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No.1567
グエラテクノロジー特許情報(追加)
2014/03/25 21:20
一般論となりますが、出願している特許が特許査定を経て、登録料を支払い、登録となります(通常は査定から数週間程度ですが)と、フェイズが全く変わってきます。即ち、その登録日以降に、その特許の権利範囲に入る製品や製造方法を、日本国内で実施、販売、製造等を行うことは権利侵害となり、差し止めや損害賠償請求の対象となるからです。各社とも登録された特許については非常に神経を使っています。
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No.1573
Re: グエラテクノロジー特許情報(追加)
2014/03/25 21:38
>>No. 1568
既に特許庁の審査官の審査を経ていますので、通常は料金さえ、期限内(確か特許庁から通知があって1か月以内)に支払えば、特許登録となります。今回の場合は、審査経過を見る限りは審査官からの拒絶理由も特になく、そのまま審査が通っているようなので、発明者(中澤明氏)の二次電池に関する出願当初の意図はほぼ達成されたということなるのではないかと思います。
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No.190833
グエラテクノロジー特許情報(続報)
2014/03/26 20:52
中長期ホルダーに皆様、本日はお疲れ様でした。
昨日、投稿させて頂きましたグエラテクノロジー出願の二次電池関連出願についての続報です。(あまり大した情報ではないのですが。。)
この出願は、日本だけではなく、確認できる範囲でも、アメリカ、欧州、中国、韓国にも同等の内容で出願されています(他の国もまだあるかもしれません)。 但し、まだ各国とも審査官による審査が完了しておらず、現時点ではまだ権利化はされていません。
しかし、当然のことでしょうが、今後ワールドワイドに展開していこうとの意気込みは強く感じられます(外国出願はお金がかかりますので)。
また、日本の特許庁の審査官は世界的にみても優秀であり、冷静、客観的な特許の審査には定評があります。(日本の特許庁は多くの国からの審査官の研修生を受け入れています。)
この審査を担当した審査官も日々、様々な出願人からの電池や半導体関連分野の特許の審査を主に担当されているのではないかと推測されます。
そのような日本の特許庁の審査官の特許査定は、私の場合には、重いものと感じられるのです。
以上、あまり有益な情報ではなく、申し訳ございません。 -
No.2060
グエラテクノロジー特許情報(続報)
2014/03/26 20:59
中長期ホルダーの皆様。。すいません。間違って、本板の方に投稿してしまいました。大した情報ではございませんが、本板の方を参考にして頂ければと考えます。
誠に申し訳ございません。。。 -
No.191035
Re: グエラテクノロジー特許情報(続報)
2014/03/27 00:10
>>No. 190922
世界的に見ても優秀と評価される日本の特許庁の審査官の今回の審査結果(特許査定)を、まだ審査が完了していない各国(米国、欧州、中国、韓国)の審査官がどう評価するかですね。
私の知る範囲では、各国(含、中国・韓国)とも審査官のむらがありますが、純粋に特許性の評価をして、内容が良ければ、特許査定を出してくれるケースが殆どでしたので、私見ではありますが、今後、各国での権利収得について、私個人としては、あまり心配はしておりません。 -
No.2363
商標情報
2014/03/27 20:27
中長期ホルダーの皆様、本日もお疲れ様でした。
さて、昨日は間違って、本板の方へ書き込んでしまい、ご迷惑をおかけいたしました。
(とは言っても本板も良い方ばかりでしたが。。)
今日は、特許ではなく、商標の観点からお知らせさせて頂きたいと思います。
確認方法:特許庁ホームページー>商標検索ー>3.商標出願・登録情報ー>
出願番号/書換登録申請番号:2013-100750
結果 :出願日:2013.12.24、現時点では未登録です。
内容は各自、ご確認ください。
私個人としては、左側の(511)、(512)の内容。そして、頭にあるマーク
の意味について、期待が膨らみそうです。
以上、既出の情報かもしれませんが、皆様のお役に立てばと考えます。 -
No.2390
商標情報(補足)
2014/03/27 22:21
すいません。少し先程の補足をさせてください。
まず、商標は、その商標を利用する商品やサービスをこの世の中に出す前に出願し、登録を行うことが通常なされています。(当然類似品、コピー品対策のためです。)
今回、バテナイスやクオンパワーの商標出願にずっと遅れて、昨年の12月24日に、太陽電池関連分野を含む形で、どうして出願されたのかということが気にかかります。 また頭のマークは、○は太陽?でしょうか?そして、その下の□は何を意味しているのでしょうか?
私は、個人的には今後の方向性が強く示唆されている気がしてなりません。 -
No.2424
Re: 商標情報(補足)
2014/03/27 23:33
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No.2437
Re: 商標情報
2014/03/28 00:10
>>No. 2432
こちらこそ、ありがとうございます。
確かに既に登録済の太陽電池に関する特許はグエラの単独出願ですね。
また昨年12/24の日本マイクロニクスの商標出願は、太陽電池の製造装置や検査方法・装置といった分野も範囲に含めた出願のようですから、憶測に過ぎませんが、今後のグエラとの何らかの分業を示唆したものかもしれませんね。 -
No.2571
特許情報
2014/03/28 19:04
中長期ホルダーの皆様、今週はお疲れ様でした。
こんな特許出願されていたんですね!
