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悲願の「eLEAP」量産へ、背水のジャパンディスプレイが見出した光明 マイナビニュース プラスデジタル 掲載日 2024/05/23 13:33 ジャパンディスプレイ(JDI)が、長いトンネルから抜け出すタイミングが、ようやく訪れるのかもしれない。 同社が発表した2023年度(2023年4月~2024年3月)連結業績は、売上高は前年比11.7%減の2391億円。EBITDAは、前年度のマイナス361億円から改善したものの、マイナス282億円の赤字。営業利益もマイナス443億円の赤字から回復したが、マイナス341億円の赤字となった。当期純利益は赤字幅が拡大し、前年度のマイナス258億円から、マイナス443億円の赤字となっている。 一方、2024年度(2024年4月~2025年3月)連結業績見通しは、売上高は前年比7.3%減の2218億円、EBITDAはマイナス117億円の赤字、営業利益はマイナス182億円の赤字、当期純利益はマイナス266億円の赤字の計画だ。 数字の上では、赤字という「水面下」にあり、トンネルを抜け出したとは言い難い。 ジャパンディスプレイのスコット・キャロン会長 CEOは、「JDIは、連続で赤字が続いている。恥ずかしい。あってはならない。1日も早く赤字からの脱却を図らなくてはならない」と、赤字決算を自ら反省する。 その上で、「競合する他社を含めて、すべての企業が差別化を図れないまま、過当競争が起きているという業界全体の構造不況の問題もあり、小さな転換だけでは黒字にはならないと考えている。抜本的な大改革を果たさないといけない。テクノロジーによる変革も必要である。気合を入れて黒字化を進めていく」と、黒字化に向けた大胆な改革の推進に、意欲をみせる。 終わらない減収と赤字、競争環境も厳しいが、光明も? 2023年度の業績は減収、赤字となったが、赤字幅は縮小。とくに、コア事業と位置づける「車載」、「スマートウォッチ・VR等」の合計売上高は前年比6%増と増収になっている。さらに、2024年度下期からは、全社EBITDAでの黒字化を見込んでいる。 「筋肉質化に向けた徹底的な固定費削減と、事業生産性向上により、損益分岐点が低下している」と、黒字化に向けた進捗を示す。 同社では、競争が激しい第3.5世代の東浦工場での生産終了する一方、第6世代の茂原工場でのコスト削減などを実施。2025年3月を目標に、鳥取工場での生産を終了することも発表している。 ただ、厳しい環境は続いているの確かだ。エネルギー価格や部材価格の高騰、加工費も高止まりしているほか、VRは増収となったが、顧客が見込んだ売れ行きには到達せず、予想に対しては、売り上げ、収益ともに大きく下振れしてしまった。 【中略】 大幅な赤字を計上している液晶事業の構造改革は継続的に進めており、ノンコア事業と位置づけるスマートフォン向けの液晶事業は、収益性が悪いことから、戦略的に事業を縮小。2023年度の売上高は前年比57%減と半減以下に絞り込んだ。また、車載分野における不採算製品の撤退、縮小にも取り組んでいる。 ジャパンディスプレイ 執行役員 CFOの坂口陽彦氏は、「液晶に関しては、JDIが得意とする高性能LTPSパネルの需給が逼迫しており、ここにはビジネスチャンスがある。工場の稼働率を高め、数量を増加させるという点でもメリットがある」とする一方、「筋肉質な事業構造への移行を進めており、売上げが落ちても、しっかりと利益を確保でき、今後、売上げが伸びたときには、大きく利益成長する構造を確立する」と述べた。 社運を賭けた「eLEAP」、悲願の量産へ キャロン会長CEOが、変革の起爆剤に位置づけているのが、「eLEAP」である。 「文字通り、JDIの将来を担う次世代OLEDである。これが、技術での差別化につながり、業績回復の根本的な解決策になる。eLEAPが今後の飛躍的な成長を牽引する」と位置づける。さらに、「eLEAPの開発は着実に進行しており、2024年12月から、悲願の量産を開始することができる。いままでにない圧倒的なコストパフォーマンスを有し、世界初、世界一となる唯一無二の技術によって、お客様のニーズに応えることができる」と語る。 そして、「2024年度は、eLEAP元年になる」とも宣言する。 車載分野では、eLEAPによる新規開発技術や高付加価値製品の新規商談が活発化。eLEAPが持つ競争優位性を生かして、収益性が高い形でスマートフォン事業に再参入することも視野に入れている。また、2024年度下期からは、eLEAPの技術収入を計上することも見込んでいる。 