか……。

  • 【PTSちょっとだけざわついた】

    そのココロはこんなところでしょうか。

    【67,400円で買った人】
    「おー! さりげなくスプラ3の映像出してる! 「有線LAN」→「スプラ3」の流れもよくわかっていらっしゃる! この手のゲームは有機ELと相性いいかも! 売れそう!」

    【66,500円で売った人】
    「おー! やっぱりリングフィットも映像に入れてきたか。……あれ? リングフィットを新型機で遊ぶと何が違うんだ? てかテレビモードで遊んだら従来機とほぼ一緒だな。これは失望売りを呼ぶぞ。」

    さて明日はどっちでしょうね。

  • 【有機ELモデル,ここが新しい】

    ★7インチ有機ELディスプレイ搭載……ベゼルが狭くなって発色がきれいに!
    ★フリーストップ式スタンド搭載……テーブルモードを自由な角度で!
    ★有線LAN対応新型ドック……ネット対戦ガチ勢の皆さんへ!
    ★64GB本体保存メモリー……容量倍増!
    ★新型スピーカー……よりクリアなサウンド!
    ★ホワイト色登場……出そうで出なかったドックとJoy-Conの色! でも本体は黒。
    ★お値段税込37,980円!……鮮やかな画面と新機能をプラス5,000円で!

    う~む,「Switchの」新型として申し分ない「正解」ですね。処理性能について一切触れていないのが潔い。バッテリーについても言及していないところを見ると,持ちもたいして変わらないのでしょうかね。

    「有線LAN搭載!」とか「64GBメモリ!」など,枯れているにもほどがある技術が売り文句になってしまうあたり,さすが任天堂。

    基本的・本質的な娯楽体験は変わらないけど,こちらのタイプでより上質に楽しみたい勢と従来機(おそらくクーポン付けるなどして実質お得に入手できるのでしょう)で新規参入する勢で,また年末商戦は盛り上がることでしょう。

    有機ELパネルにしても半導体にしても,ちゃんとそれなりに調達の見通しが立っているんですね。よかったよかった。

  • 【有機ELモデル】

    10月8日発売だそうです。この後詳しく見てみます。

  • 【J-CASTニュースでの株主総会報道】

    J-CASTニュースで,以下のようなタイトルで先日の株主総会でのやり取りが紹介されています。

    「好きなゲームを教えてほしい」 任天堂株主総会でまさかの質問、重役たちの答えは...

    案の定,メディアで(良い意味で)バズってきましたね。ライターの姿勢もこの記事への反応も好意的で,やはりこういうところまで計算して古川社長は話を広げたんだろうなと思います。

    また宮本氏の「パックマン」と「テトリス」という回答も秀逸でした。いずれもSwitch Online の99シリーズで展開されたもので,色褪せない価値を持ち続けるゲーム自体の優秀さとSwitch Onlineの良い宣伝になっています。

    他の皆さんの回答も,並べてみると任天堂の歴史(花札・ファミコン・現在)と「ハード・ソフト一体型」の強み,そして「だれとでも」楽しめる当社発の娯楽の強みを改めてアピールするような内容でした。宣伝として満点です。

    これでまたお金をかけずに企業宣伝で一段とイメージを向上させることにに成功しました。当社はこういう仕組み作りが本当に上手だなぁと思います。

  • 【ようこそ「プロゲーマー」の世界へ】

    タイヤさんこんにちは。そしてヒロキ隊長率いる7974部隊プロゲーマー部へようこそ! 

    任天堂ブランドのゲームであればたぶん何を買ってもおもしろいのでちょっとでもご興味を持たれたものから始めればよいかと思いますが,1人で遊ぶ伝統的なビデオゲームのみならずリビングでわいわい楽しんだり他のゲーム機では実現不可能なタイトルを味わったりすることで,Switchが持つ強みをより実感することができるかと思います(←株主視点ではここ重要)。

    その意味では,まずは例えば「マリオゴルフ」や「マリオパーティー」「世界のアソビ大全」「リングフィットアドベンチャー」といったタイトルをご家族など近しい人と一緒に楽しまれてみるのはいかがでしょうか。

    そしてコントローラーの操作になじんできたころに「マリオカート」や「スーパーマリオ」シリーズなど任天堂の看板となっている作品に挑むとよりスムーズに楽しめると思います。

    「顧客にいかに課金させるか」ではなく「顧客をいかに笑顔にさせるか」に力を注ぐ当社のゲームは他とは一線を画しています。ぜひそれをご体感いただいて充実のゲームライフを,そして末永い株主ライフをお楽しみください。

  • 【総会質疑応答要旨】

    ウェブサイトに総会の質疑応答要旨が掲載されましたね。概ね私の記録・記憶と合っているようでちょっとホッとしました。一部「適切な」表現に改められているところはあるようですが。

