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先日の2024.1Q決算発表で、車載チップレットについて、 私たちだけの都合ではなくて、ユーザーの都合もあるので、 今から正確に申し上げるのは難しいが、あえてざっくり申し上げると 2027 年ぐらいのタイミングで市場投入できるように、準備を進めている とのお話がございました。 いよいよ、チップレット先端半導体の車載化研究開発と仕様共通化を目的として 設立された技術研究組合、自動車用先端SoC技術研究組合 (Advanced SoC Research for Automotive、ASRA) が動き出したと感じました。 【組合設立の目的】 自動車の知能化・電動化を支える機能実現のために、 ハイパフォーマンス・コンピュータの車載化に向けて チップレット技術に期待が持たれる。 技術の車載化には機能安全や熱・ノイズ・振動などの 自動車特有の課題が存在するため、 自動車メーカーを軸とした共同体制を構築し、 技術課題の効率的解決を図るための技術研究を推進する。 【実用化の方向性】 自動車メーカー各社のユースケースに基づく課題抽出から より車載化への実用性の高い技術研究を果たす。 半導体メーカーに加え、ECU・ツール・OSなど、 幅広いメーカーの参画でターンキーの技術研究を果たす。 産官学連携をベースとした技術研究の体制構築により、 半導体の人材育成の底上げを図る。 【事業化目途の時期】 2028年までに試作検証を通じた要素技術を確立し、 2030年以降の自動車への量産適用を目指す。
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明日の株式相場に向けて=半導体関連が満を持して逆襲高へ 17:00 配信 みんかぶ データセンター関連の穴株では光関連デバイスを手掛ける精工技研 <6834> に着目。24年3月期は大幅減益見通しながら株価には既に織り込まれている。進捗率から上振れて着地する公算が大きいが、それ以上に同社株の場合は25年3月期の急回復シナリオが期待できる点が強み。データセンター向けに同社が生産する光コネクタや同製造装置、測定装置などが引っ張りだこになるシナリオが見え隠れする。 更に時価総額100億円未満の小型株ながらシステム受託開発で高実績を有する東海ソフト <4430> もマークしたい。5月期決算企業で、この時期“決算跨ぎ縛り”に該当しない銘柄である点はポイント。高い技術力に加え、地の利を生かしてトヨタ自動車 <7203> 向け車載用電子制御ユニット(ECU)などで将来性が見込まれる。業績は目を見張る高成長路線を走るが、時価予想PERは10倍を割り込み、株主還元も今期配当利回り3%超と申し分がない。加えて、ROEが14%台と高いにも関わらず、PBRが1.3倍台というのは評価不足が際立つ。株価はここ急速に見直されているとはいえ、水準訂正余地はむしろここからの方が大きい可能性がある。
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ECU書き換えでお願いします
国土交通省は「特に悪質な不正行…
2024/05/01 15:42
国土交通省は「特に悪質な不正行為」(同省)があった3機種の産業車両用エンジンに対して型式指定を取り消した。 現行の産業車両用エンジン6機種のうち、2023年4月に取り消しとなっている2機種と合わせて計5機種が型式指定取り消し処分となった。このうち3機種は排出ガスの規制値の未達、残る2機種は「試験用ECU」の不正使用が処分理由。 型式指定の再取得は「いばらの道」。技術力の不足が懸念されるため、再取得に数年かかる可能性がある。実際、日野自動車は不正発覚から2年あまりが経過したが、いまだに再取得できていないエンジンがある。