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(株)ユーグレナ【2931】の掲示板 〜2015/04/27

この情報は、ユーグレナ社にとって、脅威では?

株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区、社長:重河和夫)は、このたび技
術研究所内に閉鎖型の1m3 培養槽を設置し、従属栄養培養(*1)方式によるユーグレナ(*2)の
培養を本格的に開始致しました。これにより、ユーグレナ由来のバイオマス等のサンプルをキ
ログラム単位で提供する体制が整ったため、バイオ燃料、食品/化粧品、下水処理に加え、化成
品等の商品化検討を開始致します。

ユーグレナの培養方法は一般的に光合成培養と従属栄養培養がありますが、閉鎖型の培養槽
における従属栄養培養は、光合成培養と比較すると、単位面積当たりのバイオマス獲得量が数
百倍程度となると共に、気候等外部環境(日光、気温等)に影響されない安定した培養を継続
することが可能です。

このたび、国立大学法人筑波大学と共同で見出したユーグレナの新規株の培養をフラスコ規
模から段階的にスケールアップし、培養槽(1m3)においても、バイオ燃料として有望と考え
られてきたユーグレナ・グラシリスZ 株(国立環境研究所保存株:NIES-48)と比較してバイ
オマス生産性が2 倍以上であることを改めて確認できました。

ユーグレナから得られるパラミロン(*3)が嫌気状態(*4)にて、バイオ燃料のもとになりうる
ワックスエステル(*5)を生成することも確認されており、バイオマス乾燥重量当たり70~
80%のパラミロンを蓄積する培地成分や培養条件も確立しております。バイオマスの成分分析
結果では、ビタミン・ミネラル・必須アミノ酸・必須脂肪酸の含有が確認されており、アミノ
酸スコア(*6)は100 となっています。なお、培養成績につきましては、日本農芸化学会2014
年度大会において発表致しました。

今後は、培養方法について更なる改良を進めると共に1m3 培養槽の培養実績を積み重ねてま
いります。また、培養槽の大型化に必要な最適設計条件を把握し、2015 年度には10m3 培養
槽での大量培養を計画しており、この10m3 培養槽が完成すれば、パラミロンの製造設備とし
ては、世界最大レベルになる見込みです。

売り時でしょうか???