検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> prismhit~~~明日から令和ですね。 人手不足も理由だ。地方では人口… pri***** 2024/06/05 05:36 人手不足も理由だ。地方では人口が減り、都市部では他の業種との人手の奪い合いで、事務職などの賃金は上昇傾向だ。子供世代が寺社を継がなくなり、神職などの若者のなり手も減った。日光東照宮の担当者も「一人が何役もこなすようになっている。地元では人が集まらなくなり、職員の住居確保のための費用もかさむ」と話す。 寺社によっては歴史的建造物や文化財を守る役割もある。国宝を含む重要文化財の修理・修繕は、一部は補助金が出るものの自己負担で賄う。ここでも金箔や漆などの材料費が上昇している。「重要文化財の指定は増える一方。手が回らず着手までに時間がかかるようになった」(修理にあたる文化財建造物保存技術協会=東京・荒川)面もある。文化財は観光関係者から見れば貴重な集客資産だが、次世代に引き継ぐべき遺産は、公開すれば傷みやすくなるジレンマもある。 来場者が増えてくれば防犯、防災対策も強化しなければならない。落書きや液体をかけられる被害や、近隣での火災などがあった東大寺は、値上げの理由の一つに挙げる。高野山のある和歌山県高野町が3月に「入山税」を想定した法定外税導入の検討開始を発表したのは、オーバーツーリズム対策をにらんだ動きだ。「町民が減少する中で駐車場やトイレなどの維持負担が重い」(同町) 物価高や人件費の上昇は、拝観料収入がない一般の寺社にも等しく押し寄せてくる。「卒塔婆の木材、お守りの材料費なども値上がりしている」(都内の寺院)。信仰が主体の寺社と一口にいっても形態は様々。檀家からの葬儀や法要のお布施が主体の寺、墓地経営を手掛ける寺、神社には祈祷(きとう)料などの収入がある。ただ人口の減少、地縁・血縁の希薄化など、有力寺社といえど安閑としていられない。
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> prismhit~~~明日から令和ですね。 人手不足も理由だ。地方では人口… pri***** 2024/06/05 05:36 人手不足も理由だ。地方では人口が減り、都市部では他の業種との人手の奪い合いで、事務職などの賃金は上昇傾向だ。子供世代が寺社を継がなくなり、神職などの若者のなり手も減った。日光東照宮の担当者も「一人が何役もこなすようになっている。地元では人が集まらなくなり、職員の住居確保のための費用もかさむ」と話す。 寺社によっては歴史的建造物や文化財を守る役割もある。国宝を含む重要文化財の修理・修繕は、一部は補助金が出るものの自己負担で賄う。ここでも金箔や漆などの材料費が上昇している。「重要文化財の指定は増える一方。手が回らず着手までに時間がかかるようになった」(修理にあたる文化財建造物保存技術協会=東京・荒川)面もある。文化財は観光関係者から見れば貴重な集客資産だが、次世代に引き継ぐべき遺産は、公開すれば傷みやすくなるジレンマもある。 来場者が増えてくれば防犯、防災対策も強化しなければならない。落書きや液体をかけられる被害や、近隣での火災などがあった東大寺は、値上げの理由の一つに挙げる。高野山のある和歌山県高野町が3月に「入山税」を想定した法定外税導入の検討開始を発表したのは、オーバーツーリズム対策をにらんだ動きだ。「町民が減少する中で駐車場やトイレなどの維持負担が重い」(同町) 物価高や人件費の上昇は、拝観料収入がない一般の寺社にも等しく押し寄せてくる。「卒塔婆の木材、お守りの材料費なども値上がりしている」(都内の寺院)。信仰が主体の寺社と一口にいっても形態は様々。檀家からの葬儀や法要のお布施が主体の寺、墓地経営を手掛ける寺、神社には祈祷(きとう)料などの収入がある。ただ人口の減少、地縁・血縁の希薄化など、有力寺社といえど安閑としていられない。
人手不足も理由だ。地方では人口…
2024/06/05 05:36
人手不足も理由だ。地方では人口が減り、都市部では他の業種との人手の奪い合いで、事務職などの賃金は上昇傾向だ。子供世代が寺社を継がなくなり、神職などの若者のなり手も減った。日光東照宮の担当者も「一人が何役もこなすようになっている。地元では人が集まらなくなり、職員の住居確保のための費用もかさむ」と話す。 寺社によっては歴史的建造物や文化財を守る役割もある。国宝を含む重要文化財の修理・修繕は、一部は補助金が出るものの自己負担で賄う。ここでも金箔や漆などの材料費が上昇している。「重要文化財の指定は増える一方。手が回らず着手までに時間がかかるようになった」(修理にあたる文化財建造物保存技術協会=東京・荒川)面もある。文化財は観光関係者から見れば貴重な集客資産だが、次世代に引き継ぐべき遺産は、公開すれば傷みやすくなるジレンマもある。 来場者が増えてくれば防犯、防災対策も強化しなければならない。落書きや液体をかけられる被害や、近隣での火災などがあった東大寺は、値上げの理由の一つに挙げる。高野山のある和歌山県高野町が3月に「入山税」を想定した法定外税導入の検討開始を発表したのは、オーバーツーリズム対策をにらんだ動きだ。「町民が減少する中で駐車場やトイレなどの維持負担が重い」(同町) 物価高や人件費の上昇は、拝観料収入がない一般の寺社にも等しく押し寄せてくる。「卒塔婆の木材、お守りの材料費なども値上がりしている」(都内の寺院)。信仰が主体の寺社と一口にいっても形態は様々。檀家からの葬儀や法要のお布施が主体の寺、墓地経営を手掛ける寺、神社には祈祷(きとう)料などの収入がある。ただ人口の減少、地縁・血縁の希薄化など、有力寺社といえど安閑としていられない。