2025年２月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社IDOMの2025年2月期第3四半期決算は、売上高3,805.15億円(前年同期比23.7%増)、営業利益150.58億円(同39.1%増)と大幅な増収増益を達成しました。国内直営店の小売台数が過去最高を記録し、小売1台あたりの粗利も高水準を維持。通期予想も上方修正はないものの、引き続き好調な業績が見込まれています。
主な事業セグメント
株式会社IDOMの主な事業セグメントは、日本と米国での中古車販売事業です。日本セグメントが売上高の大部分を占めており、米国事業はその他セグメントとして区分されています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は大幅に改善しました。売上高は3,805.15億円(前年同期比23.7%増)、営業利益は150.58億円(同39.1%増)、経常利益は145.24億円(同37.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は98.01億円(同35.4%増)となりました。国内直営店の小売台数が113,519台(同6.6%増)と過去最高を記録し、小売1台あたりの粗利も高水準を維持しながら販売台数を伸ばしたことが主な要因です。
貸借対照表の変化
資産合計は2,005.06億円(前期末比9.0%増)となりました。主な変動として、商品が118.09億円増加し、現金及び預金が102.05億円減少しました。負債合計は1,240.67億円(同8.7%増)で、長期借入金が200億円増加し、1年内返済予定の長期借入金が163億円減少しました。純資産合計は764.38億円(同9.3%増)となり、利益剰余金が58.69億円増加しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な開示はありませんが、現金及び預金が前期末比102.05億円減少しています。一方で、商品が118.09億円増加しており、在庫投資に資金を充てたことが推測されます。また、長期借入金が200億円増加し、1年内返済予定の長期借入金が163億円減少していることから、借入金の借り換えが行われたと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年2月期の通期連結業績予想は、売上高5,000億円(前期比19.1%増)、営業利益203億円(同26.0%増)、経常利益198億円(同25.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益136億円(同18.9%増)を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期も引き続き好調な業績が期待されています。
株主還元
2025年2月期の配当予想は、中間配当19.38円、期末配当21.25円の年間40.63円となっています。前期の年間配当34.19円と比較すると、増配が予定されています。
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