日経平均は176円高と反発、プライム売買代金は約1カ月ぶりに5兆円超え=14日後場

5/14 15:26 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
出光興産1,037+7.50
ENEOS800.2-2.50
トッパンH3,955-61
任天堂8,269+77
郵船5,084-114

 14日後場は日経平均株価が、前日比176円60銭高の3万8356円06銭と反発。TOPIX(東証株価指数)も同6.87ポイント高の2730.95ポイントと上昇した。朝方は買い優勢の展開で、日経平均は午前9時22分に、同298円22銭高の3万8477円68銭を付けた。その後は、米国で14日に4月PPI(卸売物価指数)、15日に4月CPI(消費者物価指数)の発表を控え、模様眺めムードが広がった。一時、下げ転換する場面もみられたが、米経済指標の発表を前に、売り買いどちらにもポジション傾けにくく、方向感に欠ける展開だった。東証プライム市場の出来高は21億1328万株、売買代金は5兆680億円。売買代金が5兆円を超えるのは、10日のSQ(特別清算指数)値算出を除くと4月19日(5兆4658億円)以来、約1カ月ぶり。騰落銘柄数は値上がりが746銘柄、値下がりは874銘柄、変わらずは31銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち18業種が上昇、15業種が下落した。出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株や、TOPPAN <7911> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が上昇。郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株や、OLC <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株も高い。王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株や、日本製鉄 <5401> 、神戸鋼 <5406> などの鉄鋼株も堅調。住友鉱 <5713> 、DOWA <5714> などの非鉄金属株や、日産自 <7201> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株もしっかり。一方、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株、SOMPOH <8630> 、東京海上 <8766> などの保険株が下げた。

 個別では、堺化学 <4078> 、アイロムG <2372> (監理)、古河電工 <5801> 、三菱紙 <3864> 、三井松島HD <1518> などが上昇。半面、KIスター不 <3465> 、スクエニHD <9684> 、FUJIMI <5384> 、バルカー <7995> 、イトーキ <7972> などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:5/14(火) 15:26

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