さらに、中国の安徽省蕪湖市とは、eLEAP事業の立ち上げに関するMOUを締結。eLEAPの生産能力を50倍以上に拡大するための協議が、順調に進行しており、2026年度からの量産を目指すほか、インドにおいても、複数の有力企業への技術支援や、共同事業に向けた引き合いがあるという。インドでのeLEAPを用いた工場建設に関する具体的な協議が継続しており、これにより、中国およびインドにおける「地産地消」の生産基盤を構築することになる。 キャロン会長 CEOは、「OLEDが、世界のディスプレイ市場を席巻すると考えている」と、今後の市場動向を予測する。その理由を、「OLEDの優位性が圧倒的なため」と断言する。 バックライトを要する液晶に対し、OLEDは自発光の有機素子を利用。高い視認性を提供でき、色鮮やかな色相、超高視野角、高い動画視認性、完璧な黒表現のほか、薄くて、軽くて、省エネであること、フレキシブルで自由な成形が可能であるというメリットもある。また、OLEDにはエコシステムがすでに構築されており、規模の経済性が働くという強みもあると訴える。 そして、スマートフォン、車載、ノートPCにおいて、OLEDを採用する動きが始まっていることも指摘する。市場調査によると、スマホでは54%がOLEDになっているのに対して、車載では1%、ノートPCでは3%に過ぎないが、「メーカーの商品ロードマップを見せてもらうと、今後のディスプレイソリューションとして、液晶に代わって、OLEDを採用する動きが、これから加速することがわかる。MicroLEDやMicroOLEDには克服できていない課題もあり、歩留まりが悪く、コストも高い。それらの課題をOLEDは解決している」と語る。 実際、足元のOLED事業は成長軌道に乗っている。 OLED分野におけるJDIの競争優位性がすでに確立されていることを強調。旺盛な引き合いがあり、市場シェアを拡大しているという。現在の工場稼働率は100%であり、顧客需要が生産能力を超過しているという。 2023年度業績では、OLEDの売上高が前期比74%増の大幅な増加を達成し、2024年度以降も高い成長を見込んでいる。 そして、「これからのOLED市場を先導するのがeLEAPになる」と自信をみせる。 キャロン会長 CEOは、「好調なOLEDだが、2つの欠点がある」と前置きし、ひとつは寿命が短いこと、もうひとつは高コストであることを指摘する。「10年以上をかけて開発してきたeLEAPは、OLEDが抱えている2つの問題を解決できる。eLEAPは、OLEDの完成版である」と位置づける。 eLEAPでは、従来のOLEDに比べて約2倍の高輝度を達成しながら、3倍の長寿命を実現。マスクレス蒸着とフォトリソ方式を組み合わせた生産方法を用いることで、FMM(ファインメタルマスク)蒸着方式のOLEDに比べて、生産コストを30%削減できるメリットもある。 2023年7月からは、eLEAPの14型の試作品を顧客に提供しているが、2024年4月に新たに発表したノートPC向けの14型eLEAPは、既存OLEDと比べて約3倍となる1600nitsのピーク輝度を達成。コストを抑えたシングル構造による超高輝度化によって、高いコストパフォーマンスを実証した。同社では、eLEAPでタンデム構造を採用した場合には、3000nits以上の超高輝度を実現できることも発表しており、より豊かな輝度表現力によって、超リアルな視覚体験を実現するという。 「いまは負け組」のJDI、「eLEAP元年」の有言実行なるか 一方、基幹工場である千葉県茂原市の茂原工場の第6世代量産ラインへの設備投資を行い、2023年10月から試作を開始。現在の歩留まり率は60%以上の水準となり、社内計画を上回るペースで達成。量産を立ち上げる2024年12月には歩留まり率を90%以上に高め、安定性を持った形で生産できるという。 また、JDIでは、2023年7月に、JOLEDに在籍していたOLEDエンジニアを迎え入れ、リソースを獲得。eLEAPの開発を加速しているほか、OLEDに関する知的財産権やノウハウなども承継している。これにより、JDIでは、OLEDに関する特許を5000件以上、eLEAPに関する特許を500件以上も有する企業となっている。 「JDIは、いまは負け組である。ソニー、東芝、日立の技術が集まってできた会社であるからには勝たないといけない。これまでは差別化が足りなかった。他社が作れるものを作っていては、顧客価値は提供できない。eLEAPによって、これまでオフだったスイッチをオンにできる。世界一のディスプレイ技術を持つ会社になれる。有言実行で実績をつくる」とした。 eLEAP元年を迎えて、JDIの巻き返しが本格的に始まる。
