日経平均712円安、取引終了にかけ下げ幅を縮小し終値は3万8000円を維持=17日後場

6/17 15:26 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
INPEX2,395+7
出光興産1,037.5-14.50
ENEOS824.6-7.80
三井不1,470+6.50
菱地所2,502+9.50

 17日後場は日経平均株価が、前週末比712円12銭安の3万8102円44銭と大幅反落、TOPIX(東証株価指数)が同46.60ポイント安の2700.01ポイントと反落して取引を終えた。前週末に伸び悩んだことや、現地14日のフランス市場で、右派台頭への警戒感からCAC40指数が続落したことをうけ、朝方から売りが先行。軟調な展開が続き、日経平均は午後1時38分に、同864円36銭安の3万7950円20銭と、取引時間中としては5月30日以来、半月ぶりに心理的なフシ目の3万8000円を割り込んだ。その後は、3万8000円を意識する動きが強まり、取引終了にかけ下げ幅を縮小した。東証プライム市場の出来高は15億7082万株。売買代金は3兆6272億円。騰落銘柄数は値上がりが336銘柄、値下がりが1264銘柄、変わらずは46銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち32業種が下落、1業種が上昇した。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が下落。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、三井金 <5706> 、住友電工 <5802> などの非鉄金属株が安い。テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、SOMPOH <8630> 、東京海上 <8766> などの保険株が軟調。デンソー <6902> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株、王子HD <3861> 、北越コーポ <3865> などのパルプ紙株も弱かった。一方、塩野義薬 <4507> 、エーザイ <4523> などの医薬品株が高かった。

 個別では、MSOL <7033> 、フリービット <3843> 、ギフトHD <9279> 、LinkUG <4446> 、カドカワ <9468> などが下落。半面、曙ブレキ <7238> 、ファンケル <4921> (監理)、プロレドP <7034> 、セルソース <4880> 、ネオジャパン <3921> などが高い。

提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー

関連ニュース

最終更新:6/17(月) 15:26

ウエルスアドバイザー

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング