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投稿コメント一覧 (10コメント)

  • 中期発がん性試験を主力にしていた愛知県一宮市の会社が昨年6月に自己破産しました。2022年には売上高3.5億、ピーク時は5億程あったそうです。TGR試験も開始当初0.4億程度、現在4億弱まで増えています。中期発がん性試験も今後伸びていくでしょう。肝臓ヒト化マウス、ゼブラフィッシュもあるし気長に待つとするか。

  • HPV検査は、子会社プライミューンのパピックスで実施中。ツルハドラッグでもやってます。

  • 2022.2.14 下方修正
    2020.2.7 下方修正
    2019.4.24 下方修正
    2018.4.25 下方修正
    2016.11.22決算説明会にて上方修正を仄めかすも下期失速

    3Q以降、下方修正は恒例の行事となっております。

  • TGビジネスサービスによる株式取得に伴い連結子会社が1社増加しております。
    子会社株式の取得による支出692,193千円であります。
    子会社株式取得に伴いのれんが257,176千円、繰延税金資産等329,739千円増加。

    どんな会社でしょうか。

  • (質問要旨)
    PCR 検査は ワクチン普及とともに下火となると思うが、次の利益源泉をどのように考えているかお聞かせください。

    (回答要旨)
    ワクチンが普及すると下火になると考えられます。一方で、 海外では、陽性者数は減少しても検査数は さほど 減少していないのが実情です。 これまで世界的に PCR 検査で陽性者数値データを取ってきていますので、しばらく統計 上は、感染動向を把握する検査手法として続くものとみていますが、最終的にはインフルエンザウイルス検査のように病院で迅速診断できる抗体を用いたイムノクロマト法になると考えます。
    当社はこの PCR 検査については特需 と見て おり、本来は CRO 事業をはじめとした創薬支援事業が 、感染拡大が収束すれば力を発揮するものと考えています。
    本質的な今後の収益源は、ユニークな抗体の抗原合成~取得まで強みをもつ医化学創薬のプラットフォームや、遺伝子レベルでモデル動物を作製する能力をもち、その実験までカバーできる安評センター、新薬リサーチの創 薬支援事業だと考えています。この部分は逆にコロナ禍の影響で、想定通りの数値が前期出せておらず、また、 PCR 検査の収益に埋もれてしまい見えない形になっているのですが、今後コロナ禍が沈静化し、世の中の動きが正常化してくれば、その収益 力を発揮出来ると考えています。

  • 日小外会誌 第57巻2 号 2021年4 月

    小児がんにおける新規腫瘍マーカーとして
    の尿中ジアセチルスペルミンの有用性

    【背景】尿中ジアセチルスペルミン(DiAcSpm)は多く
    の成人がんにおける腫瘍マーカーとして有用であると
    報告されているが,小児がんでの報告はほとんどない.
    尿中のDiAcSpm 濃度は年齢によって大幅に変化し,基
    準値の設定が困難であることが主な原因である.一方
    で小児にとっては尿検査などの低侵襲検査は極めて有
    益であり,がん診療での尿中腫瘍マーカーでの診断や
    病勢の評価は,小児にこそ重要である.今回我々は,
    DiAcSpm が小児がんにおいても有用な腫瘍マーカーと
    なり得るかどうかを検討した.そのためには基準値の
    設定が必要となるため,非担癌患者の尿中DiAcSpm 値
    も測定してDiAcSpm 値の年齢別基準値の作成も目的
    とした.

    結論:尿中DiAcSpm 値の基準値を確立した.また尿中
    DiAcSpm 値は悪性リンパ腫の診断および経過観察の両
    方に有用な腫瘍マーカーであることが示唆された.

