なぜ韓国だけあれだけ(-20%)下げたのか?
KOSPIもポートフォリオに入れて投資しているものとして考えてみました。結論は、「韓国人の中に、大人の投資家になっていない人が大半」ということです。下げの要因として、「外人の利確定売り、外国投資会社のリバランス、直前までの急な上昇、イラン―アメリカ戦争」が言われます。確かにそうだけど、ここまで下がる?戦争は他の国がやっているのに?半導体は戦争にあまり影響されない産業なのに?
政権交代してから、株市場の構造改革が行われました。①3次にわたる商業改正があり、②不動産に溜まっていた資金が株市場に流れるようになりました。③米国株を売ってKOSPIを買う人が増え、④外人投資も増えました。①×②×③×④で、1年足らずでKOSPIは2500から6300まで上がりました。問題は、一連の出来事が超短期間で起こったことです。
アメリカが数十年、日本がアベノミクス以後数年かけてやったことを韓国は数か月でやりました。外部衝撃に耐える免疫力ができてないまま株だけが上がってしまいました。市場参加者の免疫力が子供のままではないか、が私の分析です。
では、今後どうなるかです。免疫力は経験の絶対値に比例して上がります。その意味で今回のパニック売りも経験になるはずです。彼らは底値が5000を下回らないことを学んだのではないでしょうか。パニック売りをしなくてもよいことに少しは気づいたのではないでしょうか。
今回の下げから学ばない?学ぶ?学習能力のある人達のように思います。
半導体、自動車、ロボット、造船、化学・バッテリー、鉄鋼、軍事、エンターテインメント、…。産業バランスが非常に優れた国です。日本に比べたら厚みに欠けるところがありますが、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、南米…を見渡してもこれほどバランスのとれた産業構造もあまりないです。
構造改革がうまくいき、大人の投資家が増えたら、MSCI先進国市場に編入も視野に入ります。MSCIに入ると海外投資金額の桁が変わります。李政権に代わってから、この可能性が見えてきたことが、私がKOSPI投資を始めた理由でもあります。彼らは学ばないと思ったらこの市場への投資をやめた方がよさそうです。
私の眼には光が見えているので、損切なしで、-10%で追加買いの原則を貫くつもりです。