日経平均は1260円安と急反落、半導体売りに中東情勢ダメ押しで全面安=19日前場

4/19 11:53 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
ディスコ46,490+370.00
SMC82,670-240.00
アドテスト5,107-35
オリンパス2,256+65
東エレク35,010+70

 19日前場は日経平均株価が、前日比1260円89銭安の3万6818円81銭、TOPIX(東証株価指数)が同74.38ポイント安の2603.07ポイントといずれも大幅に反落して取引を終えた。現地18日のSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が続落したことから、半導体関連株が急落。半導体関連株は指数寄与度が高く、日経平均の急落を招いた。さらにイスラエルによるイランへのミサイル攻撃も伝わり、午前11時25分に、同1346円64銭安の3万6733円06銭を付けている。東証プライム市場の出来高は10億8883万株、売買代金は2兆7513億円。騰落銘柄数は値上がりがわずか47銘柄で、値下がりは1600銘柄と全体の9割を超えた。変わらずは5銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が下落し、3業種が上昇した。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株や、ディスコ <6146> 、SMC <6273> などの機械株が下落。オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株も安い。SUMCO <3436> 、LIXIL <5938> などの金属製品株や、デンソー <6902> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株も軟調。信越化 <4063> 、日東電 <6988> などの化学株や、AGC <5201> 、TOTO <5332> などのガラス土石株も弱い。一方、原油高の思惑からINPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が買われ、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株もしっかり。

 個別では、タツモ <6266> 、いなげや <8182> 、TOWA <6315> 、ローツェ <6323> 、ソシオネクス <6526> などが下落。半面、さくら <3778> 、富士石油 <5017> 、ブロンコB <3091> 、コスモエネH <5021> 、川崎汽 <9107> などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/19(金) 11:53

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