スマートロッカーのSPACER、累計10億円の資金調達を完了
スマートロッカー開発の株式会社SPACERが、シリーズBラウンドの追加調達(約3.5億円)を実施し、累計調達額は約10億円となりました。
1. 今回の引受先
富士工業株式会社:
国内シェアNo.1のレンジフードメーカー(製造ノウハウの提供)
埼玉県渋沢MIXイノベーション創出支援ファンド:
2. 資金調達の目的と戦略
物流「2024年問題」の解決:
再配達削減のため、駅ロッカーを「荷物を受け取る場所」から「物流のハブ(拠点)」へ進化させる。
次世代ロッカーの量産:
富士工業との連携により、屋外設置可能な高耐久スマートロッカーを量産。
「埼玉」から全国へ: 西武鉄道(所沢駅など)と連携し、処方薬受取やクリーニング、食品配送などの新サービスを実装。
3. ミライドアの役割
ミライドアは、埼玉県や日本政策金融公庫と連携したファンドの運営者(GP)としてSPACERへの投資を実行しました。
これにより、単なる資金供給だけでなく、地域産業のイノベーション創出を支援する立場として関わっています。
投資家としての注目ポイント
このニュースは、ミライドアが「社会課題(物流問題)を解決する有望なスタートアップ」を見極め、自治体や大手企業と連携して投資を行っている実績を示すものです。
特に、西武鉄道や富士工業といった実体のある大手企業と足並みを揃えて投資を行っている点は、ミライドアのファンド運営能力や目利き能力を評価する材料の一つになります。
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