日経平均は491円程度安、売り一巡後は下げ渋り=15日前場

4/15 10:15 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
武田薬4,143-10
中外薬5,026-24
クレセゾン2,953.5+27
大和証G1,130.5-31.50
野村HLD868.9-31.10

 15日午前10時10分すぎの日経平均株価は、前週末比491円程度安い3万9032円前後で推移する。現地12日の米国市場で、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数を受けたインフレ警戒や、イランによるイスラエルへの報復攻撃が意識され、NYダウ、ナスダック総合指数がともに下落。その後、実際にイランによるイスラエルへの報復攻撃が実施されたことで、地政学リスクが意識された。午前9時19分には、同702円60銭安の3万8820円95銭を付け、取引時間中としては、5日以来、約1週間ぶりに3万8000円台となった。その後は、下げ渋る動きにあるもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所清算値比685円安の3万8865円だった。

 業種別では、33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇している。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、武田薬 <4502> 、中外薬 <4519> などの医薬品株が下落。クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株や、デンソー <6902> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株も安い。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、ヤマハ <7951> 、任天堂 <7974> などのその他製品株も軟調。JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株や、アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株も弱い。一方、三井金 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が高い。

 個別では、ジンズHD <3046> 、DDグループ <3073> 、SHIFT <3697> 、ACCESS <4813> 、ラクス <3923> などが下落。半面、IDOM <7599> 、インターアク <7725> 、Gunosy <6047> 、ベクトル <6058> 、RPAH <6572> などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時10分時点で、1ドル=153円台の半ば(前週末12日は153円24-25銭)、1ユーロ=163円台の半ば(同163円73-77銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/15(月) 10:15

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