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投稿コメント一覧 (32コメント)

  • AWS 事業だけをみると誰がどうみてもスーパー決算なので、市場の反応は、GCP事業の先行投資による業績予想の利益圧迫をどう捉えるかの一点次第かと思います。

    個人的にはスーパーポジティブなのですが、、、

  • >>No. 303

    時価総額700億円のライフネット生命の「現金および預貯金」は20億円ですけどね。

    個人的には現金よりも純資産の方がまだ気になりますが、これもかなりの差があります。

    ・SBI インシュアランス → 438億円
    ・ライフネット生命 → 158億

    単純に純資産だけで評価すべきものではないですが、それにしても、、、という感じです。

    なお、保険料の大部分は責任準備金という費目、つまり借金扱いで計上されていて、純資産にはほとんど入っていない認識です。

  • >>No. 536

    デジタル庁管轄の入札案件は随分前から調達ポータルとして電子化されています。それでもなおNJSS が必要とされているのは、デジタル庁管轄外の入札案件が死ぬほど散在していてそれらを一元的にみれるのと、NJSS にしか残っていない過去の落札実績情報から戦略を練れることだと認識しています。これらのバリューが少なくとも5年~10年のスパンで無くなるとは到底思えないので、「稼げない産物になったら」は、あまり意味のない想像かなと思います。

  • >>No. 270


    以下の要素が複合して上昇気流に乗っている状況かと思います。
     
    ・需給の改善:信用買残がだいぶはけてきた
    ・チャートの形状:8月末に5日線が25日線をゴールデンクロスし、25日線も上向いていて、上昇トレンドを形成しているようにみえる
    ・ファンダメンタル:もともと前回決算は非常に良く4500近くまで上げたのに、需給と地合いが悪くて3200まで下がっただけ
    ・地合いの改善:ここは東証一部であるもののIT系グロース株であることからマザーズとの相関が強く、今日はマザーズ全体が1.5%上昇している
     
    直近のポイントは何度も跳ね返えされてきた75日線越えが定着できるかどうか、マザーズの上昇相場が続くかどうがだと思います。75日線越えが定着し、逆にここが抵抗ラインになってくると、もっと跳ね上がってくると期待されます。(また75日線で跳ね返えされるリスクはありますが、かなり地合いがいいので、また75日線にトライするチャンスはあるでしょう。)

  • >>No. 280

    いまの新生銀行の団信のサイトをみると第一生命と太陽生命ですが、これがSBIインシュアランスに変わる流れになると、インパクトは大きいですね…新生銀行の住宅ローンのプレゼンスも結構高いですし。

  • >>No. 165

    パートナーといっても、以下の ①~③のカテゴリーがあり、まんべんなくAwardが選ばれている状況かと思います。サーバーワークスは当然③ですが、ここのカテゴリーでは、クラスメソッドとアイレットの2社が先進性・発信力で断トツなので、Awardとして選ばれている状況です。一方で、サーバーワークスはこの2社と違い、先進性や発信力というよりも、地道な移行などに強みがあるのですが、地道な移行では、①のようなタイプのSIerが選ばれる傾向があり、結果としてサーバーワークスが埋もれてしまっている感じですね。
     
    ① 従来のSIベンダーがAWSにも手を広げた系(⇒ 大規模業務システム移行などで表彰されやすい)
    ② ISVなどソリューションが尖っている系 (⇒ ソリューションに個性があるので表彰されやすい)
    ③ AWS専業でやっている系(⇒ 先進的なAWSの使いこなし方や世の中への啓蒙活動で表彰されやすい)
     
    なので、選ばれていないのとビジネスがうまくいっているかどうかは別問題で、ビジネスの状況は決算発表のファクトが物語っている通りかと思います。(私としては全く問題ないと思います。)

  • >>No. 463

    えんふぉと、BPOについては、サービスの特性上シーズナリティーが激しいので、間違いなく4Qにむけてのびますよ。

    それにしても、NJSS 事業単体だけでみると、成長率25%、売上げに対するEBITDAが30%超。このレベルのSaaSって、だいたいPSRが10~20ぐらい(人気のところはもっと高い)のバリュエーションがされていると思います。NJSSの年間収益18億円ということは、この事業単体だけで、180億円~360億円ぐらいの価値があると思うのですが、、、いまの株価、超絶安すぎる、、、

    いずれにせよ、スーパー決算だったと思います。

  • >>No. 256

    保険会社の収益モデルは特殊なので、保険同士で比較した方がいいと思い、以前(数カ月前の時点の会計情報で)、他の生損保と「株価/計上収益(いわゆるPSR的なもの)」を計算したらこんな感じになりました。横這いで成長性が無いメガ損保・4大生保と同程度の評価しかされておらず、明らかに実力値よりも著しく低く評価されています。
     
    ・SBIインシュアランス PSR  :0.37
    ・ライフネット生命 PSR :3.69(収入伸び率20%強)
    ・SOMPOホールディングス PSR:0.41(収入伸び率2%強)
    ・MS&AD PSR :0.40(収入伸び率マイナス5%)
    ・東京海上 PSR :0.66(収入伸び率マイナス0.1%)
    ・第一生命  PSR :0.30(収入伸び率マイナス3%)
     
    ライフネット生命だけ飛びぬけてPSR(的なもの)が圧倒的に高く、市場から評価されていますが、これがバブルかというとそうじゃないと思っています。MCEV(保有する保険契約などから企業価値を算出した指標) が970億円なのに対して、時価総額が670億円なので、妥当なバリュエーションがされているかと思います。(なお、SBIインシュアランスはMCEVなどの指標は出していない認識です。)
     
