ここから本文です
投稿一覧に戻る

サンバイオを応援する掲示板の掲示板

慢性期脳梗塞フェーズ2b 追加解析で、複合FMMSという新評価方法を採用して、統計学的に優位な結果を示した。
本試験の主要評価項目と比較しても、治療効果の臨床的意義を説明できると考える。
ここは大いにポジティブ評価できるでしょう。新評価項目を採用することは、別に珍しいことではない。

SB623外傷性脳損傷の今期中の国内承認申請に向けた準備と並行し(予定取り進めることと解釈できよう)、脳梗塞プログラムと脳出血プログラムの国内開発を優先。
これも大いにポジティブ評価できるでしょう。

今期開始予定としていたSB623外傷性脳損傷グローバルフェーズ3試験については、来期以降に延期。
これは、ネガティブ評価にはなる。新薬開発は世界的にコロナの影響を受けているが、そういうことなのか?あるいは、経営資源の選択と集中の戦略から出てきたのか?これは、説明会を待ちたい。

総じて、stroke開発は継続について具体的に示され、TBI国内申請は予定通り、更に脳梗塞、脳出血の国内開発(いずれもフェーズ3からも可能と思う)を正式表明したということで、投資家にとっての一番の懸念事項は一応払拭されたということでしょう。