    Q3の好きなゲームについての回答もそのまま載っていたのはちょっと意外でした。そもそも総会のときに,古川社長が「議事に直接関わらない」としながらも取締役各位に振って話を引き出したのも,IR・広報的にプラスに働くとの判断があったからかもしれませんね(現に速報板などでは好意的に受け止められています)。


    ちなみに私の質問はメレダンドリ氏に関するQ2でした。想定内の回答ではありましたが,現時点での映像事業の立ち位置を明示してもらえたことは収穫であったと思います。

    メディアのインタビューで宮本氏から「ディズニー」の言葉が出るとその意味あいについて様々な憶測が飛んでいましたが,本人から(少なくとも現時点では)「ハード・ソフト一体型のビジネスを世界中に広げるため」に映像を手掛けることと,なぜキャラクターや映像を作るかに関してメレダンドリ氏が「とてもよく理解されて」いることについて明言があったのは良い材料だと思います。

    要旨では,より適切な表現として「メディアに関わる海外の方に、任天堂の考え方を理解いただくのは『簡単ではない』」となっていましたが,総会では「珍しい」とおっしゃっていました。それだけ周囲に誤解されやすく,その状況下にあってメレダンドリ氏を経験でも技術でも,そしてフィロソフィーの面でも信頼できる稀有な人材として評価しているのでしょう。

    これらを額面通り受けとめれば,少なくともかつてのファイナルファンタジーのような失敗や,ゲームの世界観から離れた作品になるようなことはなさそうです。魔界帝国の女神的なこともないでしょう。


    故岩田社長の急逝から間もなく6年となり,フェーズは彼の構想実現からその次へと移る場面かと思います。その中で宮本氏が主導したテーマパーク事業と映像事業がどのように花を咲かせ果実を実らせるか,しばらく楽しみに見守りたいと思います。

    それと,自分の質問とそれに対する古川社長や宮本氏の回答がこうやって形に残るのも嬉しいものですね。速報板には株主総会は究極のファングッズとの書き込みもありましたが,その意味ではこの質疑応答要旨は私にとって究極のファングッズと言えそうです。

  • 【「投資単位の引下げに関する開示」の内容変化】

    morさんこんにちは。この規程があるために毎年株主総会後に発表をしているのですね。

    ただ,今回についてはいつものテンプレの文言から「その一方で、その実施には株主様において賛否両論ございます。」のくだりがなくなったことで皆さんざわついています。

    確かに総会では誰も「賛」も「否」も表明しませんでしたが,実際にはもっと大口の意向もありますから総会での質問の有無で文面が変わるようなことは(ネタとしてはおもしろいですが)考えにくいと思います。

    市場では例えばFRBや日銀の発表で用いる単語の微妙な変化を取り上げて姿勢の変化を読み取ったりしますが,そういう視点で見ると今回の文面の変化はかなり大きな姿勢の変化に見えなくもないような気がします。

    東証が新区分での適合状況を通知するタイミングでもあるので,そこで「投資単位の引き下げに消極的である」みたいな烙印を押されないための予防的な措置かもしれませんが,仮に東証からの圧力がそれなりに強いものであればいずれ行動で示さざるを得ない状況になる可能性もあるので,一応今までとは若干状況が変わっているのかな,という可能性は頭の片隅に置いておこうかと思います。

  • 【総会スルー案件】

    >って、なんで昨日の総会で誰も聞かなかったんでしょ?

    私も含めて皆さん特に分割に興味がなかったからかと……。聞いたところでテンプレ通りの回答があるだけである(と思っていた)ので,それよりはもっと言いたいこと,聞きたいことがあったということですね。

    >もしかしたら、任天堂側は「今回は分割のこと聞かないんかーい❗」って突っ込みいれてたかもですね😅

    これは案外ありえるかなと思いました。取締役の皆さん忖度できなくてすみませんでした。


    そういえば,任天堂の先行きにネガティブ判断をされている皆さんの懸念についても誰も聞いていませんでしたね。例えば

    「巣ごもり需要の反動減にはどう対処するつもりか」
    「プレイステーション5との競争激化にどう対処するつもりか」
    「スイッチのピークアウト後の計画はどうなっているのか」
    「今後のソフトのパイプラインは弱くないか」
    「会社計画の達成ハードルは高いのではないか」
    「品薄商法wwwwwwwwww」

    こうしたことは誰一人質問しませんでした。三菱UFJMSの村上さん,ジェフリーズのゴヤールさん,当掲示版のイニシャルdさん,懸念を払拭できなくてすみませんでした。(dさんは非表示にして久しく今でも同じ投稿をされているかどうかわかりませんのでもし的外れでしたらすみません)

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