2,000文字超えますので2回に分けて投稿します。
Portal Project(坑口建設)の工事が2026年2月1日から開始されるようです。
動きだしますね。
Miners Digestの記事です。(2026年1月28日)
概要
NioCorpが2026年の本格建設とプロジェクトファイナンスに向けて大きく
前進していることを詳細に解説しています。
特に
EXIM Bankの関与が急加速
レアアース価格の急騰によるプロジェクト経済性の劇的改善
$300M超のキャッシュと$370Mの資金調達成功
2026年2月開始の「Portal Project」着工
複数のオフテイク契約が2026年4月までに発表予定
1.EXIM Bankの関与が「トランプ・スピード」で加速
2.5年のデューデリジェンスを経て、EXIMがNioCorpを
「最優先プロジェクト」に指定
2025年12月の会合で、EXIMがNioCorp側に「拘束力あるターム
シート案」の作成を依頼
2026年1月時点で、
ページターン(逐条レビュー)セッションが進行中
週単位で会合が設定されるほどの加速
CEO Mark Smith 曰く「EXIMは今、トランプ・スピードで動いている」
目標:65% Debt/35%Equityの資金構成
CAPEX$1.2Bの場合、約$780MのEXIM融資を想定。
2.2025年の資金調達
合計$370Mを確保
2025年に$370M超の資金調達に成功
うちDoD(国防総省)からの$10Mグラントが極めて重要
Probable→Provenへの埋蔵量アップグレード
FSレベルのエンジニアリング強化
プロジェクトファイナンスの前提条件を満たすための必須要素
結果:2026年初時点でキャッシュ$300M超を保有
3.「Portal Project」の着工決定(2026年2月開始)
地下鉱体へアクセスするための$45Mのポータル建設を前倒しで開始
すでに詳細エンジニアリングは開始済み
2026年2月1日に地表工事開始
工期:9〜10ヶ月
これは、「資金調達が確実に進む」という経営陣の強い自信の表れ
4.レアアース価格の急騰でプロジェクト経済性が劇的改善
NdPr(ネオジム・プラセオジム)
2025年7月:$55/kg
現在(2026年1月):$110–120/kg(中国外)
米政府がMP Materialsに$110/kgの価格フロアを設定したことが背景。
重希土類(Dy, Tb)
Dy:$1,250/kg(中国外)vs$250/kg(中国国内)
Tb:$4,000/kg(中国外)vs$800–1,000/kg(中国国内)
価格差5倍以上
NioCorpのFSアップデート(2026年3月予定)で大幅なNPV改善
が見込まれる。
プロジェクトの粗利構造
1トンの鉱石から得られる価値:$700+
処理コスト:$225–250/ton
粗利:$450–475/ton
価格変動に強い構造。
5.4つの収益源による「分散型プロジェクト」
鉱物:Niobium
ポイント:価格安定($50/kg)、既に75%が拘束力あるオフテイク
契約済み
鉱物:Scandium
ポイント:年100t生産計画(世界供給の3倍)、潜在需要は供給を
大幅に上回る
鉱物:Titanium
ポイント:米国は85%輸入依存、戦略価値が高い
鉱物:Rare Earths
ポイント:全収益の約26%を占める見込み、価格上昇で大幅な上振れ
特にScandiumは、
ドイツ自動車メーカーが100%引き取り可能
Lockheed Martinなど国防用途も進行中
と具体的な需要が示されている。
6.政府との連携(DoD支援・政府出資の可能性)
DoDは既に$10Mを拠出
USA Rare Earth/MP Materials/Lithium Americasと同様の
支援枠組みを検討
政府出資(5–15%)も選択肢
Smith曰く「政府出資は信頼性を高め、他の投資家を呼び込む」
7.オフテイク契約(2026年4月までに複数発表予定)
EXIMの融資条件として拘束力あるオフテイク契約が必須
LOIでは不十分
現在複数の企業と交渉中
4月までに複数の契約発表を見込む
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