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2024年5月26日、中国全国人民代表大会第9次会議で4月23日火曜、、「金融企業の国営資産管理状況調査審議意見および研究、処理、改造状況報告書」(以下、報告書)に対する質疑が続いたが、今回の「報告書」では、金融業界内の成長と管理に乗り出す「国家代表級」金融会社を養成する案が提示されたと伝えられた。特に国務院は今後「国家代表級金融会社」を養成する案を提示し、彼らがグローバル金融業界内でも「一流企業」に成長するのを助け、金融分野関連のより多くの支援に乗り出すよう誘導する方針だと伝えた。この中でも世界一流証券会社を育て、各種証券サービスの提供能力を育て上海、宣伝証券取引所の運営能力も補強する計画が提示した。また、金融業界内の不要な競争を解消するために過度な競争が行われた産業に対しては一定レベルの調整を、補強が必要な分野に対しては支援を提供し、金融サービス全般にわたってサービス能力能力を高め、金融業界でさらに積極的な態度で国家戦略を遂行するための金融支援に乗り出すよう誘導するだろうと述べた。
値決めの基準になった3〜5月期…
2024/06/20 04:52
値決めの基準になった3〜5月期は鉄鉱石価格が安値圏で推移していた。英LSEGによると、シンガポール取引所(SGX)に上場する鉄鉱石先物の価格は4月1日時点で1トン約102ドルと、直近ピークだった1月3日(143ドル)から3割下がった。4月4日には98ドル台に沈み、約1年4カ月ぶりに節目の100ドルを下回る場面もあった。 背景は中国で鉄鋼の需要低迷が続くとの警戒感がある。鉄鉱石は中国が主要な輸入国で、世界の海上輸入量全体の約7割を占める。中国で鋼材需要が落ち込めば鉄鉱石の引き合いも弱まり、相場を下押しする。 鋼材の代表的な用途である建設・不動産業の不振が鉄鋼市況の重荷だ。中国の1〜3月期の業種別GDP(国内総生産)は、不動産業の前年同期比の実質成長率が12業種で唯一マイナスだった。住宅販売が鈍く、建設投資も低調だ。中国の調査会社マイスチールによると、代表的な建材である鉄筋の価格指数は4月に23年末比で一時12%下がった。 国内大手商社の鉄鉱石調達担当者は「中国政府が不動産のてこ入れ策を打つとの期待もあったが、3月の全国人民代表大会(全人代)で目立った景気刺激策が出ず、失望売りが膨らんだ」と振り返る。