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まあホロアースみたいなVR LIVEを観るだけなら移動は出来ないけどYouTube VRをスマホとスマホゴーグルで見れん事は無いと思う。 めいびー
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完全私見 亀山や三重の工場は、縮小する様ですが、白山については言及されていません。 アップルのスマホで、新モデルに液晶は採用されいとの報道が出ています。 では、いったい何の為に白山をアップルと共同で引き取ったのでしょうか? iPhone 16用のディスプレイは、既にサムスンやLGのOLEDが採用される旨の 報道が出ています。 今まで、唯一の液晶モデルであった、SEシリーズもSE4からOLEDが採用される 旨の報道が出ていますが、サプライヤーは不明です。 下記の中経のP14に『中小型ディスプレイ事業 他社との協業/工場の最適化』と 記載があります。 何処の会社と協業して、何をするのでしょうか?。 2023年度決算 及び 中期経営方針 2024年 5月14日 シャープ株式会社 【抜粋】 P7 • 2期連続で営業赤字 • 主因はディスプレイデバイスにおける 変化への対応遅れ ✓ SDPは連結化後も赤字継続 ✓ 中小型も足元で業績が急激に悪化 P9 • 大型ディスプレイ事業(SDP)の生産停止 [2024年度上期中] • 中小型ディスプレイ事業の固定費削減 (生産能力縮小、人員適正化等) P11 • 固定費の削減(生産能力の縮小、人員適正化等) 亀山第二工場の縮小(2,000 ⇒ 1,500枚/日) 三重第三工場の縮小(2,280 ⇒ 1,100枚/日) 堺工場OLEDラインの閉鎖 ※将来的には開発ライン化 • 車載向け/VR向けの販売拡大 P14 競争力強化に多額の投資が不可欠なデバイス事業は 工場の最適化や他社の力を活用した事業展開へと舵を切る ・大型ディスプレイ事業(SDP) 本年度上期中に生産停止し、事業転換 ・中小型ディスプレイ事業 他社との協業/工場の最適化
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完全私見 : 車載(コア事業)を検証してみました。 コモディティ化された液晶スマートフォン事業と車載の不採算製品を縮小 とのことで、FY24下期にスマホ向けのLCDの売上げは、ほぼありません。 Slide 19で、営業利益 △ 29億円に違和感があります。 Slide 9にOLEDは+74%の大幅増収、VRも増収で、全体で2割増とのことで、 黒字として考えると、車載(コア事業)は、赤字事業に転換したと考えられます。 尚、Slide 4にエネルギー・部材・加工費高止まりの影響は継続とのことで、 一過性の赤字だと良いのですが・・・。 海外の中小型LCD事業の参入が多くなることから、車載もコモディティ化が 進む可能性が高いです。 早く新製品(eLEAP/HMO)を投入して、LCD事業から手を引く必要があります。 まずは、12月からeLEAPの量産に予定通り入り、世間の評判を得ることが重要 だと思います。 成功すれば、評判を得やすい米国の主要顧客にスマートウォッチ用のOLEDを 供給できるようにした、月崎さんの功績は大きいですね。 そうなると、今後の事業展開や資金面で、スコットCEOの腕の見せ所です。 2023年度 通期 決算説明資料 2024年5月13日 より抜粋 Slide 4 ・エネルギー・部材・加工費高止まりの影響は継続 ・VRは前期比増収も、お客様が見込んだ売れ行きとならず、予想比売り上げ、 収益ともに大きく下振れ Slide 7 この状況において、JDIが得意とする高性能LTPSパネルの需給逼迫、および業界を通してのサプライチェーンの国際分散化は当社の工場稼働率向上に大きく貢献する可能性があるとともに、業界再編を促進 Slide 9 OLEDは+74%の大幅増収、 VRも増収で、全体で2割増 Slide 14 車載は不採算製品からの撤退により微減 Slide 19 コモディティ化された液晶スマートフォン事業と車載の不採算製品を縮小 FY24 下期予想 (億円) 車載(コア事業)662 スマートウォッチ・VR等(コア事業)495 液晶スマートフォン/欧米(ノンコア事業)0 液晶スマートフォン/中国(ノンコア事業)16 売上高 1,173 EBITDA 13 営業利益 △ 29 経常利益 △ 64 当期純利益 △ 96
