NioCorpは、2026年Q1のEPSを+0.01ドルと報告しました。
アナリスト予想(-0.0103ドル)を大きく上回る結果です。
同社は依然として開発段階であり、商業生産前のため売上はゼロです。
EPSがプラスになった主因は、本業ではなくEarnout評価益、Warrant評価益、金利収入などの非オペレーション要因です。
【2026年Q1 10‑Q(5月21日提出)要約】
1.EPS
・EPS:+0.01ドル(前年 -0.11ドル)
・黒字化は非オペレーション要因によるもの
2.キャッシュポジション
・現金・同等物:419.2Mドル(前年25.6M)
・拘束現金:2.1M
・総キャッシュ:421.3Mドル
2025年後半〜2026年2月の大規模エクイティ調達(約466Mドル)が主因
3.Elk Creek Project
・探鉱・技術開発費:1.69Mドル(前年0.49M)
・DoD補助金:Q1で603kドルを費用控除(最大10M契約)
プロジェクト開発が本格化
4.損益ハイライト
・営業費用:7.33Mドル(前年2.6M)
・Earnout評価益:+2.68M
・Warrant評価益:+2.16M
・金利収入:+2.82M
5.バランスシート
・総資産:468.9Mドル(前年43.8M)
・株主持分:435.4Mドル(前年28.3M)
大規模増資で財務基盤が大幅強化
6.資金調達(2025/7〜2026/2)
・合計:約414Mドル超の純調達
7.FEA Materials買収(2025/12)
・8.4MドルでAl‑Sc合金技術を取得
8.Portal建設契約(2026/2)
・建設契約19.47Mドル
・追加エンジ契約13.39Mドル
Elk Creekの建設フェーズが開始
【総合評価】
・現金421.3Mドルで財務基盤が過去最大級に強化
・EPS黒字は評価益によるもの
・Elk Creekの建設が進展
・DoD補助金と技術買収で米国戦略鉱物サプライチェーンの一角へ
・大規模増資で希薄化は進むが、資金リスクは大幅に低下
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