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金に比べて銀の伸びが大きくなった一因には、金相場の高騰に比べて銀の相場が割安だったことがあるとみられる。もともと銀は金よりも単価が安く、「貧者の金」の異名を持つ。日本貴金属マーケット協会の池水氏は「銀は最近まで、金に比べた出遅れ感が目立っていた」と話し、インドで宝飾品含む投資向けの銀需要につながったとみる。 金価格を銀価格で割って相対的な価値を示す「金銀比価」でみると、1〜3月時点では、金が銀の85〜90倍程度と大きな開きが目立った。 春からは相対的な割安感や産業用需要の拡大観測などから銀が上昇し、国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は20日、一時1トロイオンス32.8ドルと12年5カ月ぶりの高値を付けた。20日時点の金銀比価は75倍程度と1〜3月ごろに比べ価格差が縮小した。池水氏は「金銀比価の過去50年平均は60倍程度。ここ数年で見ても70倍を上回るとなお割安感がある」と話す。 インドの買い意欲は続きそうだ。シルバー・インスティチュートは24年の年間見通しについて「継続的な経済の強さや可処分所得の増加などを背景に銀の宝飾品需要が伸びている」と指摘する。 23年に人口が14億2000万人を超え、中国を抜いて世界1位となったインド。国際通貨基金(IMF)は名目GDP(国内総生産)は25年に4兆3398億ドル(約670兆円)となり、日本を上回り世界4位に浮上すると推計している。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは「今後も買い手として存在感を高める」とみている。
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銀、宝飾品大国インドで増す輝き 1〜3月の輸入が急増 2024/05/28 02:00 日経速報ニュース 1292文字 宝飾品大国といわれるインドで、2024年に入って銀(シルバー)の輸入が増勢だ。1〜3月の輸入量は既に23年の通年の輸入量を上回った。経済成長を背景に豊かさの象徴として貴金属の需要が増える中で、高騰している金(ゴールド)に比べて割安感がある銀への関心が高まっているもようだ。宝飾品の製造量も増えている。 インド商工省によると、24年1〜3月の輸入量は約4000トン。すでに23年の通年の輸入量(3625トン)を上回った。とりわけ2月の輸入量が1月(約637トン)の約3.6倍の2295トンと膨らんだ。 国際調査機関シルバー・インスティチュートによると、各国の生産量をもとに算出した銀の宝飾品需要で、インドは23年に8370万トロイオンス(2603トン)と世界(2億310万トロイオンス)の4割超を占めた。 金に比べて銀の伸びが大きくなった一因には、金相場の高騰に比べて銀の相場が割安だったことがあるとみられる。 金価格を銀価格で割って相対的な価値を示す「金銀比価」でみると、1〜3月時点では、金が銀の85〜90倍程度と大きな開きが目立った。 春からは相対的な割安感や産業用需要の拡大観測などから銀が上昇し、国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は20日、一時1トロイオンス32.8ドルと12年5カ月ぶりの高値を付けた。20日時点の金銀比価は75倍程度と1〜3月ごろに比べ価格差が縮小した。池水氏は「金銀比価の過去50年平均は60倍程度。ここ数年で見ても70倍を上回るとなお割安感がある」と話す。 インドの買い意欲は続きそうだ。シルバー・インスティチュートは24年の年間見通しについて「継続的な経済の強さや可処分所得の増加などを背景に銀の宝飾品需要が伸びている」と指摘する。
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金価格上昇、年内に2500ドル台 東海東京の白井氏 金(ゴールド)の国際価格は歴史的高値圏で推移している。国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は20日、1トロイオンス2454.2ドルと、約1カ月ぶりに史上最高値を更新した。金価格の年内の見通しを、東海東京インテリジェンス・ラボの白井誠一郎ストラテジストに聞いた。 金価格は年末までに2500ドル台を付けそうだ。国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシルの23年需給統計で金需要の上位を占める3つの要因が相場を支える中、年後半にかけて米国の利下げで金の投資妙味が増すとみる。 1つ目はアジアを中心に伸びている宝飾品だ。中国は不動産不況や米金利の高止まりで人民元安が進み、価値が目減りしにくい金が買われている。街中のスーパーで金の宝飾品が売られることが珍しくなく、文化的選好度も高い。インドも贈答用などの需要が根強く、経済成長や所得向上で購買力が拡大している。 2つ目は中央銀行の買いだ。ロシアがドル建て資産を凍結され、新興国の中銀が外貨準備として金を保有する動きが拡大した。年間1000トン規模で金を購入しており、価格上昇に敏感でない中銀の買いは長期的に続きそうだ。 3つ目は地金・コイン、実物の金を裏付けとした上場投資信託(ETF)など投資需要だ。中国の個人投資家を中心に地金などの現物需要が伸びている。中国経済は景気不安や不透明感が根強く、中長期的に金の買いが続くだろう。 米連邦準備理事会(FRB)が年内に2回の利下げを実施するとみている。ETFはこれまで売りが目立っていたが、利下げ期待の拡大や実施で、米欧の機関投資家などによる金への資金流入が一段と加速するだろう。米経済が堅調に推移して利下げ期待が後退すれば、上昇圧力が緩む展開も想定される。