確認方法:特許庁ホームページー>特許電子図書館(IPDL)ー>特許・実用新案
検索ー>2.特許・実用新案文献番号索引照会ー>種別:出願 文献番号
:2012-173972 ー>照会ー>リスト
結果:
出願人:株式会社リコー 出願日:2012.8.6 公開日:2014.2.20
(現時点ではまだ権利化されていません。)
以下は、長文となりますが、明細書中の[発明の詳細な説明]からの抜粋です。
またこの技術によれば二次電池としての応用もできるとして、広島大学の梶山氏(非特許文献1参照)、グエラテクノロジー社(非特許文献2参照)らにより半導体二次電池、あるいは量子電池として開発が進められており、高エネルギー密度であることや、固体素子であることから安全性が高く、耐環境性に優れるなどの利点が期待されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
上述のように、特許文献5では酸化還元機能層を用いたエレクトロクロミック表示装置により大型化、コストの点で優れていることが示されており、一方、この技術によれば半導体二次電池、あるいは量子電池として有用なことが示唆されている(非特許文献1、非特許文献2参照)。
しかしながら、非特許文献1、非特許文献2に記載されているような複合酸化物薄膜の光励起構造変化は、新しい現象であり、それを応用した半導体二次電池の動作メカニズムについては不明な点が多く、特性向上などの指針については示されていなかった。
本発明は、上記問題点を解決し、二次電池機能とエレクトロクロミック表示装置機能とを併有するエレクトロクロミック表示装置・二次電池一体型固体素子の特性向上[例えば、二次電池としての充電容量およびエレクトロクロミック表示装置としての光透過率変化(色変化)の向上]に有効な手法を提供することを目的とする。
以上、皆様に少しでもお役に立てればと考えます。でも、日本の会社、日本人はやっぱりすごいですね。。どうか良い週末をお過ごしく下さい。 -
No.2616
Re: 特許情報
2014/03/29 00:16
>>No. 2611
この特許はエレクトロクロミック表示装置・二次電池一体型個体素子としての発明・権利範囲ですので直接競合の可能性は不明ですが、この特許で個人的に特に興味が惹かれるのは、半導体金属酸化物からなる多孔質層により、放電容量を向上させていることに、ある種のブレークスルーの期待が感じられるからです。
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No.2625
Re: 特許情報
2014/03/29 01:28
>>No. 2624
そうですね。基本特許が公開されている以上、これだけの技術ですから、各社とも周辺特許を出すのに懸命でしょうね。これからも色々なところから、特許出てくるとは思います。
でも、基本特許は先日特許査定がありましたから、これは恐らく鉄板でしょうね。
それからマイクロも、既に沢山周辺特許出願済(グエラとの共同出願も有り)ですから、私は個人としてはあまり心配していません。 -
No.2629
Re: 特許情報
2014/03/29 02:31
>>No. 2627
その色素増感太陽電池に関する特許との関連は、すいません、よくわかりません。しかし、今回の特許の明細書の[0028]を見ますと、活性層(スズ酸化物とシリコン酸化物)への紫外線照射により、バンドギャップ内に多数の準位を生じさせるとの記載があります。
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No.2675
Re: 特許情報
2014/03/29 14:55
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No.2691
Re: 特許情報
2014/03/29 16:53
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No.2700
グエラ太陽電池特許
2014/03/29 18:50
グエラの太陽電池特許(第5342071)に出てくる透明電極と、コニカミノルタの低抵抗透明導電膜の関連が個人的に気になっています。どなたかこの分野詳しい方、ご意見を頂けないでしょうか?
グエラテクノロジー特許情報
2014/03/25 20:18
たらちねさん、eigoさんをはじめとした中長期ホルダーの皆様、はじめまして。
いつも、皆様の有益で貴重な情報に感謝しております。。
今回、グエラテクノロジー出願の二次電池関連特許(特願2012-537526号)の特許庁での審査情報を確認しましたので、お知らせいたします。
確認方法:特許庁ホームページー>特許電子図書館(IPDL)->特許・実用新案検索
->11.審査書類情報照会->種別:特許出願 番号:2012-537526
結果 :18.03.2014 特許査定 (起案日:2014.03.06)
上記結果から、当該特許は通常であれば、数週間以内に特許登録料の納付が完了され、日本国内にて、特許権が発生することになると考えられます。
今回の場合であれば、遅くとも4月中旬から下旬には権利化の可能性が考えられます。
特許の具体的な内容や請求項の内容についても、確認できます。
また、太陽電池に関するグエラテクノロジーの特許は、すでに登録済ですが、グエラの二次電池関連の出願が特許査定を受けたのは注目に値するのではないかと思われます。
以上、既出の情報かもしれませんが、少しでも皆様に資することができればと思います。