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欧州エアバスの背中遠のく 世界の旅客機市場はボーイングと欧州エアバスの寡占下にある。2社はそれぞれ4〜5割の市場シェアを占めているとされる。エアバスもサプライチェーン(供給網)の寸断で思うように生産が伸びていないが、ボーイングにとって、かつては格下だったライバルの背中はどんどん遠くなっている。 日本航空機開発協会(東京・千代田)によると23年のボーイングの受注機数は全体で1456機だった。コロナ禍からの反動で22年から1.5倍に伸びたものの、エアバスは2454機と倍増しており約1000機の差が付いた。 特に深刻なのが、世界の航空産業の主戦場となっている小型機(100〜200席程度)での競争力低下だ。小型機に限れば、エアバスは23年にボーイングの2倍を受注している。10年前までは競っていたが、ボーイングで18〜19年にも起きた小型機事故を受けて大きな差がついた。24年以降も差が広がる可能性がある。
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[台北 10月14日 ロイター] - 人工知能アプリケーションに使用される先端チップの主要メーカーである台湾積体電路製造股?有限公司<2330.TW>は木曜日、需要急増のおかげで第3四半期の利益が40%急増すると報告する見込みだ。 アップル<AAPL.O>やエヌビディア<NVDA.O>を顧客に持つ世界最大の受託チップメーカーは、AIに向けた急成長の恩恵を受けている。 LSEGのSmartEstimateによると、TSMC <TSM.N>は9月30日に終了した四半期に2,982億Tドル(92.7億ドル) の純利益を報告する予定だ。SmartEstimatesでは、より一貫して正確なアナリストの予測に大きな比重が置かれている。 この予測は、2023年第3四半期の純利益2110億Tドルと比較している。 TSMCは先週、台湾ドル建てで報告された第3四半期の売上高 (link)、市場予想を大幅に上回った。同社は決算会見で米ドル建ての収益見通しを発表している。 「アップル、エヌビディア、AMD<AMD.O>、クアルコム<QCOM.O>、メディアテック<2454.TW>などTSMCの主要顧客の大半は、TSMCの先端プロセス技術に大きく依存した新製品を発表している。 「TSMCの第3四半期業績は予想を大幅に上回るだろう」と李氏は付け加えた。 TSMCは木曜0600GMTの四半期決算説明会で、生産拡大に向けた設備投資を含め、今四半期および通期の見通しを更新する。 TSMCは、米国アリゾナ州の3工場に650億ドルを投じるなど、海外に数十億ドルを投じて新工場を建設しているが、ほとんどの製造は台湾にとどまるとしている。 TSMCは7月の最終決算説明会で、通期の売上高見通しを上方修正し、今年の設備投資計画を従来の280億〜320億ドルから300億〜320億ドルに調整した。 AIブームは、アジアで最も価値のある企業の株価上昇を後押ししており、TSMCの台北上場株は今年これまでに77%上昇した。 新竹に本社を置くTSMCは、台湾の輸出志向の経済において重要な役割を担っていることから、口語では「国を守る霊山」と呼ばれており、競争相手はほとんどいない。 かつては半導体業界の覇者であったが、50年の歴史を持つインテル<INTC.O>は、TSMCに対抗するために建設中の受託製造部門で損失が膨らみ、最悪の時期を迎えている。
1584超えたら2454 越え…
2024/10/29 10:26
1584超えたら2454 越えられなかったら429