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金価格高騰でリサイクル量拡大 4年ぶり高水準 金(ゴールド)価格の歴史的上昇を受け、宝飾品などを買い取って金を精製するリサイクル需要が膨らんでいる。2024年1〜3月はリサイクル量が約4年ぶりの高水準に達した。リサイクルされた金は供給全体の3割を占め、環境負荷の少ない金として存在感が高まっている。 「3月の買い取り件数は1月に比べ4割増えた」。国内地金商大手の田中貴金属工業によると、宝飾品買い取り事業「RE:TANAKA(リ・タナカ)」では金製品の持ち込みが急増している。 同社は「連日の最高値更新を受け、さらなる価格上昇に期待して持ち続ける動きも増えている」と話す。今後も取引が一段と広がる余地もある。 国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、リサイクル金の供給が24年1〜3月は350.8トンと、前年同期に比べ12%増えた。四半期ベースでは20年7〜9月(378.0トン)以来、約4年ぶりの水準だった。 供給全体(1238.3トン)の3割近くを占め、鉱山生産に次ぐ大きな供給源だ。リサイクル量が直近の底だった22年7〜9月はその割合が2割強だった。 WGCによると、金の国際価格の1〜3月平均価格は1トロイオンス2069.8ドルと初めて2000ドルを上回る高値圏で推移した。マーケット・ストラテジィ・インスティチュートの亀井幸一郎代表は「価格高騰が宝飾品などのリサイクルの持ち出しを促した」と指摘した。
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祝4桁突入! 金価格まで追いつく勢いか?とも思いましたが、あまり先行きは期待されていませんね。 短期的には白金、中長期は金で…。 『2024年、プラチナの平均価格は1トロイオンスあたり960ドル、パラジウムは23%下落して1,030ドル、ロジウムは28%下落して4,750ドルになると予想しています。 Metals Focusによる白金族金属の市場収支と価格予測 2024年5月13日』
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プラチナ価格、高値圏 ようやく脱した「独VWの呪縛」 2024/05/13 16:03 日経速報ニュース 1275文字 自動車の排ガス浄化触媒や宝飾品に使う貴金属の白金(プラチナ)の先物価格に先高観が出ている。白金は産業用需要が7割を占めており、最大消費国である中国の景況感改善も相場を支えている。 白金の国際指標であるニューヨーク先物(中心限月)は4月12日、1トロイオンス1020.5ドルと年初来高値を付けた。米金利上昇から一時調整したものの、5月10日に一時1008.5ドルと足元で上昇基調が続く。 背景には供給不足がある。国際調査機関の英ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)が5月13日に公表したリポートでは、24年の白金需給を14.8トンの供給不足とした。供給不足は2年連続となる。 需要をけん引するのが自動車の向けの回復だ。白金は工業・自動車需要が7割強を占めており、特に排ガスを浄化する触媒向け需要が大きい。24年の自動車向け需要は101.7トンと前年に比べ2%増える見通し。 これまで独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車の排ガス不正問題をきっかけに白金の需要低迷が続いてきたが、問題が発覚した15年の自動車向け(100.9トン)を上回る。 自動車のモデル変更で排ガス浄化触媒に使う貴金属をパラジウムから相対的に割安な白金に切り替える動きも追い風だ。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは「VW問題の『呪縛』から解放される兆しが出ている」と指摘する。 もう一つの要因は同じ貴金属である金価格の上昇だ。金と白金の価格差(同)は4月19日に過去最大の1470ドルに達し、足元でも1300〜1400ドル程度の差が出ている。吉田氏は「白金は割安感から上値余地がある」と指摘する。 白金相場の底堅さも意識されている。NY先物終値の月足で見ると、リーマンショックが起きた08年の10月(831.6ドル)、VW問題が起きた15年の11月(832.9ドル)、新型コロナウイルス禍の20年3月(729.9ドル)でも700ドルを割っていない。 森田氏は「下値水準が明確になってきており、投資リスクが意識されにくくなっている」とみる。
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@@@@ 2頁 @@@@ 提案2: 「中外鉱業株式会社が静岡県伊豆市に保有する 持越金山の採掘再開準備を行う。」 理由: ① 2024年4月17日水曜日本時間12時51分現在、 米国の代表的金価格である、 CGMain の値は、1トロイオンス=31.1グラムあたり、 2398.9米ドルであり、154.649円/米ドルで換算すると、 (2398.9 /31.1) x 154.649 = 11928.86 円/グラム である。 出口雄三理学博士: 『持越金山の近況』 日本鉱業会誌No.602 Page352- (1935年6月) に記載されたデータと、 過去に中外鉱業が採掘した金鉱石の記録から、 現在でも、持越金鉱山は、十分採算可能な状況である。 ② 持越金山は、伊豆大島沖地震に伴って生じた 残土流出事故のあった、1978年1月から現在まで、 46年しか経過していないので、当時30歳だった、 持越金鉱山で働いていた従業員は、まだ、70才代後半、 その気になれば、操業当時の話しを直接聴き、 その経験を金鉱石採掘再開に活用することも可能ではあり、 また、そういうことができる、最後の機会を最大限に活かすべきだ。
Gold Shines whe…
2024/06/05 20:07
Gold Shines when Stock Market fell; Price Drop Today, Buy Gold Now? Business Jun 05 2024 02:36 PM 金価格は最近、株式市場の変化や世界経済の要因に大きく反応し、大きく変動しています。昨日の大幅な上昇の後、今日は金価格が下落し、投資家の間では購入するのに適切な時期かどうかについての疑問が高まっています。 昨日の急騰と今日の下落: 株式市場が低迷した昨日、金価格は10グラムあたり560ルピー急騰し、53,440ルピーに達しました。しかし、今日、価格はグラムあたり53,280.66ルピーにわずかに下落しています。国際的には、金は1トロイオンスあたり2335.34ドルで取引されており、安定した傾向を示しています。アナリストは、今日の下落にもかかわらず、金価格は長期的に新記録を樹立する可能性があると予測しています。(AI翻訳)