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アメリカ ドル / 日本 円【usdjpy】の掲示板 2020/04/11〜2020/04/12

ロイターに尾河真樹という人が【08年ドル円急落の再来なるか】というコラムをのせている、

面白いので、半分だけ要約して載せます。

FRBは、米国債などを無制限に購入するという3月23日の量的緩和拡大策に続き、今月9日には地方政府や企業に緊急資金を供給する異例の支援策を発表した。

9日の緩和策には3つのポイントがある。
①総額は2兆3000億ドル(250兆円)。
②中小企業に1年間無利子で最大6000億ドル(6.6兆円)の融資を行う。
③投資適格級としていた購入対象債券を、ダブルBまで拡げる。

中でも凄いのが、ローン担保証券 (CLO)も対象にするというものだ。

為替市場では次第にドル供給懸念は和らいだとして、
日本の金融機関のドル調達コストを示すベーシススワップは、
3月中旬まで急拡大していたが、その後は縮小傾向となり、
足元ではむしろ「コスト」は「プレミアム」に転じている。

つまり、これまでとは逆に、円からドルを調達するよりも、
ドルから円を調達する方が、コストがかかる状況になっている。

それにも関わらず、ドルインデックスは、
引き続き99.5と高止まりしており、
ドルの調達コストの急低下ぶりに比べれば、
ドルの下落幅は小幅にとどまっている。

恐らく、新型コロナウイルスの感染状況が今後どうなるのか、
また、世界経済がどこまで落ち込むのか、
先行きの不透明感が続くなかで、金融市場は、
ひところのパニック状態からは正常化しつつあるものの、
まだ全体としてはリスク回避的なセンチメントに傾いているのではないか

ところで、FRBはいま、バランスシートが急拡大しつつある。
2008年のリーマン・ショック時を彷彿させる現在の膨張ぶりは、
当時のドル円急落の状況とよく似ている。

2008年リーマン・ショックの際は、日銀とFRBの資金供給量の差を比較した
「日米マネタリーベース比率」が注目された。
2008年9月の112倍から翌2009年1月の54倍まで急低下し、
ドル/円は107円台から90円台まで急落した。

仮に、当時の「日米バランスシート比率」とドル円の相関性が復活したとみるならば、足元は1ドル=100円付近でもおかしくない計算となる。

・・・・

とまあ、こんな感じである。

私、カニ太郎も同意見である。