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妄想ですが… 《ノクの旅》(仮称)がなぜこんなにリリースに時間がかかっているのか…? 私が思うに、スマホやPCだけでなく、VRのプラットホームにも対応させようとしているのではないでしょうか? Meta Quest、PSVR等々 メモントモリのような、美しい世界に入り込むことが出来るのなら、それこそ本当の「別世界」❣️
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【JDIを設立して10年間ゾンビ化させた「国」が現物株2億株を売却して全力離脱中】 本日、「投資不適格」要因リストに新たな項目が付け加えられる。 ・上場来11年連続赤字確定 ・キャロン就任後4期連続赤字 ・連続フタケタ株価6年目 ・過去最低売上更新 ・輸出企業なのにこの為替で赤字拡大 ・スマホ向け液晶撤退(競争に負けただけ) ・ソニー東芝日立INCJの設立メンバーが全逃げ ・銀行融資不可、公募増資不可、社債発行不可 ・MAX150億株までじゃぶじゃぶ株発行可能 ・新商品、新技術が利益を産んだ試しなし ・国費を4,000億を注ぎ込んでもなお資金ショート ・ディスプレイ市場不振で中韓台の大手との更なる競争激化 ・材料エネルギー費高騰分を転嫁出来ず「売上<原価」を継続(粗利段階で毎回赤字) ・過去最凶レベルのFCF ・あり得ない月商3倍超の在庫 ・既に流通株比率で上場廃止基準に抵触 ・METAGROWTH2026計画、KPI、下方修正の上にデタラメ、再修正もまた延期 ・あり得ない「透明ディスプレイ市場6千億」との超絶大風呂敷 ・売上不振で東浦工場閉鎖、茂原工場縮小、鳥取工場閉鎖、でも人員リストラせず ・JOLED倒産→100人受け入れ ・期末決算前に代表権のあるCFOが謎の辞任 ・元INCJの重鎮の取締役も離脱 ・有機EL生産の経験もない中華メーカーHKCと「覚え書き」レベルの提携交渉しかも破談 ・ワンチームどころかインドにまで頭を下げる節操の無さ ・経産大臣が直々に技術流出懸念表明 ・事業継続不可レベルの現預金290億(ステルス融資200億) ・モバイル完全消滅で茂原の存在意義なし ・世界中のVR大不振(メタバースが死語化) ・苦し紛れのSID参戦も全く市場反応せず ・visionoxがフォトリソ&マスクレスOLEDを発表。JDIより先に工場建設 ・前経営陣5人をステルス訴訟 ・lumifree、中小企業に少量出荷しかしてないのに100億目指すと豪語 ・2年前にコケた反射板を透明にしただけで「世界初」と株主総会前にいつものクッションリーク、更に大型化しましたと言っても誰も反応せずw ・中国の展示会にe-LEAPを出し、モーサテに取り上げられても市場全く無反応 ・ディスプレイメーカーでもない中華経済特区と覚え書き、12月末に締結予定がまたしても延期 ・しかもe-LEAP工場計画縮小 ・9か月連続資金ショート懸念 ・赤字拡大なのに上方修正を演出 ・INCJが持ち株売却加速 ・上場来安値更新を連発し遂に16円に ・被災の石川工場、再開する延期するのドタバタ ・株価急落してもスコットキャロンからの「お気持ち表明」3ヶ月なし ・遂に報告資料からインドと唯一無二の言葉が消える。 ・坂口CFO、24年度も赤字とこぼす ・スコットキャロン決算発表を理由も言わずに離脱。 ・中華さらに10月まで延期。 ・白山市にたった10億を返還するのを渋って最高裁で争うも不受理。 ・必死の「e-LEAP歩留まり60%」も市場は年初来安値を突きつける→今ココ
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2024.05.09 リリース エクサウィザーズ グループのExaMD、医療VRのジョリーグッドと業務提携 AIとゲームを活用した、在宅×ウェルビーイング・予防医療の新サービスの共創へ ~VRやスマホ環境で会話などで生活に寄り添いながらも、AIで健康リスク検知を実現〜
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5/9 リリース エクサウィザーズ グループのExaMD、医療VRのジョリーグッドと業務提携 AIとゲームを活用した、在宅×ウェルビーイング・予防医療の新サービスの共創へ ~VRやスマホ環境で会話などで生活に寄り添いながらも、AIで健康リスク検知を実現〜
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シャープも大画面液晶を辞める…
2024/06/02 23:09
シャープも大画面液晶を辞めるらしいから、スマホやVRは戦国時代に入るよ。稼働率競争に入るよ。