  • 第121回日本外科学会定期学術集会
    2021年4月8日(木曜日)~10日(土曜日)

    固形腫瘍における尿中ジアセチルスペルミン値の解析

    尿中ジアセチルスペルミン値(以下DAS)はこれまで主に大腸癌において研究が進められてきており、新たな腫瘍マーカーとして期待されている。今回、大腸癌以外の固形腫瘍におけるDAS陽性率を検討する。対象と方法:食道癌9例、胃癌10例、乳癌10例、甲状腺癌1例、肝胆膵癌10例(胆道癌3例、膵臓癌5例、肝臓癌2例)の計40例を対象とした。治療前の尿を採取し、尿中DASを測定し、既存の血液腫瘍マーカーと比較した。結果および考察:既存の腫瘍マーカーを含めた陽性率は食道癌:DAS 33.3%、CEA 12.5%、SCC 62.5%、p53 22.2%。胃癌:DAS 40%、CEA 10%、CA19-9 10%、CA72-4 10%、p53 10%、AFP 0%、CA125 0%。乳癌:DAS 20%、CEA 0%、p53 11.1%、CA15-3 11.1%、BCA225 11.1%、NCC-ST439 22.2%。甲状腺癌:DAS 0%、サイログロブリン100%。胆道癌:DAS 33.3%、CEA 0%、CA19-9 0%、p53 0%、Dupan-2 0%、Span-1 0%。膵臓癌:DAS 20%、CEA 20%、CA19-9 100%、p53 25%、Dupan-2 20%、Span-1 80%、エラスターゼ1 40%。肝臓癌:DAS 50%、CEA 0%、CA19-9 0%、p53 100%、AFP 50%、AFP-L3分画 0%、PIVKA-II 50%。5例以上集積した癌種においてのDASの陽性率は20~40%であった。DASは既存の腫瘍マーカーが陰性であった症例のうち、食道癌で1例、胃癌で3例、胆道癌で1例が陽性となった。DASは大腸癌以外の腫瘍においても陽性となることが示された。

  • 国立がん研究センターは29日付で、子宮頸(けい)がん検診のガイドラインを改定し、原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を調べる検査を新たに推奨した。

    HPV検査の対象年齢は30~60歳、検査間隔は5年を推奨した。従来検査は20~69歳、間隔は2年とした。

     2009年に策定したガイドラインでは、HPV検査は効果が明らかになっていないとして推奨していなかった。

  •  大腸癌の治療前陽性率に関する研究結果を報告した当時、私達はDiAcSpmが既存の血清腫瘍マーカーCEA, CA19-9を凌ぐ高感度の腫瘍マーカーであり、大腸癌に関する第一選択の腫瘍マーカーになり得るだろうと期待した。
    しかし、前節に述べた測定値の経年推移に関する経験を経て、現在はその考えを修正し、CEAとの併用によって癌診断の補助として役立てることを目指すのが適切なのではないかと考えている。一方、細胞増殖に伴うポリアミン代謝の活性化の反映として癌の種類を問わずにしかも比較的早期から上昇するという汎用腫瘍マーカーとしてのDiAcSpmの特性は一貫して変っておらず、大腸癌を含めていくつかの癌において、診断および治療の過程において臨床サイドで必要とされる情報を提
    供できる可能性が示唆されてきている。

    尿中ガンマーカーの紆余曲折した経緯が書いてあります。

  • 日本ポリアミン学会学会誌Vol. 6 No. 2(Nov. 2019)に「腫瘍マーカーとしてのポリアミン」が掲載されています。

    比較的早期の癌に対して高い感度を示すというこの特性が、幸いなことにいくつかの検査薬メーカーの注意を惹くことになった。
    そしてその中から、金コロイド凝集法による自動分析試薬キット(アルフレッサファーマ社)が開発された。
    この試薬は汎用の生化学自動分析機に対応できるため、水分摂取量の違いによる尿の濃度の変動を補正するためのクレアチニン補正値の算出に必要な尿中クレアチ
    ニンの測定とともに臨床検査施設のルーチン測定に簡単に組み込むことができるもので、その臨床性能試験が進められている。

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