日経平均は155円高と3日ぶり反発、週末要因などから積極的な買いは限られる=10日後場

5/10 15:22 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
SUMCO2,477.5+2.50
出光興産1,041.5+34
ENEOS794.8+46.50
郵船4,977+44
商船三井5,121+57

 10日後場は日経平均株価が、前日比155円13銭高の3万8229円11銭と3日ぶりに反発、TOPIX(東証株価指数)は同14.75ポイント高の2728.21ポイントと続伸した。現地9日の米国株高を受け、朝方から買いが先行。日経平均は午前9時40分に、同667円90銭高の3万8741円88銭を付けた。しかし、買い一巡後は、戻り待ちの売りに押され、上値の重い展開だった。後場には、手控えムードのなか週末要因などもあり、一時50円強まで上げ幅を縮小する場面もみられるなど、積極的な買いは限られた。東証プライム市場の出来高は23億2067万株、売買代金は5兆3172億円と、SQ(特別清算指数)値算出日のため膨らんだ。騰落銘柄数は値上がりが902銘柄、値下がりは701銘柄、変わらずは48銘柄だった。日経平均先物・オプション5月限SQ(特別清算指数)値は3万8509円47銭。

 業種別では、33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落した。郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が上昇。SUMCO <3436> 、LIXIL <5938> などの金属製品株や、バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株も高い。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、アサヒ <2502> 、JT <2914> などの食料品株も堅調。武田薬 <4502> 、中外薬 <4519> などの医薬品株や、ディスコ <6146> 、ダイキン <6367> などの機械株もしっかりだった。一方、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株や、日産自 <7201> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株が下落した。

 個別では、日新 <9066> 、セレス <3696> 、リログループ <8876> 、ツムラ <4540> 、じげん <3679> などが上昇。半面、西武HD <9024> 、OKI <6703> 、大日塗 <4611> 、IIJ <3774> 、スクリン <7735> などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:5/10(金) 15:22

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