    では、ライフネット生命とSBIインシュアランスを比べるとどうなのかというと、成長率はライフネット生命の方が上(SBI生命だけを取り出すと成長率も負けていないのですが…)で、一方で、利益率は圧倒的にSBIインシュアランスの方が上になります。(なお、ライフネット生命は赤字垂れ流し手いますが、今度何十年に渡って得られる収益を、単年の募集コストで獲得するモデルなので、赤字垂れ流しで正常です。むしろ、SBIグループの顧客基盤を活用することで、募集コストを抑えて利益を出しているSBIインシュアランスの方が異常です。)
     
    なので、成長性と利益率で差し引き、本来評価されるべきPSRはトントンなのかな…というのが個人的な感触です。もしかしから、契約期間が長い生保の方が、契約期間が短い損保・少額短期保険よりもストック性が高いとして、高めに評価されるべきかもしれません。とはいえ、どんなに少なく見積もっても、0.37の3倍の1.11倍ぐらいはいかないと(つまり時価総額1000億円以上レベルにならないと)、実力値には全く見合わないのではないか…というのが、私の見解です。

  • ”サーバーワークスをSaaS企業として扱うべし” みたいな伝わり方をしてしまっていたら申し訳ございません。

    お伝えしたかったのは、SaaS 企業の財務上の特性として大きく以下の3点があると考えており、SaaS企業なのかどうかとは関係なく、これと同じ財務特性を有する企業は、PSR を一つの物差しにした方がいいのではないかという事です。
     
    ① 粗利率が高く安定している(SaaS企業の場合平均して70%程度)
    ② ストック性が高い安定した収益が得られる(SaaS企業の場合にはだいたい80%ぐらいがストック売上なところが多い)
    ③ 開発・営業・広告などの先行投資次第で営利率が大きくブれる
     
    この①~③の観点で、サーバーワークスの事情を考えてみたいと思います。
     
    ① については、粗利率は低いものの、安定はしている(原材料費の高騰や為替などで粗利率が圧迫されることはない)と考えています。なので、この粗利率の低さを補正するために、粗利額を70%で割った ”補正売上” という概念を提唱致しました。
     
    ②については、95%がストックなので、文句ない状況かと思います。
     
    ③については、「一般的に一定水準を超えると利益が積みあがるSaaSビジネスと・・・」とのところでご指摘頂いた箇所だと思いますが、ソフトウェアの開発費用もコストの1つの要素でしかなく、要は、固定費・変動費のコスト構造を考えて、売上がスケールするに従い、営業利益率がどのように変動するかが重要なポイントだと思います。(SaaS企業でも、粗利率はスケールしても大して変わらないことがほとんどなので、粗利率の変動ではなく、営業利益率の変動をみることが重要だと認識しています。) これはSaaS企業の中であってもマチマチで、だからこそ、PSRの指標単体だけではなく、PSRの指標に見合う営業利益率(および成長率)なのかをセットで確認しないといけないということだと思います。

  • >>No. 251

    特別勘定除いた実質収益が12.6%増なのは安心しましたね。

    前年度の収益866億円のうち60億円が特別勘定なので、残りは806億円。順当に12.6%増加すると、908億円で、今期も特別勘定が20~30億円ぐらいのっかると思われるので、決算書上は収益930~40億円が、願望抜きの妥当な予想だと思います。

    コロナのリスクを考慮して、ギリギリまでは修正出さないとは思いますが…

  • 「PERが高いから割高」という適切でない評価があまりにも多いので、コメントさせてください。(長文となり失礼します。)


    この企業の収益は大部分がAWSのリセール(SI はリセールを取るための呼び水)てすが、超ストック性の高い安定した利益を稼ぐことができます。つまりSaaSに近いモデルです。


    SaaS企業はPERでの評価が難しく、PSRを指標にすることが多いです。が、サーバーワークスはPSRで評価するのも不適切です。なぜなら、リセールの特性上、粗利益に対して売上が大きすぎるからです。(なお、粗利“額”は安定するので、粗利率が低いこと自体はファンダ評価的にマイナスではないです。)


    じゃあどう評価するか? SaaS 企業の平均粗利率は70%ぐらいなので、これをつかって、サーバーワークスをSaaS 企業とみなした時の、“みなし売上高”を計算して、PSRをはじきます。


    具体的には、2022年2月期第1四半期の粗利益が、4.2億円なので、これをSaaS 平均粗利率70%で割ると、6.0億円になります。これが4半期の数字なので、年換算するために4をかけた24億円が、サーバーワークスを一般的なSaaS企業とみなしたとの年間売上になります。なので、PSR にすると、 時価総額262億円÷24億円 = 約11になります。


    このみなしPSR 11が高いか低いかは、営利率と成長率次第です。営利率をさきほどのSaaS みなし売上げで計算すると、営利1.7億÷6=約28%。成長率はだいたい30%です。


    営利30%近く、成長率30%の超優良レベルのSaaS 企業の一般的なPSR ってどのくらいだと思います? 色んなSaaS銘柄を分析しましたが、まぁPSR 20はまず下らないと思います。


    ということで、私の見解では、みなしPSR 11のサーバーワークスのいまの株価は、適正株価よりも半分以上安いとみています。

  • ぱっとみて最初「売上増加これだけ?」と思いましたが、以下の2つの要素があり、これを差し引くと実質売上120~130%増加ぐらいの価値があると思われ、非常に言い決算かと思います。これを市場が適切に評価してくれるか…

    ・サブスク率が爆上げ。サブスク率を増やすということは、直近の売上を減らして、将来の売上に回すということだと思います。なので、この爆上げ分をもし買い切りで売上に換算すると、かなりの増加になると思います。

    ・昨年はいまは売却済みのグループ会社Rixioの売上が加算されているので、昨年売上からRixioの分を差し引くと、売上増加率は上がる

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